「 成城比丘太郎 」 一覧

われもまた天に(古井由吉/新潮社)

著者の絶筆(たぶん) 天にかえりしいのち 「著者の生前の意向」により掲載された「遺稿」 オススメ度:特になし 2020年に世界を騒がせたものというと、もちろん数々の「厄災」、とりわけ新しい種類の感染症 …

暴君(スティーブン・グリーンブラット、河合祥一郎〔訳〕/岩波新書)~読書メモ(64)

読書メモ(64) 「シェイクスピアの政治学」 暴君がうまれる経緯 オススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 どのような経路をたどって暴君がうまれるのかを、いくつかのそのタイプを実際の作品を通してみていくと …

死神の棋譜(奥泉光/新潮社)

将棋ミステリ プロ棋士になれなかったものたちの悲哀 ミステリの外見を借りた何か別物のフィクション オモシロ度:★★★★☆ 【はじめに】 この感想文が投稿されてる日は、おそらく11/13でしょう。すなわ …

「怪奇実話集」を読んだ~読書メモ(63)

  読書メモ(063) 日本と世界の怪奇実話集 なんか、なつかしさを感じる オススメ度:★★★☆☆ 【怪奇実話集とは】 最近、2冊の「怪奇実話」に関するアンソロジーを読んだ。ひとつ目は、かの平井呈一が …

犬の日本史(谷口研語/PHP新書)

「人間とともに歩んだ一万年の歴史」 日本における犬物語 日本人と犬との関わり オモシロ度:★★★★☆ 【はじめに】 秋アニメで、『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』というミニアニメがある。内容は、 …

死の病いと生の哲学(船木亨/ちくま新書)~読書メモ(62)

読書メモ(062) がん療養の日記 がんになってから考える死と生 オススメ度:★★★☆☆ 著者は、フランス現代哲学専攻の学者。この人の著作はひとつくらいしか読んだことがなかったので、どういう哲学的信念 …

きまぐれオレンジ☆ロード(まつもと泉)

さよならオレンジロード 追悼記事みたいなもの 劇場版について 劇場版の衝撃度:★★★★★ 去る10月6日に漫画家のまつもと泉先生が亡くなった、という報にふれた。ふだん、ちょっとした有名人が亡くなっても …

2020夏アニメの感想と、2010年代アニメまとめ番外編

「2020夏アニメ」感想 2010年代アニメ番外編 アニメにみる異界性 オススメ度:特になし 【夏アニメ感想】 もうすでに新クールに入っているテレビアニメだけど、いまのところ事前情報的な内容説明をあま …

赤死病(ジャック・ロンドン、辻井栄滋〔訳〕/白水uブックス)~読書メモ(61)

読書メモ(061) 突如世界を襲った伝染病 人類滅亡の危機を描いたフィクション オススメ度:★★★☆☆ 【どーでもいい近況報告】 この記事が投稿されているときには10月になっていると思います。いつもな …

バーナード嬢曰く。5巻(施川ユウキ)

「絶景本棚」から何かを考える 必読の本とは? 必聴の曲とは? オモシロ度:★★★★☆ ちょうど現在、この前出版された『絶景本棚 2』(本の雑誌社)を読んでいる(眺めている)。続編である今回のやつも、だ …

怪異の表象空間(一柳廣孝/国書刊行会)~読書メモ(60)

読書メモ60 「メディア・オカルト・サブカルチャー」 明治の怪談から、ラノベのなかの怪異まで オススメ度:★★★☆☆ 現代の日本でも楽しまれている怪談。もう夏は過ぎ去った感じだけど、個人的には怪談は夏 …

夏が終わったのに、あえて夏アニソンを聴く(成城のコラム―21)

「コラム21」 夏が来たら聴きたいアニソン 来年の夏に向けて オススメ度:特になし 先日、「アニメソング総選挙」という番組を観た。感想はとくにないけど、ひとつ思ったのが、こういったランキングを10年後 …

夏のクラクションをならしたい(成城のコラム-20)

コラム20 8月のこと 日傘のこと オススメ度:特になし 最近、パソコンの調子が悪いので、これからの記事はスマホで打ちますので、なんか変なとこがあるやもしれませんが、悪しからずご了承ください。 さて、 …

2010年代アニメまとめ(8)

アニメまとめ(08) 聖地巡礼と異世界もの アニメソングについて オススメ度:特になし 【聖地巡礼について】 いわゆる「アニメ聖地巡礼」なるものがあります。これは、「アニメの舞台をファンが探し出して訪 …

この4月のことについて(成城比丘太郎のコラム-19)

コラム019 この四月の競馬のこと(東京優駿はどうなるか) なんか考えたこと おすすめ度:特になし 【中央競馬について~クラシックを中心に】 この四月も、おおよそ無事にJRAのレースは行われた。他の地 …

カップラーメンは三分も待たない~(成城比丘太郎のコラム-18)

コラム(018) カップヌードルは、10秒で食いはじめる 他のカップラーメンについて おすすめ度:特になし 【本題の前に】 去る4月12日に、声優の藤原啓治が亡くなった。まだ55歳だった。それについて …

2010年代アニメまとめ(7)

「2015年作品」を中心に 「過激なアニメ」とは 公共放送で放送できないアニメについて おすすめ度:★★★★☆ 【日本文化の核心】 『日本文化の核心』(松岡正剛・著、講談社現代新書)を読みました。この …

怪物(ディーノ・ブッツァーティ、長野徹〔訳〕/東宣出版)

「未邦訳短篇集第三弾」 「幻想と寓意とアイロニー」 小さなものが大きなものにつながる オモシロ度:★★★★☆ ブッツァーティの未邦訳短編集刊行もこれでひとまず終わり。それでも、まだまだ未邦訳の作品があ …

この三月にしていたこと(成城比丘太郎のコラム-17)

コラム(017) 三月にしたこと しなかったこと おすすめ度:特になし 2020年3月は、世間が騒がしかったりそうでなかったりして、できないことが色々あった。まずは、法事の予定をとりやめて延期したこと …

おろおろ草紙(三浦哲郎・著)

「三浦文学の最高傑作」 大飢饉による共食いの実態 記録のような小説 おススメ度:★★★☆☆ 2020年は、作家三浦哲郎(みうらてつお)の没後10年にあたります。三浦哲郎は青森県八戸市生まれですが、青森 …

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