- 読書メモ(67)
- 花粉症の本について
- いよいよクラシック
- オススメ度:特になし
【つよくてニューゲームになりたい】
四月ということで、新年度になったようですが、基本的に単なる「new game」な自分にとって、いつ強くてニューゲームではじめられるのかと思う今日この頃の春真っ盛り。というか、気温だけはもう初夏の、夕方頃の翠と薄青の空にもえる今日この頃でもあります。
そんな春の年度はじめに、いくつもの素敵な目標に向けて頑張っているひとたちを、こころのなかで応援したい日々でもありまする。
【読書メモ】
・小塩海平『花粉症と人類』(岩波新書)
さて、上記の本を読みました。内容は、ネアンデルタール人からつづく花粉症との付き合いについて。なのですが、簡単なものですので、特にこれといって書くことはありませんし、お薦めすることもとくにないです。まあ、世界に存在する花粉と人類との付き合いと、その花粉と、花粉症の仕組みを発見するまでの、現在までがパラパラと分かる本でございまする。
現在の日本ではスギ花粉がメインでしょう。日本人がスギ花粉症に悩まされてから30年以上経つようです。私が花粉症の症状を自覚してから30年近く経ちます。花粉症はたしかにシンドイ面もありますけど、免疫機構を発達させる側面もあるようなので(その機序はよく知りませんが)、一概に花粉症を責めるのもよくないかもしれません。まあ、文明病(?)としてうまく付き合うしかないのでしょう。
そんなことを書いている自分は、3月までのスギ花粉症を終えて、この4月からはヒノキの花粉症に苦しめられております。といっても、マスクをしていればどうということはない、くらいの症状なのです。スギ花粉症は眼の周りがヒジョーに痒かったですが、ヒノキ花粉症は口内や背中などの体内が痒い(まあまあ辛し)。スギよりもヒノキの方が多少辛いですが、世の中にはもっときつい症状の人がいるので、まあ5月までのシンボーです。自分がなぜ真夏や真冬が好きなのかというと、花粉症の症状が感じられないからです。
【競馬のクラシック】
『ウマ娘』のテレビアニメ第二期が先日終了しました。このアニメについては来週か、再来週にでも触れるつもりなので、ここでは簡単に。トウカイテイオーの有馬ラストランは、分かっていたけど最高で、泣けた。どうしても現実の競走馬がオーバーラップしてしまうので、余計に感動してしまう。ウイニングライブの作画は、ヌルヌル具合がすごくてナイスに良かった。現実のナイスネイチャ好きだった自分にとって、あのふたりに加わってネイチャが踊っているのを観て、なんかニヤけてしまった。ネイチャ可愛いよネイチャ。
そんな現実の競馬では、高松宮記念を終えて、いよいよクラシックの足音が聞こえてきて、「おっす、オラ悟空じゃないけど、ワクワクすっぞ!」となってきました。ちなみに、高松宮記念ではセイウンコウセイに一瞬夢を見てしまった。ダノンは最後に香港制覇した馬の意地を見せたけど、レシステンシアもこれからの短距離戦線を引っ張っていけそうな力量を見せました。あの馬がこれからどれだけ走れるか注目です(次走も人気なら買いませんが)。というか、新潟直線G1をはやくつくってください。
堅調な結果に終わった高松宮記念とは違い、マーチSは圧倒的一番人気が予想通りにこけました。条件戦を圧勝してきた明け4歳馬は、オープンの壁にことごとくはねかえされております。ハンデ重賞だろうがオープン特別だろうが、ダートオープンでの明け4歳の弱さはしばらく続くでしょうか。まあ、ダート馬の層が厚くなってきたのかどうか。
そんな日本のダート馬は、ドバイでそれなりの走りを見せました。今年のドバイの馬券は買ってなかったので落ち着いて観ました。レッドルゼルは先行争いに付き合わなかったのが良かったのだけど、勝ち馬のゼンデンの速さは尋常じゃなかった。それだけに予後不良は残念。国際G1でああいったシーンを観るのはなかなかないけど。それにしてもドバイのダートは前に行かないと勝てないなぁ~。
メインのワールドカップは、チゥウワウィザードが好発からしぶとく食らいついて2着を確保しました。あのレースレベルがどれくらいのものかは、勝ち馬のこれから次第だけど、日本のダート専用馬でドバイWC(ダート)を連対したのはこれがはじめてなので、素直によろこべるでしょう。ホクトベガの競争中止(涙)から24年、トゥザヴィクトリーの驚きから20年、ようやくダート馬が世界レベルに達しようとしてるのかどうか。なんにせよ、ここまできたかと感慨深い。もしダイワスカーレットがドバイで走ったらどうなっていたのだろうか。
さてようやく、クラシックの話ですが、とくに書くことはない。桜花賞はギリギリまであんま予想しないのでまだ本命もクソもない。皐月賞はいよいよ予想がおもろくなってきた。毎日杯組は、あのタイムで本番大丈夫なのか。反動があるかどうかを見極めないとだけど、それはなかなか難しそう。他には、共同通信杯組はレベル高そうだし、アドマイヤも上昇しそうで、なかなか悩ましい。全体的にレベルが高いなかで拮抗してるのか、それとも抜けてる馬が実はいるのかいないのかを探りながら予想していきたいです。個人的には上位数頭の争いかなとは思うけど。
今週末の大阪杯ですけど、コントレイルとグランの争いにサリオス以下がどれだけくいこめるか。というか、グランの走りが2000でも通用するなら、グランに肉薄できる馬はいなさそうか。個人的には、3着に来そうな穴馬を探したいけど。宮記念のような堅くない配当を期待して宮記念の馬券リベンジをしたい。
(成城比丘太郎)