今期〔2018年夏〕アニメ感想など ~映画『聲の形』の感想を含む

今期アニメなどについての感想 映画『聲の形』の感想を含みます まあまあ怖いところあります おススメ度:それぞれ 【聲の形について】 映画『聲の形』をようやくテレビ放送で観ました。まあまあ良かったですが …

幻視(米山公啓/角川ホラー文庫)

比較的スリリングな医療系ホラー テンポが速くて読みやすい 落ちはちょっと おススメ度:★★★☆☆ (あらすじ)ライブ会場でいきなり頭から血が噴き出してロックシンガーが死亡した。同時期、同様の症状で死亡 …

怪異十三(三津田信三〔編〕/原書房)~読書メモ(014)

読書メモ(14) 三津田信三自身が「本当にぞっとした作品」を選ぶ 直球の怪談といった印象 おススメ度:★★★★☆ 『怪異十三』は、ホラー作家の三津田信三(著者の作品で本サイトで紹介した本:「凶宅」「禍 …

山内くんの呪禁の夏。(二宮酒匂/角川ホラー文庫)

災難に会いやすい少年のオカルト系ジュブナイル小説 色々と評価不能 ……コメントできない感じ おススメ度:評価不能 うーむ、困った。久しぶりにコメントに困る小説を読んでしまった。このサイトではおなじみの …

ガルヴェイアスの犬(ジョゼ・ルイス・ペイショット、木下眞穂[訳]/新潮クレスト・ブックス)

ペイショット作品の初邦訳 ポルトガルの一寒村に落下した物体(のにおい)があばく村人の生活 土地に積み重ねられた記憶の層と、生命のつながり おススメ度:★★★★☆ 一九八四年一月、ポルトガルの寒村である …

ノロイ―小林雅文の取材ノート(林巧/角川ホラー文庫)【※注 決定的なネタバレあり】

自宅が焼失・失踪した作家の取材ノートの中身 呪いは存在するのかというテーマ 中々テクニカルである おススメ度:★★★☆☆(予備知識が無ければもう半個★プラス) ある実在の怪談蒐集作家の自宅が全焼し、妻 …

キャリー(スティーヴン・キング、永井淳〔訳〕/新潮文庫)~読書メモ(013)

読書メモ(13) キングの処女長編 テレキネシス(念動能力)をもった少女の大破壊的復讐までの顛末をドキュメンタリー風に おススメ度:★★★☆☆ 全世界というか、日本で広く読まれているスティーヴン・キン …

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。【映画】(アンディ・ムスキエティ監督)

キングの有名な原作の「一部」を描く 特別怖くもキモくないのは文化が違う? 少年たちの友情物語としてはまずまず おススメ度:★★★☆☆ 映画化されたスティーブン・キングの作品では、ミザリーやグリーン・マ …

原民喜(梯久美子/岩波新書)~読書メモ(012)

読書メモ(12) 原民喜の「死と愛と孤独の肖像」 様々な「死」に囲繞された人生 おススメ度:★★★★☆ 原民喜は1905年生まれということで、私の曾祖母と同年生まれ(ちなみに曾祖母は10年前に他界)な …

人生論 (トルストイ[著]、原卓也[訳]/新潮文庫)

悩める30代以降に トルストイの「幸福論」 難解だが私は腑に落ちた おススメ度:★★★★☆ 怖い本のサイトととはいえ、時々(結構?)管理人の趣味でそれ以外のジャンルの本にも手を伸ばす本サイト。今回はロ …

短篇集-死神とのインタヴュー(ノサック、神品芳夫〔訳〕/岩波文庫)

ノサックの第二次大戦から戦後(西)ドイツを舞台にした作品集 SFや寓話や神話の読み替えまで、ヴァラエティーに富む 喪失や窮乏にさらされた人々 おススメ度:★★★★☆ 岩波書店から無料配布(?)されてい …

「新」怪奇現象41の真相(ASIOS/彩図社)

実際に起こった怪奇現象を科学的に分析 短いコラム風で非常に読みやすい 笑えるものから、ちょっと考えさせらるものまで おススメ度:★★★★☆ 実際に起こった怪奇現象や伝説の正体を、真面目に追及するという …

幽霊海賊(ウィリアム・ホープ・ホジスン、夏来健次〔訳〕/ナイトランド叢書)

ホジスンの海洋奇譚 謎の影につきまとわれる恐怖 徐々におとずれる怪異 おススメ度:★★★★☆ 【物語のあらすじ】 「わたし」ことジェソップが、自らの遭遇した怪異体験を語るという内容の物語です。サンフラ …

夏休みにおすすめする長編5選 ~ミステリ/ホラー/ファンタジー再読

2018/08/08   -コラム

夏休みといっても高校生から大人向け おもしろいけど、長い! 長期休暇に腰を落ち着けて読むシリーズ おススメ度:それぞれ このサイトのもう片一方のライターの成城氏が「夏休みに読みたい短編」という内容で、 …

夏休みにおすすめする短編〔文学〕(成城比丘太郎のコラム-04)

夏休みによんでみてほしい短編 もちろん夏休みでなくてもよい 小学生から大人まで楽しめる怖くて暗くてイヤな短編 おススメ度:★★★★☆ ラジオの「夏休み子ども科学相談」というオモシロイ番組がある。科学に …

はだしのゲン(中沢啓治/汐文社)

広島原爆投下前後の生活を描く とにかくトラウマ 理由はともかく、原爆は人間の所業ではない おススメ度:評価不能 最後に読んでからもう20年以上経っているが、何しろ今でもこの漫画の描くシーンを鮮明に思い …

動きの悪魔(ステファン・グラビンスキ、芝田文乃〔訳〕/国書刊行会) ~ネタバレあり感想

グラビンスキ短篇集の本格的な初邦訳 鉄道にまつわる(神秘主義的)怪談集 鉄道のもつ「動き」や怖さが感じられる おススメ度:★★★★☆ 【まえがき】 グラビンスキという、「ポーランド文学史上ほぼ唯一の恐 …

土星を見るひと(椎名誠/椎名誠 旅する文学館)

不思議な味わいの短編集 決してホラーではないがどことなく怖い あえていうなら不条理小説か おススメ度:★★★☆☆ 椎名誠氏は不思議な作家で、とびきり馬鹿げた小説を書いたと思えば、ハードなSFで傑作を残 …

クトゥルーの呼び声(H・P・ラヴクラフト〔著〕、森瀬繚〔訳〕/星海社)

ラヴクラフトの入門書的作品集 クトゥルーにまつわる海洋ホラーを中心に 巨大な力に抗えない人の無力さ おススメ度:★★★★☆ さて、本書は去年の秋に、「クトゥルー神話生誕100周年記念」として刊行されま …

怪談狩り 黄泉からのメッセージ(中山市朗/角川ホラー文庫) ~ややネタバレあり

きわめてノーマルな現代怪談短編集 様々な怪談パターンを網羅 ただ、基本的にはこれまでの怪談集と同じ おススメ度:★★★☆☆ このサイトでもこういった現代を舞台にした短編怪談集は結構紹介したと思う。私も …

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