「 サスペンス 」 一覧

ダークナイト(クリストファー・ノーラン /監督)

何かと話題のジョーカー像 ヒース・レジャーはやはりスゲェ 映画としても面白い おススメ度:★★★★☆ 今さら感は満載だが「ジョーカー」が公開中の今、何とはなしに前作に当たる「ダークナイト」を見てみたら …

ビッグドライバー(スティーヴン・キング(著)/ 高橋恭美子、風間賢二 (訳))

レイプされた女性の復習劇 と、夫の連続猟奇殺人に気付いた妻の苦悩 キング節たっぷり、いい意味で不愉快 オススメ度:★★★☆☆ 稀代のモダンホラー作家・スティーヴン・キングの作品を一つも読まれていないな …

チューイングボーン (大山尚利/角川ホラー文庫)

自殺に絡むスリリングなサスペンス 素直に面白い、だが このテーマでこの作風は珍しい オススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 もし、何もこの本について予備知識がないなら、この先の紹介文章も含めて何の情報も …

エッジ 下 (鈴木光司/角川ホラー文庫) ~完全ネタバレ

やっちまったな鈴木光司 あらゆる意味で支離滅裂 素人考えでもありえない オススメ度:★☆☆☆☆ 著者はいったい何を描きたかったのか? 量子物理学的な知識をひたすら打ち込んだ上、この世には並行世界があっ …

エッジ(上)(鈴木光司/角川ホラー文庫)

人が消える怪現象を追う女性ライター 微妙な既視感・疑問・それでも読んでしまった 下巻には嫌な予感しかしない おススメ度:★★★☆☆ 【鈴木光司は終わったのか】 前回「バースディ」を紹介したとき、もう鈴 …

ブルックリンの少女 (ギヨーム ミュッソ (著), 吉田恒雄 (翻訳)/集英社文庫)

恋人の衝撃の告白から始まるスピード感のあるサスペンス 連続少女監禁殺害事件が核となっている 前半は素晴らしい出来、後半は賛否の分かれるところ おススメ度:★★★☆☆ 結婚を決めた美しい恋人との運命の夜 …

湖上の回廊(森水陽一郎/Kindle版)

不気味な色調で始まる謎の多い物語 ミステリ調で始まるが、幻想私小説風に変化する まあ、何というかスッキリしない おススメ度:★★★☆☆ この本、出だしは素晴らしく怪奇的に始まるのである。何しろ主人公の …

リアル王様ゲーム~女子高生.com (しろいちじく/竹書房文庫) ~ややネタバレ気味

「真面目な」サスペンスミステリ 時代を感じる設定(2010年) 面白いような、恥ずかしいような…… おススメ度:★★★☆☆ なんか、ゴメン……基本的に読む本を選ぶときは、内容はあまり確認せず、タイトル …

CUT 猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子(内藤了/角川ホラー文庫)

良くできた猟奇系犯罪捜査モノ どことなくコミック的なキャラクター 貶す要素はないが…… おススメ度:★★★☆☆ タイトルからして、本サイトの主旨に合った一冊。Kindleをお持ちなら、サンプルをダウン …

オペラ座の怪人(ガストン・ルルー、平岡敦〔訳〕/光文社古典新訳文庫)

リのオペラ座を舞台にした憎しみと愛の劇 怪人の境遇に同情できるか 恐怖譚の中にひそむ滑稽さ おススメ度:★★★☆☆ 【簡単なあらすじ】 オペラ座に怪人(ファントム)が出没するという目撃情報が流れだした …

ダーク・タワーII 運命の三人 上 (スティーヴン・キング (著)/風間 賢二/角川文庫)

いきなり超展開するキング流西部劇&ファンタジー スリリングなシーンと比較的退屈なモノローグ アイデア満載。確かにもっと認めて欲しい気持ちは分かる おススメ度:★★★★☆ まずは、これを見て欲しい。 そ …

KAPPA (柴田哲孝/徳間文庫) ~あらすじと感想、軽いネタバレ

沼で人が喰い殺された謎を追うルポライター ホラーでもなく、ミステリでもない、サスペンス系 割と明るい雰囲気の気楽な娯楽小説 おススメ度:★★★☆☆ かなり前に「TENGU」という小説を取り上げたが、そ …

飛騨の怪談 新編 綺堂怪奇名作選 (岡本綺堂/幽クラシックス) ~あらすじと感想、軽いネタバレ

怪談と名のついているが、壮大な歴史伝奇ミステリ ミステリ、因果もの、悲恋もの、歴史、サスペンスが合体 岡本綺堂らしい、読みやすい文体 おススメ度:★★★★☆ 本の紹介にはこうある、以下引用する。 本書 …

生ける屍(ピーター・ディキンスン[著]・神鳥統夫[訳]/ちくま文庫) ~印象と感想

ある島(国家)で行われる実験と、それに携わる男の行末。 ミステリーの要素が付け加わっている、社会派小説のよう。 紹介文というより、印象と感想を。 おススメ度:★★★☆☆ 私は、ディキンスンの作品は一度 …

仮面病棟(知念実希人/実業之日本社) 〜あらましと感想、軽いネタバレ

病院に立て籠もった犯人と医者のサスペンス 文章は読みやすい。キャラもわかりやすい そこそこ楽しいがもう一捻り欲しい おススメ度:★★★☆☆ (あらまし)アルバイトである病院の夜勤についた主人公の外科医 …

首都消失 (小松左京/ハルキ文庫)  ~概要と感想、かなりのネタバレ

タイトルが全てのがっかりSF小説 首都は消失する、するが…… 読みたいテーマと微妙に違う おススメ度:★★✩✩✩ (あらまし)首都圏に突如発生する正体不明の異変。都心を半径30㎞、高さ1000mにもな …

翳りゆく夏(赤井三尋/講談社) ~概要と感想、おススメ点など

20年前の誘拐事件の謎を追う 錯綜する人間関係をスピーディに 意外性と引き替えに、ラストにも疑問も おススメ度:★★★✩✩ (あらすじ)「誘拐犯の娘が新聞社の記者に内定」という「事件」をきっかけに、2 …

2666(ロベルト・ボラーニョ/白水社)

850ページを超える分量。しかも二段組。 謎の作家をめぐる、重層的なストーリー。 読書に辛抱強い人向けの本。 おススメ度:★★★★☆ (はじめに)チリ出身の作家ロベルト・ボラーニョの遺作である本書は、 …

海豹島(久生十蘭/ゴマブックスor青空文庫) ~あらすじメイン・一部ネタバレあり

絶海の孤島での、ミステリ的挿話。 読みやすい文章。 かなしげなラスト。 おススメ度:★★★★★ 舞台は、「樺太の東海岸、オホーツク海にうかぶ絶海の孤島」である「海豹島」。時は大正元年三月、「樺太庁農林 …

K・Nの悲劇(高野和明/講談社) ~あらすじと感想、ネタバレもあり

妊娠・中絶をテーマに壮絶な夫婦の戦いを描く 最初を抜ければ、一気に読み通せる通読性 ただ、傑作に至るには今一歩何かが必要だ おススメ度:★★★☆☆ 随分長くかかってしまったが、この度の本屋の「店員さん …

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