「 ★★★☆☆ 」 一覧

再読の秋(成城比丘太郎のコラム-06)

「コラム」という名の穴埋め企画(二度目) 過去に読んだ本を再読する 現在再読中の本について おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 「~の秋」というと、世間ではよく読書の秋とか言われたりしますが、真正の …

実話怪事記 穢れ家(真白圭/竹書房文庫)

毎度おなじみ伝聞調の現代怪談集 どこかユーモアを感じる作風 破綻しているような気もする話もあるが至極真っ当に楽しく読める おススメ度:★★★☆☆(このタイプの怪談集が好きなら★+0.5) 本の紹介には …

考える蜚ブリ(ごきぶり)(奥本大三郎/中公文庫)

ファーブル昆虫記の訳者によるエッセイ 上品な読み物。旅行記やファーブルの生涯の描写も多い タイトルの正確な表記は画像参照 おススメ度:★★★☆☆ また何でこの本を読もうと思ったかは簡単で、そのインパク …

オブ・ザ・ベースボール(円城塔/文春文庫)

一年に一回人が落ちてくる。それをバットで打ち返す人の話 不条理小説とも単純な人生の比喩とも取れる シャープな文章。怖くはないが少しだけグロイ所も おススメ度:★★★☆☆ 文學界新人賞受賞作、ということ …

汚れた檻 (高田侑/角川ホラー文庫)

貧困層の泥沼の社会生活をホラー風味で 犬の繁殖現場を舞台にしたエグイ話 落ちが……と、個人的な既視感 おススメ度:★★★☆☆ 読み始めてすぐにデジャブに襲われた。それもそのはず、最近紹介した「うなぎ鬼 …

蜂と蟻に刺されてみた(ジャスティン・O・シュミット、今西康子[訳]/白揚社)

「痛さ」からわかった毒針昆虫のヒミツ(副題) 刺されて一番痛い「虫」は何か 昆虫の生態学的見地から得られたもの おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 原題は『THE-STING-OF-THE-WILD …

ベルセルク 40(三浦健太郎/ヤングアニマルコミックス)

本当に長いファンタジー漫画の一つのターニングポイント 簡単に言えばふりだし(13)に戻る うっすらと虚無感も…… おススメ度:★★★☆☆ まず、この漫画をご存知ない方は過去記事の「ベルセルク 1」を、 …

魔法の庭・空を見上げる部族(カルヴィーノ、和田忠彦[訳]/岩波文庫)~(020)

読書メモ(20) カルヴィーノの初期短篇集 ユーモア、かなしさ、明るさ、ちょっとした不安あり(目立った怖さはない) おススメ度:★★★☆☆ 以前、『魔法の庭』として単行本とちくま文庫から出されていたも …

サロメ(ワイルド (著)、福田恒存(翻訳)/岩波文庫) ~何が怖いかを考える

ユダヤの王の美しい娘の残酷な要求を描く一幕劇 あとがきにある通り、セリフ中心の運命悲劇 現代的な怪談とは程遠い不思議な世界をのぞき見 おススメ度:★★★☆☆ 名前だけ知っていて中身を知らない本というも …

アンダーグラウンド(村上春樹/講談社文庫)

地下鉄サリン事件の被害者のインタービュー集 多くのどこにでもいる人を襲う奇禍 村上春樹っぽさは随所に感じる おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 今年、平成30年はご存知の通りオウム真理教の教祖であっ …

放送禁止(長江俊和/角川ホラー文庫)

放送禁止のドキュメンタリーのレポートという形式 もともとがフェイク・ドキュメンタリー どちらかというと意味が分かると怖い話 おススメ度:★★★☆☆ 発行されたのが10年以上前だが、あまりそんなことは感 …

メメント・モリ(後藤明生/中央公論社)

「私の食道手術体験」という副題 自らの「入院雑記」を基に再構成したもの 後藤式に綴られる入院体験など おススメ度:★★★☆☆ 【私と後藤明生との出会い】 後藤明生(ごとうめいせい)は、日本の小説家で、 …

アルスラーン戦記・1 王都炎上(田中芳樹/らいとすたっふ文庫)

中世ペルシア風の世界を舞台にしたファンタジー ややライトノベル寄りだが読みやすく面白い アニメとの比較も おススメ度:★★★☆☆ 【まえがき】 先日、何気なくAmazonビデオのラインナップを見ている …

櫛の火(古井由吉/新潮文庫)

死んだ女性を裡に秘めつつ、生きる女性と交わる 『行隠れ』の発展的変奏 古井文学的には過渡期にあたるものか おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 本書は、古井由吉が出した単行本としては、『杳子・妻隠(過 …

自殺の歴史(ロミ、土屋和之[訳]/国書刊行会)~読書メモ(017)

読書メモ(17) 古今東西自殺のエピソード あまりこわくはない おススメ度:★★★☆☆ 【本書について】 図書館で借りてきて、ちまちまと読みすすめていった本。読む前は、それほど怖い本ではないだろうなと …

リアル王様ゲーム~女子高生.com (しろいちじく/竹書房文庫) ~ややネタバレ気味

「真面目な」サスペンスミステリ 時代を感じる設定(2010年) 面白いような、恥ずかしいような…… おススメ度:★★★☆☆ なんか、ゴメン……基本的に読む本を選ぶときは、内容はあまり確認せず、タイトル …

人生を変えるアニメ(河出書房新社〔編〕/河出書房新社)~読書メモ(016)

読書メモ(16) 中学生以上の人に向けて、著名人がアニメをお薦めするという内容 基本的に、無難な選定 おススメ度:★★★☆☆ 【おわびと訂正】 はじめにおわびから。以前の記事で、『君の名は。』の主役の …

危ない世界一周旅行(宮部高明/彩図社)

世界の危なさを知る、裏世界一周旅行記 2009年発売でやや情報は古い 文章は…だが、エピソードは面白い おススメ度:★★★☆☆ 「危ない」と聞けば、怖い話好きを標榜する本サイトでは俄然、興 …

日本代表を、生きる。(増島みどり/文藝春秋)

1998年フランスワールドカップに関わった人たちのインタビュー 現在日本のサッカー(選手)への提言 Jリーグなどについても おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 先日襲来した台風21号は、25年ぶりの …

最近読んだ本などについて(2018年08月)~読書メモ(015)

読書メモ(15) テクノロジーから歴史書関係の対談本まで 暇つぶし用に読んだもの おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 八月下旬から九月上旬にかけては、いつもなんやかんやとあって、ややこしい本やホラー …

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