- 「コラム044」
- タイトルに特に意味はないです
- ZARDとか犬とかウマとか
- オススメ度:特になし
【登場人物】
K:姉がいます。
私:映画館に10年くらい行ってません。
【ビックリした話】
K:先日はどうもありがとうございました。本日もよろしくお願いします。
私:いえいえ、どういたしまして。今日はあまり時間がないですけど、それでよければ。で、何の音楽を聴いてたんですか?
K:あっ、色々聴いてたんですど、今はZARDです。ご存知ですよね?
私:ZARDって、私の世代ドンピシャのやつですよ!
K:はい。母親がよく聴いてましたし僕の姉もよく聴いてますので。それで姉から勧められて僕も好きになりました。
私:へぇー。私も昔よく聴いてました。今でもたまに聴いてるけど。
K:よく聴くZARDの曲はなんです?
私:そうですねー。20年以上聴いてるのは、「黄昏にMy Lonely Heart」という曲です。ZARDでは個人的ナンバーワンですね。「きっと忘れない」のカップリング曲で失恋ソングなんですけどホンマに名曲ですっ! この二曲を通して聴くと、胸がキューっとなります今でも。でも、切なさの中にも希望の明かりがあるみたいな気分になる歌詞と曲ですね。
K:その曲は知らないや。今度聴いてみます。
私:確かベストアルバムにも入ってたくらいだから、良き曲です。で、そちらの好きな曲は?
K:◯◯とか◯◯です。
私:アニソンにもなってましたね。それもいいですよねー。◯◯は?
K:それは僕も好きです。いいですよねー。
私:ZARDについて語りだすと話題が泉のように沸きだすのできりがないのでこの辺で。ところで、何やら荷物が多そうですね、買い物ですか?
K:まあ色々。秋服とか、姉へのプレゼントとか。
私:お姉さんへのプレゼントですか。えらいですねー。お姉さん想いなんですねー。
K:ええまあ。姉は情緒が安定しないところもありますし不器用な面もありますしいつも夢見てますけどなんだかんだいって明るくて優しくていい人なんです。感謝してます。
私:それを直接言ったら?
K:面と向かっては感謝を言いにくいので、こうして何か贈るんです。今年はマグカップにしました。姉はオタクですのでアニメのやつにしました。
私:お姉さんオタクなんですかっ!!
K:ええ。あなたの知ってる人ですよ。
私:ええっ!? 誰です?
K:Aです。
私:ええーっ!! ホンマに?
K:ええ、ホンマです。ANEのAです。
【怖い犬の話】
私:落ち着きましょう。驚いたところで、本題ですけど。
K:はいよろしくお願いします。今月提出する妖怪についての小論文は書いたんですけど、来月の分についてですけど。
私:毎月小論文書くんですか。すごい高校ですねー。
K:小論文といっても、本格的なものを書くわけではないんですけども。
私:でもすごいです。それで、来月はどんな題材で?
K:来月は犬について書こうかと思って、『犬の愛に嘘はない』(河出文庫)という本を読んだんですけど。
私:その本は私も読みました。なるほど。出鼻をくじくようで悪いですけど、犬について書くのは避けたほうがいいのでは。
K:やめたほうがいいと?
私:そうですね。犬についてのテーマで小論文だと範囲が広すぎて、高校生の知識ではおそらくこれといった小論文は書けないかなぁ。私もありきたりなことしか書けないだろうし。
K:なるほど。テーマを絞れと。確かに、自分でも無理かなーとは思いましたけど。
私:テーマを絞るなら、例えばアニメとかに出てくる犬について書くとか。
K:『ゆるキャン△』とかですか?
私:そんな所ですねー。『ゆるキャン』だと、「しっぺい太郎」とか「早太郎」ですねー。でも、それを書くには歴史史料とかにあたらないといけないし、何より現地に行った方がいいし。
K:なるほど。資料が必要なものはそれを見ないといけませんね。だとしたら、恵那ちゃんが飼ってる犬についてとか?
私:それなら書けるでしょう。例えば、恵那ちゃんの家から読み解く一般家庭での飼い犬の地位とか、そんな題材なら?
K:それなら書けそうです。
私:それならよかった。
K:ゆるキャンでいうと、犬山さんもいますけど。
私:何を言いたいのかよく分かりませんけど、全国の犬山さんの分布について何か書くとかならできるかも。
K:すいません、冗談です。それでなんですけど、小論文の書き方について何かコツはありますか?
私:コツですか。そうですね、小論文は、結論を導くまでの過程の論証が大事だと思います。テーマや結論ももちろん重要だと思いますけど、やはり論証をきちんとしないといけないなと思いますよー。
K:なるほど。そこら辺は僕もそうだと思います。
私:犬をテーマに書くなら、いくつか候補を挙げてみて、書けそうなものを選べばいいのでは? 選択が重要になるのではと思います。
K:なるほど分かりました。ところで、『犬と鬼』(講談社学術文庫)という本があるのですけど、これはお読みになったことは?
私:それは読んだことないので分かりません。
K:そうですか。では、犬と怖い話を組み合わせて何か書けるか考えてたんですけど。『ペットセマタリー』とかは?
私:あれは猫でしたね。犬というと、福岡県に「犬」の付く峠かあって昔から心霊スポットとして有名でしたね。
K:最近そこを舞台にしたと思われる映画がありましたよね。
私:その映画は観たことないので知りません。犬と怖い話の組み合わせは小論文の内容的には信憑性が薄れるかもしれないのであまり現実的ではないですね。
K:そっか。じゃあ、怖い犬のテーマはやめようかな。
私:そのほうがいいかも。でも、現実に一番怖いのは狂犬病ですけど。
K:そういう現実的な怖いのは無理です。
【競馬の話】
K:では、現実の競馬の話ですけど、先週はどうでした?
私:先週の中央競馬は3日間開催でした。これから、月曜日の開催は10レースあたりから買うことにします。前から分かっていたことですけど、やはり3日目には集中力がなくなりますね。
K:月曜日開催だけ買わないようにすれば?
私:それもありです。とにかく、3日間開催の3日目はメインレースくらいにしときます。
K:3日目の結果が悪かったと?
私:まあそういう方向で返答したい旨を告げておきます。
K:なるほど。察しました。では、ウマ娘の話ですけども。ウマ娘の映画化なんてことは考えられるでしょうか?
私:その可能性は考えたことないですけど、もしかしたらあり得るかもですね。このままコンテンツとして大きくなっていったら劇場版あるかもですね。
K:もし映画化されたら観に行きます?
私:そうですねー。今の新型コロナウイルス感染症が落ち着かないと映画館には行かないですね。それと、映画館がある都市部に行くには一時間以上かかりますので。往復の電車代だけでも3000円くらい掛かりますので、それなら円盤化されるのを待ちます。
K:映画にはそれほど関心がないと?
私:そうじゃなくて、ただ観に行く気がおきないだけです。最後に映画館で観たアニメ映画って『けいおん!』ですから。
K:ってことは、10年前くらいですか。
私:それと、最近の映画って動くやつがあるじゃないですか。あれ無理です。
K:ああ。4DXとかですね。苦手なんですか?
私:苦手以前に、体調が悪いとしんどくなりそうで。
K:それは大変ですね。失礼なことを訊いてすいませんでした。
私:いえいえ、気にしないで下さい。ウマ娘の劇場版って、なんか4DX上映とかになりそうだしね。
K:それはあるかも。ではもし劇場版つくられたらどんな内容のものが観たいですか?
私:そうですねー。どんなのでもいいですけど。観客が分岐を選択していくごとにストーリーが変化する映画なら面白いんじゃないでしょうか。
K:そういうインタラクティブな観客参加型映画とかもうありますもんね。
私:そうですかー。じゃあもはや何も言うまい。まあ、それほど主人公ポジションで目立ってないウマ娘をメインにしてほしいかな。例えば、オグリキャップはもちろんのことハルウララちゃんとかカノープスを掘り下げてもいいしマックイーンとゴルシでもいいしバクシンオーでもいいし何でもいいです。海外勢との戦いとかも面白そうです。スズカさんの海外遠征とかね。まあ、アニメが観れたらそれでいいです。
K:あなたはアニメ派ですもんね?
私:「派」もなにもないです。ゲーム本格的にできないから。あとはライブ映像を楽しむくらいでーす。
K:ウマ娘についてもっと訊きたいことありますけど時間がないのでこれで失礼します。ありがとうございました。またよろしくでーす。
私:それではまたあいましょう。Aさんにもよろしくっ!
K:はい。どうせまた会うのでしょう?
私:来週くらいかな。ではまた。
(成城比丘太郎)