「 きうら 」 一覧

ノロイ―小林雅文の取材ノート(林巧/角川ホラー文庫)【※注 決定的なネタバレあり】

自宅が焼失・失踪した作家の取材ノートの中身 呪いは存在するのかというテーマ 中々テクニカルである おススメ度:★★★☆☆(予備知識が無ければもう半個★プラス) ある実在の怪談蒐集作家の自宅が全焼し、妻 …

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。【映画】(アンディ・ムスキエティ監督)

キングの有名な原作の「一部」を描く 特別怖くもキモくないのは文化が違う? 少年たちの友情物語としてはまずまず おススメ度:★★★☆☆ 映画化されたスティーブン・キングの作品では、ミザリーやグリーン・マ …

人生論 (トルストイ[著]、原卓也[訳]/新潮文庫)

悩める30代以降に トルストイの「幸福論」 難解だが私は腑に落ちた おススメ度:★★★★☆ 怖い本のサイトととはいえ、時々(結構?)管理人の趣味でそれ以外のジャンルの本にも手を伸ばす本サイト。今回はロ …

「新」怪奇現象41の真相(ASIOS/彩図社)

実際に起こった怪奇現象を科学的に分析 短いコラム風で非常に読みやすい 笑えるものから、ちょっと考えさせらるものまで おススメ度:★★★★☆ 実際に起こった怪奇現象や伝説の正体を、真面目に追及するという …

はだしのゲン(中沢啓治/汐文社)

広島原爆投下前後の生活を描く とにかくトラウマ 理由はともかく、原爆は人間の所業ではない おススメ度:評価不能 最後に読んでからもう20年以上経っているが、何しろ今でもこの漫画の描くシーンを鮮明に思い …

土星を見るひと(椎名誠/椎名誠 旅する文学館)

不思議な味わいの短編集 決してホラーではないがどことなく怖い あえていうなら不条理小説か おススメ度:★★★☆☆ 椎名誠氏は不思議な作家で、とびきり馬鹿げた小説を書いたと思えば、ハードなSFで傑作を残 …

怪談狩り 黄泉からのメッセージ(中山市朗/角川ホラー文庫) ~ややネタバレあり

きわめてノーマルな現代怪談短編集 様々な怪談パターンを網羅 ただ、基本的にはこれまでの怪談集と同じ おススメ度:★★★☆☆ このサイトでもこういった現代を舞台にした短編怪談集は結構紹介したと思う。私も …

Mr.インクレディブル(ブラッド・バード [監督])

大人のためのヒーローものアニメ 毒のある内容と爽快感のある展開 さて、続編の内容は如何に…… おススメ度:★★★★☆ 2018/08/01に続編の「インクレディブル・ファミリー」が公開される本作。その …

ヘブンズ・フラワー (長谷川エリカ /無双舎F文庫 は 1-1)

2018/07/15   -★☆☆☆☆
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暗殺者の少女がディストピア的近未来で自分探し 設定、キャラ、テーマ、すべてが横滑りする ドラマのノベライズであることを読んでから知る おススメ度:★☆☆☆☆ 読み終わってドラマのノベライズだということ …

銀河英雄伝説 1 黎明編 (田中芳樹/創元SF文庫)

壮大な宇宙戦争をタクティカルに描く著者の代表作 多数のキャラクターが縦横無尽に活躍する ヘビーライトノベルとでも言うべき重厚さと読みやすさと少年の心をくすぐる設定 おススメ度:★★★★☆ 時々、無性に …

拝み屋怪談 鬼神の岩戸 (郷内心瞳/角川ホラー文庫) ~軽いネタバレ

安定のシリーズもの怪談集 単発怪談+連作怪談 思わせぶりな分、少し肩透かし感 おススメ度:★★★☆☆ この著者の作品は過去にも紹介(拝み屋郷内 花嫁の家拝み屋)している。現役の拝み屋が自分自身の体験か …

伊達政宗 (2)人取られの巻(山岡荘八/講談社) ~とにかく面白かったので紹介編

2018/07/03   -★★★★☆
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ますます冴えわたる政宗の知略と武勇 強烈なキャラクター造形と確かな人物像 次から次へと襲い掛かる試練の連続に目が離せない おススメ度:★★★★☆ 前回の紹介記事では、このシリーズを読むことになったゲー …

飯降山(まんが日本昔ばなしより)~話の全容(ネタバレ)と感想

3人の尼さんの山での修行の顛末 人間の業の深さを描く ラストの変貌ぶりが怖い おススメ度:★★★★☆ はじめに 以前、「十六人谷」を紹介した時にも断ったことだが、この作品も現在、正式なルートで手に入れ …

インテルメッツォ 10-くらい(4コマ漫画)

ペンをサインペンに変えたので、色塗りが格段に楽になったが細かい絵が描けなくなってしまった。うーむ難しいが、元の画力があれなので、まあこんなものでしょう。子供を育ててみると分かるけど、たまにこういう気分 …

CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子(内藤了/角川ホラー文庫)

良くできた猟奇系犯罪捜査モノ どことなくコミック的なキャラクター 貶す要素はないが…… おススメ度:★★★☆☆ タイトルからして、本サイトの主旨に合った一冊。Kindleをお持ちなら、サンプルをダウン …

空飛ぶタイヤ(上)(池井戸潤/講談社文庫)

きわめて真っ当な企業小説 本当に予想通りの展開 随所にいい台詞もあるが・・・・・・ オススメ度:★★☆☆☆(上巻のみの評価) 発刊当初からそのインパクトのあるタイトルからすごく気になっていた一冊。この …

インテルメッツォ 09-ながい(4コマ漫画)

ペンの調子が悪くて、書きにくくてしょうがなかった。作風にもそんな「スムーズにいってない」感が出ているような気がする。無学の若者が銀行の頭取になれるかどうかは分からないが、「私の履歴書」とかに書いてあっ …

苦役列車(西村賢太/新潮文庫)

赤裸々で陰鬱な青春物語 タイトルほど仕事が苦役でない 寧ろ「生まれ」についての苦悩 私はかねてより、労働の本質を描くと絶対ホラーになるのではないかという意見を持っており、それがこの本を選んだ理由だ。奇 …

深い河 (遠藤周作/講談社文庫)

インドで人生の意味を問う群像劇 深い……のかどうなのか、私にはわからない 基督教への分かりやすい考察 おススメ度:★★★☆☆ (あらすじ)妻をがんで亡くした男、基督教徒の男を弄んだ女、ビルマの戦場で地 …

Apple Watch用カバーを巡る私的な闘争 ~ガジェット考察

はじめに 本来、旧サイトに載せていた趣味の記事だが、埋め草として新サイトにも書いてみようと思う(電子書籍リーダーについては、いくつか記事を投稿しているが、スマートウォッチについては初めて)。本題まで長 …

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