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幽霊人命救助隊 (高野和明/文春文庫) ~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想

自殺者が幽霊となって100人の人間を救助 幽霊という題名だが、ホラーではなくエンタメ小説 まったく怖くはないが、面白い おススメ度:★★★★☆ この本は上記の通り、設定こそ「幽霊」という単語が出てくる …

無限の住人(沙村広明/KCデラックスアフタヌーン) ~原作コミックスの概要と映画化についての意見

不死の肉体を持つ男のアクション時代劇 緻密な作画とストーリー展開 スプラッターと言える描写多数。しかもギャグも混在する。 おススメ度:★★★★☆ 来月にはひょっとしたらエラい騒ぎになっているかもしれな …

鬼ゆり峠〈上〉〈下〉(団鬼六・幻冬舎)

閲覧「超」注意。SMポルノ小説です 歴史もので、男女がとにかく変態行為で責められる 長大な文章。一部の変態紳士におススメ。 おススメ度:★★★★☆ 最初に断っておきたいが、今回紹介するのは「ポルノ小説 …

自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間を捨てられるか(岡本太郎・青春文庫)

天才芸術家・岡本太郎氏の自伝的エッセー 「人生の道を踏み外す」可能性がある怖い本 恋愛観などは少し退屈な所も。 おススメ度:★★★★☆ 今回は「芸術は爆発だ!」の名言や万博公園の「太陽の塔」、巨大な壁 …

リング(鈴木光司/角川文庫)~完全なネタバレと感想

誰もが知っている「貞子」の原点 呪いのビデオテープで呪いが伝染する恐怖 ホラーの古典としておススメ おススメ度:★★★★☆ 1990年以降のホラー小説としては、最も有名といっても過言ではない「リング」 …

騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編(村上春樹/新潮社)~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想

孤独な肖像画家が主役の静かな物語。余り怖くない。 「読ませる」小説だが、不満点もある。 題名の意味は直ぐ分かる。サブキャラが魅力的 おススメ度:★★★★☆ 結論から言うと、全くいつもの村上春樹氏で、最 …

アマニタ・パンセリナ (中島らも/集英社文庫)

著者の実際の「ドラッグ」体験をつづるエッセイ集 酒からガマのアブラ、ベニテングダケまで、様々なドラッグが登場 一つひとつがリアルで「面白い」 おススメ度:★★★★☆ この本は先に書いたようにホラー小説 …

凍 (沢木耕太郎/新潮文庫)

ヒマラヤの難峰を登った山野井泰史のドキュメント 超高峰の極寒状態での究極サバイバル ドキュメントとしても傑作。読後の深い感動と清涼感 おススメ度:★★★★☆ この作品の主役である山野井泰史氏は世界の8 …

ゴールデンボーイ―恐怖の四季 春夏編 (スティーブン・キング/新潮文庫)

「ショーシャンクの空に」の原作「刑務所のリタ・ヘイワース」を含む中編2本を収録 映画の追体験に最適。ただし、ラストのニュアンスが微妙に違う もう一本の「ゴールデンボーイ」は割と地味なナチスものサスペン …

クリムゾンの迷宮 (貴志裕介/角川文庫) ~簡単なあらすじと感想

隔離された舞台での頭脳戦を描くサバイバルホラー 非常にゲームを意識した展開。結末に物足りなさも 痛い描写も多数あるので、苦手な方は注意 おススメ度:★★★★☆ 表紙の写真にあるようなまるで火星のような …

謎解き 超常現象2(ASIOS/彩図社)

超常現象を科学的に解説する真面目なノンフィクション UFOから心霊、惑星の衝突やニセ化学まで多彩な42のテーマ 物足りない所もあるが、とにかく解説が分かりやすくて面白い おススメ度:★★★★☆ 本書は …

ザ・スタンド(1) (スティーヴン・キング/文春文庫) ~あらすじとおススメ度

強力なインフルエンザの蔓延を描くパンデミック系 様々な登場人物が入り乱れる群像劇 全五巻中の一巻。導入は入り込み辛いが、この先は面白い おススメ度:★★★★☆ 強力なインフルエンザ・ウイルス<スーパー …

Q&A(恩田陸/幻冬社)

タイトル通り「質問」と「答え」だけで構成される小説 正体不明の大惨事が多数の視点から描かれる オチは弱いがゾッとする恐怖を味わえる おススメ度:★★★★☆ 作者のデビュー作「六番目の小夜子」に続いての …

新世界より(貴志祐介/講談社)

ホラー要素満載の傑作SFエンターテイメント 知的ゲーム的な要素も面白い 残酷描写も多いので注意 おススメ度:★★★★☆ 時は未来。人間たちは「呪力」という超能力を手にしていた。その力によって、様々な文 …

ガダラの豚(中島らも/集英社)

学者VS.呪術師の対決を壮大なスケールで描 気軽に読める何でもありの傑作娯楽小説 グロテスクで下品な描写も多い おススメ度:★★★★☆ 学者の一家が日本・アフリカを舞台に悪役の呪術師と戦う。これは、ど …

火車(宮部みゆき/新潮社)

カードローン破産がテーマの本格サスペンス 時代設定は古くなったがテーマは不変 無駄のない緻密な文章と展開 おススメ度:★★★★☆ 今更といえば余りに今更だが、本書を読み終えて「これぞ本物のサスペンス小 …

人体模型の夜 (中島らも/集英社文庫)

ユーモアのある作風が特徴のホラー短編集 豊富なアイデアで読んでいて飽きない オチが滑ることもあるが、よくできた話も多い おススメ度:★★★★☆ 人体のパーツをテーマに18の短編を集めホラー短編集。住人 …

魔界水滸伝(栗本薫/小学館)

クトゥルー神話をモチーフにした壮大な伝奇小説 ホラー要素もあるが能力バトル物としても楽しめる 古さはあるが面白さは一級品 おススメ度:★★★★☆ 今でこそラヴクラフトのクトゥルー神話を扱った小説や漫画 …

嗤う伊右衛門 (京極夏彦/角川文庫)

有名な四谷怪談を京極夏彦風にリブート 元ネタが有名なので意外性がある設定 怖いというより非常に美しい物語 おススメ度:★★★★☆ 有名な「四谷怪談」を京極夏彦が独自の解釈を加えて、再構築した作品。映画 …

玉藻の前 岡本綺堂伝奇小説集(岡本綺堂 /原書房)

妖怪をテーマにした悲恋 古典調だが読みやすい 予想以上に二転三転する物語 おススメ度:★★★★☆ 玉藻の前といえば、妖怪ファンにはお馴染みの九尾の狐、そして那須の殺生石。文学全集にも名を連ねる岡本綺堂 …

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