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ノイズキャンセリングという魔物 ~プロローグ

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  • ノイズキャンセリングに取りつかれた男
  • やってしまった…
  • 実際に実験してみる一週間
  • おススメ度:これから

ノイズキャンセリング技術というのをご存知だろうか? 毎度おなじみWikipediaから引用させてもらうと

騒音源の音を拾い、それと逆相になるような音を作りスピーカーから出力し空間で打ち消し合わせ「騒音レベルを下げる」ことを目的としたもの。理論自体はかなり昔から証明されてきたが、デジタルシグナルプロセッサの高速化により製品化が可能になった。

ということになるのだが、更に、今回テーマとするのは、アクティブノイズキャンセラー(ANC)という技術で、同Wikipediaのページには、

ノイズに対して逆位相の信号をデジタル回路、またはアナログ回路によって別途生成し信号を重ね合わせることによって能動的にノイズを減衰させる方法。

要は、騒音に対して逆相(反転した波形)の音を意図的に出して、ノイズを消しちゃおう! という技術なのである。これ自体は1995年から市販されているテクノロジーで理論自体は難しいものではない。

しかし、である。私はこのことを知った時、衝撃を受けた。ノイズのない静穏な空間をいつでもどこでも作り出せるのである。これは私の空想する魔法そのもの…私はノイズキャンセリングに取りつかれたのだ。

そして、冒頭の写真のイヤフォン・ヘッドフォン群にもどる。全部、ノイズキャンセリング技術を持っている。さらに、全てがBluetooth接続(無線)なのだ(これも重要な要素だ)。

ただ、注意したいのは、中華製のイヤフォンとJabraのイヤフォンはCVCという「会話の時だけノイズを減らす技術」を搭載しているだけで、音楽を聴くときには無意味なのである。ただ、パッシブな消音効果(単なる耳栓)は持っている。

その為、真にANCを搭載した製品は、

Apple AirPods Pro(カナル型イヤフォン

SONY  WF-1000XM3(カナル型イヤフォン)

SONY WH-1000XM3(ヘッドフォン)

の、三種類のみである。

他にはLibratone ノイズキャンセリング イヤフォンBOSE ワイヤレスノイズキャンセリングヘッドホンもあるが、そこまでは手が出なかった。Panasonicも新製品ノイズキャンセリングイヤフォンで勝負するようであるが、まだ発売前(4/10 SOLD)なので、可能性は未知数。ちなみに中華製・令和最新版などは、経験上、上記のメジャーメーカーにはどうしても劣る。

そこで今回はこれらのイヤフォン・ヘッドフォンを実際に装着し、地下鉄とJRに乗って街を歩き(通勤して)評価をしてみたいと思う。Jabraの65tも中華イヤフォンも油断はできないのでこれもチェックする。

別にそんなことを誰に頼まれたわけでもないのだが、とにかく、上記のように衝動買いをしてしまったこと(やってしまった)「雑踏の中で静寂に包まれる」というのは、私のような夢想家的性質の人間にとって夢のような技術であることが今回の記事の理由だ。

それでは、1週間、実験を行ってみたい。続報を待て(?)

(きうら)


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