★★☆☆☆

日本〔論〕についての会話

投稿日:2018年3月11日 更新日:

死者と先祖の話 (山折哲雄/角川選書)
日本論(石川九楊/講談社選書メチエ)

  • 日本と日本文化を規定するものとは
  • 宗教観と日本語から見る日本論
  • どちらも中途半端なかんじです
  • おススメ度:★★☆☆☆

【登場人物】
K(俺)……男子高校生。
T(おれ)…男子高校生。

【とある高校の図書館、T登場】
《T》:おいK、まだあのレポート書いてないのか。もうみんなマクド出て、カラオケ屋に向かってるぞ。
《K》:なんや、Tかよ。えーと、おう、まだ書けないというか、本は読んだけど、何を書いていいのか分からなくて。
《T》:(K、隣の席に座る)ええと、それはまあ、適当に書いても及第点はもらえるはずだしなぁ。何読んだ?ええと、『死者と先祖の話』だって、宗教学的なやつか。どんなかんじ?
《K》:ちょっと、その本の裏カバーの宣伝文句読んでみて。
《T》:なになに、「無葬無墓・散骨葬・寺院消滅・脱宗教――死を棚上げしたまま肥大化する社会現象に、解決への糸口は見つかるのだろうか……」
《K》:ちょっとそこまで読んでどう?
《T》:どう、とは?
《K》:例えばさ、海外サッカーニュースとかで「エイバル乾、この後ゴールなるか」って言ってて、ゴールすると思うか。
《T》:それは、99%ゴールしないな、とくに民放だと。
《K》:だろ。だから「見つかるのだろうか」ってことは、その本には何も解決策は書かれてなさそうで、しかも解決への糸口さえ触れられてなさそうでな。そもそも、何を軸に書いてるのかさえ分からなくてさぁ。全く、なんでこんな本を選んだのか。
《T》:まあな、あの先生(ヤロー)の課題だからな、一応きちんとやったっていう形してたら、適当でも大丈夫だと思うが。しかし、最近出た日本に関する本を選んでレポート出せって、高校生にしてはやっかいだよな。
《K》:それに、適当に書いてもいいけど、本選びは適当にしたらダメだって言うからな。
《T》:そうなのか。
《K》:ああ、サッカー部の先輩が言ってたけど、タレント学者が出した「日本スゲー、カッケー」みたいな本を選んだ人が昔いたらしくて、その人……
《T》:もしかして、留年したとか。
《K》:いや、どこがダメか徹底的に採点されて、しかもそれを張りだされて放置プレーされたうえ、別の本で再提出させられたって。
《T》:うへぇ、あのヤローのしそうなことだな。
《K》:まあ、都市伝説的なやつだと思うけど、再提出ってのはあるかもな。まあ、それがあるからこの本を借りてきたけど、他のにしたらよかったかもな。でも、もう他の読む時間もないし、これでやるしかないし。

【遺骨信仰とは?】
《T》:そんなに難しいのか?
《K》:いや、難しいというか、この著者がさあ、自分の関心のあることを次から次に流れるように書いてるもんだから、どこに視点を据えたらいいか分からなくて。
《T》:(パラパラと本をめくる)どれどれ……うーん……それは適当に本文からそれらしいのを選べば……あ、この一文なんか、いいんじゃないか。「はるか大昔から死んだ人の魂は山や森にのぼってカミやホトケになるという信仰が根づいていました。それが時を経て氏神や先祖としても祀られるようになり、カミ、ホトケ、先祖の三位一体のシステムができあがっていきました。日本の独自の多神教体制といっていいでしょう。そこに、山岳信仰と浄土信仰と遺骨信仰という民俗信仰の風が吹いていた……云々」って書いてあるけど、ここら辺りからチョイスしてパッパとバシッと書いたらいいんじゃないか。ここでいうと、「遺骨信仰」ってのがよくわからないけどな。
《K》:ああ、著者によると、日本人は「宗教嫌いの骨好き」らしくて、なんか仏教が入ってきてから、平安時代になって「骨」に関心を持ちだしたみたいで、それから日本人の文化の基層には「骨」というものに注目したものがあるみたいだってさ。まあ、骨に対する信仰ってのは、別に日本だけのものではないみたいだけどな。それでも、やっぱり日本人の「骨好き」はそれ以上のものがあるみたいだけどな。
《T》:それ、いい論点になりそうじゃないか。そういや、「骨」って、人間の身体の基本だしな。最後は骨になるってのが、運命だしな。それでいいんじゃないか。
《K》:まあ、たしかにな。『万葉集』には骨への執着が見られないんだって。それで、平安になってから、とくに高野聖っていう宗教的な集団がいて、そいつらが全国を回って、亡くなった人の遺骨の一部を集めて、遺族の代わりに高野山で供養するようになったってさ。
《T》:それでどうしたのかよくわからないが。
《K》:いやだから、そこで永続的に遺骨を鎮魂する儀式がうまれたっていうことだから、ここにその「遺骨信仰」の原型があるんじゃないかってこと。
《T》:で、現代に続いてると。
《K》:ああ、例えば、戦死者で、遺骨すら遺族に帰ってきてない場合があるだろ。それに、災害の犠牲者で遺体が見つからない人たちの、その遺品(遺骨)でも探しだして、なんとか供養したいっていう鎮魂へのおもいがあるわけだしな。
《T》:なるほどな。おれのひいばあちゃんの夫にあたる人ってのが、っていってもその人はおれのひいじいちゃんじゃないけどな、で、その人、フィリピンで戦死したらしいけど、結局、そこの砂だけが戻ってきただけで、なにも遺品とかは戻って来なかったみたいだな。よく分からないが、何か遺骨とか収集しようっていうアクションは起こさなかったみたいだな。もうひいばあちゃんも死んだから理由は分からないけど。
《K》:そうなのか。でもまあ、何とか遺骨だけでも持って帰って、弔いたいというのは、よく聞くよな。
《T》:ああでも、最近は、散骨とか何やら、骨そのものに執着するってことはないのかな。ああでも、あれも骨信仰の一種かな。
《K》:最近はすぐに火葬されて、灰だけになるとはいえ、そこには従来の葬儀とは違う形式がうまれてくるのかなぁ。それとも昔は日常的に人の屍体を見かけていたのが、今はそうじゃなくなって、この、死体が捨象された死にしか触れなくなって、弔いかたも変わってきたのか。家族のありかたも変わってきてるしな。
《T》:まあ、屍体に触れなくなったってのは、大きいかもな。だって、昔はそこら辺りに、行き倒れのひとが朽ち果てていってたっていうしな。
《K》:あっ、それで思い出したけどさ、ちょっとこの画像見てみて。
《T》:なに?エロいのか?(スマホの画像を見る)……何これ?昔の絵か?っていうか、これ人の屍体の絵だな。うわっ、結構きついな、これ。
《K》:それ「九相図」っていって、「屋外にうち捨てられた死体が朽ちていく経過を九段階にわけて書いた仏教絵画」(ウィキペディア)のことで、この本にも書かれてたけど、かなりきついものがあるだろ。動物に食われてる人の死体とか、腐りかけてるのとか、なんか、仏僧の修行のために描かれたみたいだけどな。
《T》:うーん、残酷絵とか、最近いろいろメジャーになってきてるけど、これはまだそうならないかな。でもこれこそ、無常をかんじるなぁ。
《K》:な、まあそれはいいけど、だいたい論点は出来たかな。今言ってたかんじでレポート書いてみる。でも、この本で触れられてる、柳田國男と折口信夫のことに関してはスルーするかな。日本人の骨好きに関して、この二人は何も語ってないみたいだし、なぜ語ってないのかもここには書かれてないしな。
《T》:おお、それでいけばいいだろうな。それで十分だと思う。おれがこの本でレポート書きたいくらいだ。
《K》:いや、やめた方がいい。俺はまったくこの本は薦めない。この課題がなかったら、読むのを止めてたくらいだからな。それより、お前は何の本で書いたのか教えてくれよ。

【日本語とは?】
《T》:ああ、おれが読んだのはこの本。
《K》:なになに、『日本論』って、すごいベタなタイトル選んだな。副題は「文字と言葉が作った国」だから、日本論っていいうより、日本語論か。
《T》:そう。著者は、書家みたいだな。日本語学者からみた日本語というより、書家からみた日本語の成り立ち、そしてそれが日本文化に及ぼしたものを書いたみたいだな。で、おれはもうレポートも書いたからな。
《K》:へぇどれどれ、レポートタイトルは、「唯“文字”論」か。なんか、ゴロが悪いなぁ。「唯“字”論」くらいのが、おさまりいいんじゃないか。う……ん、それでもなにか変な感じだなぁ。
《T》:そうか、やっぱダメか。じゃあ、いっそのこと大幅に変えて「日本語の形而上学」ってのはどうだ。なんか頭よさそうに見えるだろ?
《K》:うん、まあ、タイトルにあう内容ならな。で、どんな内容?
《T》:えーとな、日本語は何?ってきかれて、どう答える?
《K》:どうって、いきなり質問かよ。まあ、日本語っつたら、あれだろ、漢字とひらがなとカタカナだけど、日本語っていったら、ひらがなで表わされる昔から使われてるコトバってかんじだよな。
《T》:まあ、ふつうはそうだよな。でも、著者が言うには、日本語というのは、「漢字語・ひらがな語・カタカナ語」の混淆体のことをいうんだってさ。
《K》:じゃあ、それらが合わさったものが日本語っていうわけか。
《T》:そうみたい。それで、漢字語が「政治・宗教・哲学・倫理に長けた言語」で、ひらがな語が「四季と性愛、生活の細部」をあらわすための言語だってさ。
《K》:それ聞いただけだと、なんか大雑把な分類だな。で、カタカナはどこ行った?
《T》:カタカナは、よく分からないけど、まだ不完全みたいだな。
《K》:それもよく分からないな。あちこちカタカナ語で溢れてるじゃないか。
《T》:それはちょっと分からないが、著者は、安直な外国語〔英語など〕のカタカナ表記化を懸念してるな。中国だと、概念を取り出してうまく漢字化してきてるって言ってるし。それに常用漢字にもいいかんじはしてなさそうだし。
《K》:まあ確かにそうかもしれないな。香港競馬で日本語名〔カタカナ語〕の馬名を、うまく意味だけ取り出して、漢字表記にしてるしな。
《T》:おまえ、競馬なんか観るのか。
《K》:いや、おやじが、海外競馬買えるようになったからって、この前、ちょっと観ただけだけどな。まあ、それはいいんだが、中国も今は、簡体字になってなかったか。そこら辺りはどうなんだ?
《T》:さあ、それは書いてなかったように思う。
《K》:思うって、読んだんじゃないのかよ。
《T》:いや読んだ読んだ。ざっとだけどな。
《K》:なんだそれ。まあそれはいいや。それで、カタカナ語もほとんど日本語化として使われてないか。
《T》:そうかなぁ。この本じゃ、例えば「リストラ」の包含する意味が、本来とは違う用法で使われてるって書かれてるけどな。
《K》:だから、それがもう日本語だろ。だって三種類の文字によって日本語ができてるんだろ。それに、そこでいう問題は、カタカナ語にした時に、きちんとした意味を付与せずに使ったのが悪いんだろ。
《T》:まあそうかもしれないが、でも、最初にきちんとした日本語の意味として使われるように翻訳してればよかったんじゃないのか。
《K》:まあそうなんだが、でも、例えば「忖度」とかは、本来使ってた意味としては、この短期間でもう使われなくなってるだろ、ま、わざとだけどな。
《T》:じゃあなんだ、たとえ漢字化しても、意味がずれるってことか?
《K》:まあ全部が全部そうじゃないけど、そうなるものはあるな。でもまあ、おまえの言うように、安易なカタカナ表記とその使われ方がダメだってのはあるだろうけど、で、それが日本人をどう規定するんだ?
《T》:それはよく分からないが、例えばこの絵にあるように(本の中の絵画を見せる)、左上に漢字語が規定する世界、右下にひらがな語を前提にした世界とがあって、これを「分かち書き」の構図っていうんだが、日本語の構造として存在してるみたいだな、よく分からないが。まあ、左右対称じゃないところに何らかの何かがあるみたいだな。それと、本来はひらがなを流れで書くという行為が日本文化とかに深く寄与してるみたいだって、よく分からないが。
《K》:それだけだと、俺も、よく分からないな。こういった構図が本当に日本だけの問題だけかどうかはともかく、漢字とひらがなのそうした往還が日本文化に影響してるってのは分かるが、なんか結果論をもっともらしく言ってるだけのようなかんじもするし、本当にそうなのか分析もできてるのか?
《T》:いやまあ、よく分からないが、この本じゃ、加藤周一の「日本文化の雑種論」とか、和辻哲郎『風土』とか、九鬼周造『「いき」の構造』とか、新渡戸稲造『武士道』とか、鈴木大拙『日本的霊性』とか、ベネディクトの『菊と刀』とかいった日本〔人〕論を、漢字語・ひらがな語の観点から読みとってるけど、だからどうしたっていう感想しかないなぁ。もっと深い意味があるのかどうか、ざっとしか読んでないから分からないが。
《K》:じゃあ、何とも言えないな。で、いったい、おまえは何について書いたんだ?

【日本礼賛番組】
《T》:おれは、この本のちょっとしたまとめと、あと、よくある「日本ってスゲー」って外国人に言わせる番組について書いてみた。
《K》:ああ、あの観光客とか、日本在住の外国人に「日本のここが好きだとか」言わせてるやつか。俺はあんまり観ないから知らないが。
《T》:まあおれもあまり観ないが、親が結構面白そうに観てるから、ちょっと何が面白いのか観たことはあるが。そしたら、この本を読んでいて、気付いたことがあってな。
《K》:へぇ、どんな?
《T》:例えばさ、よく外人が褒めるのが、日本人の技術だったりするわけだろ。いわゆるクールジャパンな。それと日本人の性質とかな。優しいとか、礼儀正しいとか、おくゆかしいとか。とくに災害時とかのな。
《K》:ああ、そんな感じだな。でも、礼儀正しいって、慇懃無礼なところもあるぞ。それに礼儀正しいとかってのも、自信なさそうなのを好意的にとってくれてるだけとも思えるし、ただ、海外の人間には、事なかれ主義の責任逃れの本性が見えてないだけじゃないのか。
《T》:おまえ、そこまで言わなくてもいいだろ。まあそういうところもあるかもしれないが、ってか、どれだけ日本人が嫌いなんだ。まあ、でも、逆に「日本人のここが嫌い」って番組もあるから、とにかく日本人は外の眼が気になるってことか。
《K》:どうなんだろ。俺も人の眼は気にすることはあるが、それはいいとして、別に俺は日本が嫌いなわけじゃないぞ。読める文字は、結局、日本語と英語しかないからな。深く日本語に規定されてるからな。
《T》:そう、そのところだよ。
《K》:どのところだよ。
《T》:その日本語ってところ。ああいう番組が人気あるのは、もちろん日本文化の再発見ってこともあるし、日本に詳しい外国人のことを上から目線で感心するってとこもあるけど、一番は、よく外国人が口にする「日本語は難しい」ってとこなんじゃないか。
《K》:ああ、あれな。確かに、日本語語の難しさは、際立ってるっていうしな。俺らの学校に来てる留学生もそんなこと言ってたし。
《T》:だろ。で、おれはそれが、日本人がああいう番組を好む理由の一つだと思うわけよ。
《K》:ふうん、で?
《T》:だから、視聴者の多くは日本人だから、日本語を一応自由自在に使いこなせてるわけだろ。そこのところが、外国人が感心する日本人の性質で、唯一、一般の視聴者でも簡単に出来るってこと。そこんとこに妙味があるわけよ。
《K》:何の妙味だよ。まあ、分かるわ。外国人が三種の日本語をうまく使い分けてると、へぇーって思うもんな。とくにカタカナ語を日本語発音で喋ったりすると、おおっ、こいつ出来るなって、不本意ながら思うもんな。なるほどな、そのことを書くとして、それだけだと弱くないか?
《T》:まぁな。で、そこのところを、今言った日本語の構造的な特質で書いてみたわけ。簡単に言うと、非対称な日本の文字の特性が、主に文字表記的に単調で(?)、左右対称を好む(?)欧米圏とかの人間には難しいという、その原因なんじゃないかと。
《K》:なる……ほど。外国人が、漢字とひらがなカタカナの使い分けに苦労するのは、日本語の変なゆらぎを捉えるのが難しいからか。何というか、すげー牽強付会だが、まあ適当に書くよりいいんじゃないか。
《T》:そこは、適当な理屈を持ちだして書くわけ。日本で漢字が生まれたわけでもないのに、なぜか漢字って日本の文字みたいな扱いされてる向きもあるだろ。実際、明治に編み出された新語が、中国で和製漢語として承認されてるってことはあるけどな。なんか、有史以来五回も日本に漢字が入ってきてる画期があるみたいなんだが。で、とくに近代以降「日本語廃止論」が唱えられてきたらしくて、その理由は、そうした漢字導入の歴史によって、日本語の遣い方がややこしくなってきたからみたいなんだ。
《K》:前置きが長いな。だから何が言いたいんだ?
《T》:まあ結論を言うとな、そういった「日本語廃止論」が、さっき言った「日本スゲー」番組のおかげで、この先、出てくる余地がなくなったと、そう言いたいわけ。
《K》:分かった。浮世絵とかの日本美術の扱いみたいなもんか。まあ、それでなくても、別に、日本語自体はブームっぽいけどな。それよりこれから漢字の扱いが簡略化しそうなかんじはするがな。
《T》:それはあるかもな……って、もうあかん、もう喋ってもええやろ?
《K》:もうええんちゃうか。だいたい、一日中標準語だけで過ごさなあかんって、どんな自分ルールやねん。
《T》:いや、この本読んで、ちょっとやってみようって思ったんやけど、やっぱ、無理やな。
《K》:そりゃ無理やろ。なんもええことあらへんしな。俺も、アホみたいに付き合ってたけど、さっきから、もろ、地が出てきてたしな。
《T》:せやな。じゃ、元に戻ったってことで、カラオケ行こうや。
《K》:書くことも決まったし、行こか。あっ、そういや、カラオケも日本が生んだ文化の一つやな。
《T》:そゆこと。日本文化を実体験せなな。

(了)

(成城比丘太郎)



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