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コロナワクチン2回目接種体験記

投稿日:2021年8月2日 更新日:

  • ワクチン接種の是非について
  • 専門的な意見ではありません
  • コロナとオリンピック
  • おススメ度:それぞれ

20年以上出たことがない熱が39度に達していた。昨日ファイザー製の対コロナワクチンの2回目を摂取した。統計データで40代は40%近くが発熱するらしいうえ、前回も発熱したので想定の範囲内である。熱が出た経験が極端に乏しいので実感が全くない。ちょっとぼうっとする。少しだけ頭痛もする。それ以外は普通だ。今計ると熱が38.5度であったが、こんなものだろうか。

そう書いてから1週間が過ぎた。あの時はそれ以上のテキストを打つ気になれなかったのだ。結果から言えばその翌日に全快し、普通に働いていた。ただ私の経験上、ファイザー製にしろモデルナ製にしろ、2回目を摂取した後は何らかの体調不良が出やすいので、働いているのなら有休を、学校であれば無理せず欠席を、そうでない人も安静にしていた方がいいとは思う。

ワクチンは変異株の予防には弱いとはいえ、重症化を防ぐ効果は強制的な世界的臨床試験のような状況から「ある」と言っていいと思う。それがどれくらいあるのかは、後世になって検証されないと分からないだろう。天災・人災問わず大中小規模な生存環境の変化は時代を問わず起こっており、私の世代がコロナだったのかと思ったりする。あと、南海トラフ大地震だけは心配しているが。

ホラー・オカルト的な話をするなら「ワクチンを打つと2年(5年)以内にみんな死ぬ!」とか言っている人もいるが、これだけ医療従事者の方を初め多くの方がワクチン摂取された以上「俺は打たないぜ」と言って生き残った方が地獄ではないだろうか。いやもっと単純に人口が激減すれば社会インフラが崩壊するだろうし、本当にキングの「ザ・スタンド」の世界がやってくるんじゃないだろうか。

リーダーの目がインスマス面みたいになって来たので、施政者たちは本当に困っているのだろう。私もこの件を茶化す気は一切ない。罹患者の方の一刻も早い回復を、医療従事者の現場の方には感謝を、この病の根絶を願って止まない。その上で、今現在の感染爆発は、

1.「緊急事態」を連発しすぎて「緊急事態」が平常化した。
2.オリンピック・プロスポーツ・高校野球・公的団体行事などを通じて、暗に「大したことないよ」というメッセージを送り続けている。
3.マスコミがスポーツ礼賛とコロナ対策批判のダブルスタンダードな報道姿勢を崩さないので、社会が混乱している。
4.前提があるはずの感染しても重症化しないという情報がエビデンスのないまま拡散している。
5.単純に身をもって「俺はもう制限された生活は我慢できないんだぜ」というインフルエンサーが多数いる。
6.以上のことから、正常性バイアスが国民全体に醸成された。

と、いったことに原因があるのではないかと思う。オリンピックについて否定的な投稿をしたが、もはやその程度の問題でも無くなってきた。だいたいプライドが高くて自滅するのは実に日本的文化だなと思ったりもする。かといってフランスのようにあまりに「もうどうにでもなーれ」的に振れてもいけないし、本当に世界的な試練を迎えているのだろう。

マネー&パワーが資本主義社会の原則なので、公式にごめんなさいできないのは十分理解できるが、1~3については現政府の失政だろう。ステークホルダー笑の都合に右往左往して分かり切っていた正解を選べなかった。選ばせてもらえなかった? そう考えると現実とは実にホラーではないか。他人を虐げて儲けた金で喰う飯は旨いのだろうか。たぶん、すごく美味しいだろう。

親戚の60代の独身男性は私と同じくワクチン接種後に高熱が出て倒れ、5日後に玄関で発見された。脱水症状の限界から考えて、あの世へ90%位は近づいていたと思うので、本当に皆さんも気を付けて下さい。2段落目の文章はその経験から書いた。どちらかと言うと孤独死の問題のような気もするが、くれぐれもご自愛を。

そのご自愛ができないから死ぬんですけどね。

(きうら)


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