「 成城比丘太郎 」 一覧

自殺の歴史(ロミ、土屋和之[訳]/国書刊行会)~読書メモ(017)

読書メモ(17) 古今東西自殺のエピソード あまりこわくはない おススメ度:★★★☆☆ 【本書について】 図書館で借りてきて、ちまちまと読みすすめていった本。読む前は、それほど怖い本ではないだろうなと …

人生を変えるアニメ(河出書房新社〔編〕/河出書房新社)~読書メモ(016)

読書メモ(16) 中学生以上の人に向けて、著名人がアニメをお薦めするという内容 基本的に、無難な選定 おススメ度:★★★☆☆ 【おわびと訂正】 はじめにおわびから。以前の記事で、『君の名は。』の主役の …

日本代表を、生きる。(増島みどり/文藝春秋)

1998年フランスワールドカップに関わった人たちのインタビュー 現在日本のサッカー(選手)への提言 Jリーグなどについても おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 先日襲来した台風21号は、25年ぶりの …

最近読んだ本などについて(2018年08月)~読書メモ(015)

読書メモ(15) テクノロジーから歴史書関係の対談本まで 暇つぶし用に読んだもの おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 八月下旬から九月上旬にかけては、いつもなんやかんやとあって、ややこしい本やホラー …

今期〔2018年夏〕アニメ感想など ~映画『聲の形』の感想を含む

今期アニメなどについての感想 映画『聲の形』の感想を含みます まあまあ怖いところあります おススメ度:それぞれ 【聲の形について】 映画『聲の形』をようやくテレビ放送で観ました。まあまあ良かったですが …

怪異十三(三津田信三〔編〕/原書房)~読書メモ(014)

読書メモ(14) 三津田信三自身が「本当にぞっとした作品」を選ぶ 直球の怪談といった印象 おススメ度:★★★★☆ 『怪異十三』は、ホラー作家の三津田信三(著者の作品で本サイトで紹介した本:「凶宅」「禍 …

ガルヴェイアスの犬(ジョゼ・ルイス・ペイショット、木下眞穂[訳]/新潮クレスト・ブックス)

ペイショット作品の初邦訳 ポルトガルの一寒村に落下した物体(のにおい)があばく村人の生活 土地に積み重ねられた記憶の層と、生命のつながり おススメ度:★★★★☆ 一九八四年一月、ポルトガルの寒村である …

キャリー(スティーヴン・キング、永井淳〔訳〕/新潮文庫)~読書メモ(013)

読書メモ(13) キングの処女長編 テレキネシス(念動能力)をもった少女の大破壊的復讐までの顛末をドキュメンタリー風に おススメ度:★★★☆☆ 全世界というか、日本で広く読まれているスティーヴン・キン …

原民喜(梯久美子/岩波新書)~読書メモ(012)

読書メモ(12) 原民喜の「死と愛と孤独の肖像」 様々な「死」に囲繞された人生 おススメ度:★★★★☆ 原民喜は1905年生まれということで、私の曾祖母と同年生まれ(ちなみに曾祖母は10年前に他界)な …

短篇集-死神とのインタヴュー(ノサック、神品芳夫〔訳〕/岩波文庫)

ノサックの第二次大戦から戦後(西)ドイツを舞台にした作品集 SFや寓話や神話の読み替えまで、ヴァラエティーに富む 喪失や窮乏にさらされた人々 おススメ度:★★★★☆ 岩波書店から無料配布(?)されてい …

幽霊海賊(ウィリアム・ホープ・ホジスン、夏来健次〔訳〕/ナイトランド叢書)

ホジスンの海洋奇譚 謎の影につきまとわれる恐怖 徐々におとずれる怪異 おススメ度:★★★★☆ 【物語のあらすじ】 「わたし」ことジェソップが、自らの遭遇した怪異体験を語るという内容の物語です。サンフラ …

夏休みにおすすめする短編〔文学〕(成城比丘太郎のコラム-04)

夏休みによんでみてほしい短編 もちろん夏休みでなくてもよい 小学生から大人まで楽しめる怖くて暗くてイヤな短編 おススメ度:★★★★☆ ラジオの「夏休み子ども科学相談」というオモシロイ番組がある。科学に …

動きの悪魔(ステファン・グラビンスキ、芝田文乃〔訳〕/国書刊行会) ~ネタバレあり感想

グラビンスキ短篇集の本格的な初邦訳 鉄道にまつわる(神秘主義的)怪談集 鉄道のもつ「動き」や怖さが感じられる おススメ度:★★★★☆ 【まえがき】 グラビンスキという、「ポーランド文学史上ほぼ唯一の恐 …

クトゥルーの呼び声(H・P・ラヴクラフト〔著〕、森瀬繚〔訳〕/星海社)

ラヴクラフトの入門書的作品集 クトゥルーにまつわる海洋ホラーを中心に 巨大な力に抗えない人の無力さ おススメ度:★★★★☆ さて、本書は去年の秋に、「クトゥルー神話生誕100周年記念」として刊行されま …

奪われた家/天国の扉-動物寓話集(コルタサル、寺尾隆吉〔訳〕/光文社古典新訳文庫)

コルタサルの「真の処女作」にして、最適な入門書 都市生活者の不安とペーソスをかんじとれる 解釈は読み手次第 おススメ度:★★★★☆ アルゼンチンの作家フリオ・コルタサルの短篇集。この『動物寓話集』は、 …

エルフランドの王女(ロード・ダンセイニ〔著〕、原葵〔訳〕/沖積舎)

ダンセイニの傑作ファンタジー 人間の世界に隣り合う、もうひとつの世界がある 魔の国から見る人間世界 おススメ度:★★★★☆ 本書は、1924年発表の傑作ファンタジーで、この度復刊されました。「ファンタ …

書物と電気自動車について(成城比丘太郎のコラム-03)

書店のディスプレイは編集力の見せ所? 「千夜千冊」の再編集? 本と自動車産業の未来を横断的に語りたい(無理) おススメ度:★★★☆☆ 4年に一度おこなわれるものとはなんでしょか、と訊いたとしたらおそら …

川を覆う闇(桐生祐狩/角川ホラー文庫)

不潔と清潔とのたたかい とにかくお下劣ばんざい でも、文章(文体)は、まとも おススメ度:★★☆☆☆ 【まえおき】 一か月に15冊くらいの本を読んでいる。図書館で借りてきて部分的に読む(見る)ものを含 …

とんでもない死に方の科学(コーディー・キャシディー、ポール・ドハティー/梶山あゆみ〔訳〕/河出書房新社)

45通りの死に方を科学する ありうるものから想像を絶するものまで ユーモア(ブラック)を含みつつ、まじめに考察する おススメ度:★★★☆☆ 本書は、「スティーヴン・キングとスティーヴン・ホーキングを足 …

日本人の恋びと(イサベル・アジェンデ、木村裕美〔訳〕/河出書房新社)

恋愛と老いと友情をテーマに かなり重い過去を背負った人々 現在(2010年代)と過去(20世紀のこと)を交互に描く おススメ度:★★★☆☆ 本作は、イサベル・アジェンデが72歳の時に書いたもの。現代版 …

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