- マスクの仕方
- これまでの読書経過
- 土葬文化はどーなるの
- オススメ度:特になし
【年明けから2ヶ月】
2021年3月になりました。ということは、一般的にマスク使用が日常となってから1年経ったということです。去年の今ごろからはマスク不足が徐々に喧伝されて、なるべくひとつのマスクを長く使用するために、2つ折りにしたティッシュを挟んで使用していました。当初は息苦しいものがあったものの、次第に慣れて、今ではマスクをある程度長持ちさせられるし、肌にも少し優しい部分もあるし、花粉症の時にはそのティッシュで鼻をかめばいいしといった具合です。とくに花粉症用の鼻紙は保湿されてるのがあるので、肌心地はよいです。ただし、感染予防がどうなるかは分かりません。
さて、この2ヶ月の読書に関しては、思っていた通り、読む冊数が去年より減ってしまった。とにかく夜になると眠いのです。夜9時にはすでに眠くなるときがあるので、そうすると読書がはかどらない。その時には、30分くらい夜寝(?)していますけど、それでも午前0時を過ぎるともうダメ。先日も『ウマ娘』を24時からリアタイ視聴しながら途中で寝落ちしてしまった。そして、これを書いている今もかなり眠いです。
30分アニメですらこれなのですから、長編映画など夜に観るとどーなるのか。実は今、映画は細切れで観てます。20分~30分くらい観て、眠くなったら続きは明日。もし映画館になどいったら、場合によってはおそらくすぐにグースカでしょう。こんな見方で映画が楽しめるのかというと、意外と楽しめます。というか、こうしないと絶対に寝落ちしてしまうのでしょーがない。
【今年のこれまでの読書】
これまでの読書はぼちぼちですけど、先ほども申し述べたように、明らかに量的に減った。いつもの冬の夜なら、おそろしく読書がはかどるのですけど、今年の冬はもうあかん。薬のせいで眠すぎる。これを書いている現在も、何を書いておるのか実は半分ほどわかっていません。というか、個人ブログとはいえ、こんな個人的すぎることをかいていいのだろうか。いいのでしょう。それがブログのいいところ。
【今読んでる本】
・高橋繁行『土葬の村』(講談社現代新書)
上記の本を読みかけています。現代日本では、遺体はほぼ火葬されている状況ですが、わずかながら土葬されている地域もありますし、「土葬の会」というものもあり、土葬を選ぶ方々もいるそうです。土葬は基本的に、日本の法律で禁止されているわけではありません。土葬を希望する人と、土葬の土地と、その埋葬法を世話する人がいれば、条件的に土葬は可能です。本書の前半部分では、主に近畿地方での土葬文化が書かれています。
京都府の南山城村や、奈良市大保町や奈良市田原地区や、十津川村などでの土葬の様子が書かれてますけど、その地区でも最近は土葬は途絶えがちだそうです。そりゃそうです。土葬するには穴掘りをしなければなりませんし、親族などの反対もあります。なにより、簡便に葬儀(火葬)が行われるならば、そっちの方を選ぶのもとーぜんかもしれません。めんどくさい土葬は、もうよそう、ということなのでしょうねぇ。
ところで、私の祖父母がいたとある地域でも、十数年前まで、土葬されることがありました。祖父なんかは昔、時たま穴掘りの手伝いに行っていたそうです。現在ではその地域でも、おそらく火葬しかされてないでしょう。土葬を希望する人もきっといませんし、世話をする人もきっと絶えてしまったのでしょう。
そんななか、全国には土葬を希望する人もいます。山梨県にはそうした人たち用の霊園もあるそうです。宗教的な面からはもちろん、自らの肉体を土地へと還したいという想いもあるようです。土葬という埋葬法はおそらく、一般的にはあまり認知されていないでしょうが、そういった選択肢もあるということです。
余談。ちなみに私は、小学生の時に、奈良県で野辺送りの様子を見たことがあります。あれが土葬への道行きだったのかどうかは分かりませんけど、今でも強烈にその光景が目にやきついております。
さらに余談。アニメ『ゾンビランドサガ』のフランシュシュについてです。このメンバーのなかで、確実に土葬されたと言えるのは、ゆうぎりさんだけでしょう。その他は、火葬なのかもしれませんけど、もしそうなら、ではどのように復活させたのでしょうか。初期のゾンビイメージは、墓場から起き上がるものなのですが、彼女たちの復活はそれとは違うのかもしれません。まあ、彼女たちの葬法がどのようなものだったのかという、そんなことはこのアニメとは関係なさそうですが。
(成城比丘太郎)