「 文学 」 一覧

古井由吉自撰作品(一)(古井由吉/河出書房新社)

初期作品では個人的に一番好きな小説である『行隠れ』を読む。 死者と生きる者が、一人の若者に重なりあう。 一つの死が家族のありようを浮かびあがらせる。 おススメ度:★★★★☆ 【はじめに】 近年出版され …

古井由吉「木曜日に」を読む

円陣を組む女たち(古井由吉/中公文庫) 古井由吉の処女作「木曜日に」を読んでみる。 はじめの頃から「古井由吉」は「古井由吉」だった。 分明と不分明をかきわけながら確かめる存在のありどころ。 おススメ度 …

カルヴィーノまみれ~木のぼり男爵/不在の騎士/ある投票立会人の一日

木のぼり男爵(イタロ・カルヴィーノ、米川良夫[訳]/白水Uブックス) 不在の騎士(イタロ・カルヴィーノ、米川良夫〔訳〕/白水Uブックス) ある投票立会人の一日(イタロ・カルヴィーノ、柘植由紀美〔訳〕/ …

最近読み終えた作品(2018年4月) ~黄色い雨/戦う操縦士

黄色い雨(フリオ・リャマサーレス、木村榮一〔訳)/河出文庫) 戦う操縦士(サン=テグジュペリ、鈴木雅生〔訳〕/光文社古典新訳文庫) 最近読んだ海外文学の感想です。 朽ちていく村と運命を共にする「私」( …

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