お見世出し (森山 東/角川ホラー文庫)

舞妓の話が2つ、扇子職人の話が一つ 小編、中編、小編となっているが、だんだん壊れる 久々に嫌なものを読んだ おススメ度:★★★★☆ 読み終えてこれだけ後味が悪いのも久しぶりだ。最初は「ちょっと興味深い …

最近読んだ本【2020年1月~2月】~読書メモ(57)

最近読んだ本 一部パラパラと読みかえしたものもあり いろいろ オモシロ度:それぞれ 【ノンフィクションもの】 ・スティーブン・ピンカー『21世紀の啓蒙(上)/(下)』(橘明美+坂田雪子〔訳〕、草思社) …

アウトブレイク( ウォルフガング・ペーターゼン監督/1995)

エボラ出血熱の流行を扱った古い映画 1994年のベストセラー「ホット・ゾーン」のブームに乗った感 酷い脚本だ(演技は悪くない) おススメ度:★☆☆☆☆ 2020年の2月8日現在、最もホットな話題は「新 …

悪魔と裏切者(山崎正一、串田孫一/ちくま学芸文庫)~読書メモ(56)

「伝説のケンカ」 ルソーとヒュームのどちらに共感するか 笑えます オモシロ度:★★★★☆ さて、先日、イギリスはEUから離脱した(らしい)。とはいえ、移行期間はまだあるし、その期間が延長されないとはい …

新装増補版 自動車絶望工場(鎌田慧 (著)/講談社)

1972年にトヨタで期間工務めた日記 それに付随する非人間的労働の批判 確かに絶望を感じた おススメ度:★★★★☆ 現代に於ける労働問題の根源を知ることのできる一冊だ。大多数の社会人にとっての悪夢的世 …

2010年代アニメまとめ(6)

「2014年アニメ」について 「きらら」アニメについて これぞ深夜アニメという作品が多かった年 おススメ度:特になし 【2014年テレビアニメ概況】 2014年冬アニメでは、『ウィッチクラフトワークス …

新耳袋殴り込み 第一夜 (ギンティ小林/角川ホラー文庫)

新耳袋のエピソードの舞台を取材 怪談の検証風怪談 イマイチ乗り切れない軽さ おススメ度:★★☆☆☆ 著者が聞いたら絶対に怒り狂うと思うが、本の感想を書くサイトだから仕方ない。はっきり書いてしまおう。文 …

最近読んだ本【2020年1月】~読書メモ(55)

去年末から今月にかけて読んだ本 ホラー、歴史、文学、エッセイ 怪奇ものはおもろいです オモシロ度:それぞれ 【怪奇幻想もの】 ・ルゴーネス『アラバスターの壺/女王の瞳』(大西亮〔訳〕、光文社古典新訳文 …

忌み地 怪談社奇聞録 ( 福澤徹三・糸柳寿昭(共著)/ 講談社文庫)

実在する怪談蒐集団体のお話 糸柳と上間という二人の人物が取材した内容 を、取材した現代怪談集 オススメ度:★★☆☆☆ 冒頭でこの本が怪談社という団体に所属する二人の人物の取材記であることが記される。結 …

息吹(テッド・チャン、大森望〔訳〕/早川書房)~読書メモ(54)

久々に出た2冊目の短編集 テクノロジーを通して人間を問い直す オプティミズム志向のSF オモシロ度:★★★★★ テッド・チャンの二作目がようやく出版された。『あなたの人生の物語』以来で、17年ぶりだと …

奴隷小説(桐野夏生/文春文庫)

怪奇小説…いや幻想小説家 タイトルほどのインパクトはない どれもプロローグっぽい感じ おススメ度:★★☆☆☆ 自虐読書というものがあって、私は新年早々初出勤に合わせて「新装増補版 自動車絶 …

生まれてきたことが苦しいあなたに(大谷崇/星海社新書)

「最強のペシミスト・シオランの思想」という副題 「気鋭のシオラン研究者」がえがくシオラン像 元気が出るサプリではない(読む人次第) オモシロ度:★★★★★ 【本書について】 まず、本書のタイトルはどう …

TVピープル(村上春樹/文春文庫)

村上春樹初期の短編集 不気味だがテーマはストレート 何だかんだで読んでしまう おススメ度:★★★☆☆ 本書を読んでいて思い浮かんだのはセンス・オブ・ワンダーという単語だった。ご存知の方も多いが、これは …

年末年始に読んだ本(2019年~2020年)

    年末に読んだ本 あるいは年始に読むつもりの本 読んだ新書について オモシロ度:それぞれ 【はじめに】 今回の投稿はおそらく年明けになっているかとおもいます。とくにあいさつなどありませんが、私も …

2019のまとめ【きうら編】

2019/12/31   -まとめ
 

はじめに 今年も何となく振り返りの記事でも書こうかなぁ、と思って過去記事を読み返していると、時間の不確定さに驚いた。つい最近読んだと思っている本が春だったり、最近読んだ本を忘れていたり。時間とは滔々と …

水に似た感情 (中島らも/集英社文庫)

ほぼ実話のTV制作ドキュメント 驚くほどの下品さと繊細さが混在 ちなみに躁病の時に半分書いたらしい おススメ度:★★☆☆☆ まず「中嶋らも」という作家の情報をどの程度知っているかで、この本の面白さが変 …

2019年まとめ【書物・競馬】

「2019年」まとめ 読書と競馬について 今年のマイブーム? おススメ度:まとめ 【まえがき】 今年は後半から、意図的に記事を書く量を減らしたので、結構読むことができた。冊数は数えてないのでわからない …

百鬼夜行 陽 鬼童 青鷺火 墓の火 青女房【電子百鬼夜行

京極夏彦好きのためだけの小節 それなりに面白いがオチはない 壮大なサーガの一部 おススメ度:★★☆☆☆ 前回、同作者の「ヒトでなし: 金剛界の章 (京極夏彦/新潮文庫)」を読んだ後、何となく、まだ読み …

ターミネーター:ニュー・フェイト(監督:ティム・ミラー 製作:ジェームズ・キャメロン/デヴィッド・エリソン)

2019/12/09   -★★☆☆☆, 未分類

T2劣化コピー みんな老いた 分かるけどさ、20年遅い。 おススメ度:★★☆☆☆ 先日、ターミネーター2を再見して、いたく感動した。CG技術は未熟だが、とにかく、カッコいい。無印のターミネーターがSF …

ヒトでなし: 金剛界の章 (京極夏彦/新潮文庫)

不幸な男が非積極的に人を救う話 ヒトでなしとは善で悪でも無い極北のこと 異様にハマってしまった おススメ度:★★★★☆ 久しぶりに本を読んでいて心地良かった。読まなければならない、という主体性を求めら …

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