3行で探せる本当に怖い本

ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 閲覧注意 」 一覧

修羅の家(我孫子武丸/講談社) ※ネタバレあり・おまけ付き

テーマはマインドコントロール まずまず猟奇的だ 基本はラブストーリーなので注意? おススメ度:★★★☆☆ もしフツーの人が間違って何かの拍子にこの文章を読み始めたら、ここでストップしてほしい。以下、一 …

異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官 (久住 四季/メディアワークス文庫) メディアワークス文庫) 

今回は拷問殺人がテーマ 主人公は本庁に戻ったが話の流れは同じ 微妙になりつつある おススメ度:★★☆☆☆ 今回、あらすじはAmazonの紹介文を引用させて頂きたい(結構長い)。 人気シリーズ! 拷問は …

新装版 殺戮にいたる病(我孫子武丸/講談社) 〜途中から核心的なネタバレあり

ネクロフィリア(死体への異常な性的偏執)がテーマ 本物の変態描写&ミステリ要素 精神的にかなり来るグロさ おススメ度:★★★☆☆ 1992年に出版された小説なので、本作はこのジャンルでは古典的な扱いが …

魔窟 〜ネタバレあり【閲覧注意/ポルノ小説】

陰惨な暴力が支配する官能小説 暴力:エロ=30:70 多少変態要素もある オススメ度:★★☆☆☆ この間、心の闇系を連続して読んでいた。欲望と殺人がいかに人を狂わせるかというテーマが多かった。今回はほ …

殺人依存症(櫛木理宇/幻冬舎文庫) ~ 話の要約とネタバレあり、閲覧注意

タイトル通り、閲覧注意 残虐で不条理な物語 後味は最悪だ おススメ度:★★☆☆☆ 最初にこんなことを書くのもどうかと思うが、本書を読むのはやめた方がいい。ただ残虐でグロテスク、実在の事件をネタにするな …

ほねがらみ(芦花公園/幻冬舎単行本)

読んだ人は呪われる系 なので一応閲覧注意 まとまりがない話 おススメ度:★★☆☆☆ ホラー小説をAmazonで探していてタイトル一発で購入を決めた。「ほねがらみ」いかにも何かありそうで、不気味な響きだ …

異常快楽殺人 (平山夢明/角川ホラー文庫)

実在のシリアルキラー7人のエピソードを中心に収録 ドキュメンタリーと小説を混ぜたような内容 ライトなホラーファンにはおススメできない久々の「閲覧注意」 おススメ度:★★★★☆ とにかく「キツイ」の一言 …

いぬやしき(1)+(2)(奥浩哉/イブニングコミックス)

GANTZを換骨奪胎したような作品 ちょっと寄生獣も入っている? 精緻なメカデザインは好み おすすめ度:★★★☆☆ 宇宙人の「事故」で消滅した二人の人間が、アイデンティティはそのままに機械化されてスー …

ゲーム・オブ・スローンズ(原作:ジョージ・R・R・マーティン/製作総指揮 : デヴィッド・ベニオフ&D・B・ワイス)

近年稀に見る脚本の出来栄え 色んな方向に突き抜けたファンタジー 原作はともかくドラマは見事 おススメ度:★★★★★ 本ドラマは日本での知名度はその実力からしてかなり低いと思っているが、知っている人は説 …

お見世出し (森山 東/角川ホラー文庫)

舞妓の話が2つ、扇子職人の話が一つ 小編、中編、小編となっているが、だんだん壊れる 久々に嫌なものを読んだ おススメ度:★★★★☆ 読み終えてこれだけ後味が悪いのも久しぶりだ。最初は「ちょっと興味深い …

スイート・リトル・ベイビー(牧野修/角川ホラー文庫) ~完全ネタバレあり

児童虐待がテーマのホラー Jホラーのお手本のようで読ませる ただし、オチが破綻してる おススメ度:★★★☆☆ まずこれは極め付けの悪書。読んでおいて何だが、高校生以下には読ませたく無い。テーマの児童虐 …

ビッグドライバー(スティーヴン・キング(著)/ 高橋恭美子、風間賢二 (訳))

レイプされた女性の復習劇 と、夫の連続猟奇殺人に気付いた妻の苦悩 キング節たっぷり、いい意味で不愉快 オススメ度:★★★☆☆ 稀代のモダンホラー作家・スティーヴン・キングの作品を一つも読まれていないな …

ミミズからの伝言 (田中啓文/角川ホラー文庫)

とにかく下品なホラー短編集 久しぶりに読んで気持ち悪くなった しかし、しかし酷い作風だ! おススメ(度):しない 本当に久しぶりに小説を読んで後悔した。とにかく、何がなんでも下ネタに持っていくその姿勢 …

ヒストリエ(1)(岩明均/アフタヌーンコミックス)

アレキサンダー大王の書記官エウメネスの人生を壮大に描く 「寄生獣」ばりの強烈なシーンも散見できる一巻 壮大な物語の興味深いプロローグ おススメ度:★★★★☆ 前回、カズオ・イシグロ氏の「忘れられた巨人 …

愛 (ウラジーミル・ソローキン (著), 亀山 郁夫 (翻訳)/文学の冒険シリーズ)~中程度のネタバレ、とはいえネタバレしても意味不明

ロシアの牧歌的な会話から急転直下する狂気の短編集 同性愛、スカトロジー、エロティシズム、スプラッターと何でもあり もはやこれは一種の「芸」である(※芸術ではなく)。 おススメ度:★★★★☆ 先日、村上 …

続巷説百物語(京極夏彦/角川文庫) ~(紹介・後編)、あらましと軽いネタバレ

「死神」にまつわる凄惨な連作怪談 3つのエピソードがあるが最後はプロローグ的な短いもの かなり猟奇的な描写があるので注意 おススメ度:★★★★★ 長いお話なのと、前半・後半でカラーが変わるので2回に分 …

ハプニング (M・ナイト・シャマラン[監督]) ~感想と完全なネタバレ

アメリカで謎の大量自殺が次々と発生。原因は? 設定ありきの大味ホラー 監督名を観れば納得。 おススメ度:★★☆☆☆ 最初に断っておきたいが、実はこの映画はそれほど嫌いではない。むしろ、監督を考えると微 …

昆虫を食べる!(水野壮[監修]/洋泉社新書y)/食べられる虫ハンドブック(内山昭一[監修]/自由国民社) ~食糧難と昆虫

歴史ある昆虫食の文化。 これからの食糧難に向けてひとつの解決策となるか。 簡単な「食べられる虫」の写真付きガイド。 おススメ度:★★★☆☆ 『未来の年表』の本の中でも危惧されていた「食糧難」を解決する …

Another(アナザー)(水島努[監督]・P.A.WORKS[制作]/TVアニメシリーズ) ~あらすじと感想、軽いネタバレ

綾辻行人原作小説のアニメ化作品。 水島努監督の最高傑作だと個人的には思う。 ついでに実写版『アナザー』についても。 おススメ度:★★★★☆ (簡単な導入説明) 時は1998年、母親の故郷「夜見山市」に …

ベルセルク 39(三浦建太郎/ヤングアニマルコミックス) ~ベルセルクの今と昔(後編) ※基本的に38巻まで読まれた方向け

遂に妖精の王と謁見。キャスカの運命は? 完全にファンタジー回帰、しかも穏やか 内向的なストーリー展開 おススメ度:★★★☆☆ (あらまし)数々の脅威を退けて、ガッツたちはついに妖精たちの王の住む島に上 …

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