「 投稿者アーカイブ:きうら 」 一覧

君の名は。(新海誠/監督) ~今さら何を言うべきか

2019/05/17   -評価不能
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映画版の感想です 典型的なボーイズミーツガール うーむ、悩むなぁ おススメ度:分からん よく「勘が働く」というが、あれは自分の経験を無意識に脳が分析し、答えとしてアウトプットしていると思う。一見意外に …

吉野大夫『後藤明生コレクション・3』(後藤明生/国書刊行会)

「吉野大夫」という人物をめぐるお話 ノンフィクションの体をとった小説 「吉野大夫」を探るうちに、わけいる謎 個人的オモシロ度:★★★★☆ 【1】 今年は後藤明生の没後20年である。去年このブログにも書 …

レキシントンの幽霊

暗い印象を残す7つの短編集 著者独特の文章を味わうタイプ 落ちが不可思議だ オススメ度:★★★☆☆ 村上春樹が1990〜1996に断続的に書いた短編が改稿された上で一つにまとめられたもの。1996年1 …

20世紀ラテンアメリカ短篇選(野谷文昭[編・訳]/岩波文庫)~読書メモ(38)

読書メモ(038) ラテンアメリカ文学の、とっかかりとしては良い短編集 ホラー短篇集として読める おススメ度:★★★★☆ 【はじめに】 本書は、ラテンアメリカ文学者16人の、短篇をあつめたもの。ラテン …

あの世の話 (佐藤愛子・江原啓之/文春文庫)

あの世についての作家と霊能者の対談 何か述べてるようで何も現していない 何が目的か分からない不思議な内容だ オススメ度:よほどの好事家に 直木賞や菊池寛賞を受賞した作家である佐藤愛子が、霊能者である江 …

最近読んだ本【2019年4月】~読書メモ(37)

読書メモ(037) 4月に読んだ本 エッセイ、社会学、文学、ノンフィクションとか おススメ度:それぞれ 【はじめに】 今月(4月)は、なぜか例年ほどヒノキ花粉の花粉症がひどくなかったので、いつもよりも …

みちびき地蔵(まんが日本昔ばなしより)~話の全容(ネタバレ)と感想

親子が体験する津波の恐怖 死の前日に祈りにくるという地蔵の前に無数の亡霊が…… 静かに、深く、恐ろしい おススメ度:★★★★☆ はじめに 令和早々に扱うに相応しい明るい話も考えてみたのだが、そもそも「 …

雑談【2】(成城比丘太郎のコラム-12)

コラム(012) 競馬について(主にJRA) 種牡馬のこととか、クラシック戦線についてなど おススメ度:特になし 【はじめに】 このコラムが投稿される日は、おそらく5/1です。その日は「新天皇即位の日 …

チューイングボーン (大山尚利/角川ホラー文庫)

自殺に絡むスリリングなサスペンス 素直に面白い、だが このテーマでこの作風は珍しい オススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 もし、何もこの本について予備知識がないなら、この先の紹介文章も含めて何の情報も …

燃える風(津島佑子/中公文庫)~読書メモ(36)

読書メモ(036) 少女のやり場のない憤懣を、様々な暴力として表現 「死」のありさまを夢想する少女 おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 おそらく、これが平成最後の投稿になるかと思います。私は、人生の …

中世騎士物語 (須田武郎/ 新紀元文庫)

中世フランス騎士の実像を概観する 物語性は低いが入門書としては秀逸 ゲームや小説で騎士に興味のある人に オススメ度:★★★★☆ 最初に。本書はホラーとは全く無関係である。普通、怖い本とも呼ばれないだろ …

パルプ(チャールズ・ブコウスキー、柴田元幸[訳]/ちくま文庫)~読書メモ(35)

読書メモ(035) いい加減な探偵が奇妙な依頼を受けまくる 猥雑だがどこか爽快で、読みやすい、しかし気も滅入る おススメ度:★★★☆☆ 【あらすじとか感想とか】 ブコウスキーは、今年が生誕100年かと …

パワープレイ―気づかれずに相手を操る悪魔の心理術(内藤誼人/ソフトバンククリエイティブ)

主にビジネスの対人用心理戦のコツ 使えん。が、ごく一部参考になることも でも、これするとただの嫌な奴じゃあないか オススメ度:★★☆☆☆ 純粋な技術書ではなく、何らかのコツを紹介するハウツー本は基本読 …

幽霊の歴史文化学(小山聡子・松本健太郎[編]/思文閣出版~二松学舎大学学術叢書)~読書メモ(34)

読書メモ(034) 古代から現代までの「幽霊」表象を追う 様々な学術的見地から多角的に「幽霊」を捉える おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 新元号が、「令和」に決まりました。はじめ、「れいわ」と聞い …

エッジ 下 (鈴木光司/角川ホラー文庫) ~完全ネタバレ

やっちまったな鈴木光司 あらゆる意味で支離滅裂 素人考えでもありえない オススメ度:★☆☆☆☆ 著者はいったい何を描きたかったのか? 量子物理学的な知識をひたすら打ち込んだ上、この世には並行世界があっ …

「幻想文学――転覆の文学」『幻想と怪奇の英文学・3』(ローズマリー・ジャクスン、下楠昌哉[訳]/春風社)~読書メモ(33)

読書メモ(033) 「幻想文学」とはジャンルではなく、「様式(モード)」である 「幻想文学」ファン必携の本 おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 幻想文学(幻想小説・ファンタジー)という用語をよく使う …

エッジ(上)(鈴木光司/角川ホラー文庫)

人が消える怪現象を追う女性ライター 微妙な既視感・疑問・それでも読んでしまった 下巻には嫌な予感しかしない おススメ度:★★★☆☆ 【鈴木光司は終わったのか】 前回「バースディ」を紹介したとき、もう鈴 …

エンドレスエイトの驚愕(三浦俊彦/春秋社)

「ハルヒ@人間原理を考える」 「エンドレスエイト」の解釈可能性を芸術哲学的に、分析哲学的に探る 後半の記事は、2019年冬アニメの感想まとめです おススメ度:★★★★☆(ハルヒが好きなら) 【はじめに …

赤目四十八瀧心中未遂(車谷長吉/文藝春秋)

昭和の尼崎で臓物をさばく堕ちたインテリの悲哀 とにかく猥雑。あらゆる人間の醜さが描かれる 異様な文章力で一度囚われると離れられない おススメ度:★★★★☆ 久しぶりにとんでもないものを読んでしまったな …

最近読んだ本【2019年3月】~読書メモ(32)

読書メモ(032) 3月に読んだ本 文学、評伝、詩、評論など おススメ度:それぞれ 【はじめに】 今月は本格的な花粉症のため、あまり読書にいそしめなかった。ここに感想を書く本は、一部を除いて、図書館で …

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