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★★★☆☆ 読書メモ

『うんこ文学』(頭木弘樹・編、ちくま文庫)〜「読書メモ(082)」

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  • 「読書メモ082」
  • うんこにまつわる文学作品。
  • 人も動物も必ずする排泄。
  • オススメ度:★★★☆☆

【近況】

桜の盛りをすぎる前に、今年も桜の写真をスマホにて撮りました。タンポポも咲いているので、そのタンポポを前景にして、遠くの桜並木も撮りました。その画像を確認したところ、手前のタンポポと遠くの桜の木との間に、なにやら黒い物体が鎮座ましましています。どうやら春の日差しに照らされて黒く光るイノシシの糞でした。なんかのオブジェのようです。

野生動物の糞はよく見かけます。もっともよく遭遇するのは鹿の糞です。奈良公園でもおなじみの鹿の糞。正露丸を大きくしたようなかんじのコロコロと丸まったやつです。私もそんなコロコロうんこを出したことはあります。

てなわけで、今回はうんこにまつわる本です。

【本書について】

『うんこ文学』の副題は、「漏らす悲しみを知っている人のための17の物語」というもの。うんこを漏らしてしまったかなしみの文学から、野糞によって人生と自然の共生をはかろうとする人の体験など、うんこに真剣に向き合う人たちの短編が17編あります。

読んでいて切なくなるものや少し笑えてくるものやためになるものなど、色々あります。ただし、ほとんど男性の書いた作品ばかりです。女性作家はあまり漏らした話を文学にしないのだろうか。

うんこにまつわるエピソードは誰にもあるでしょう。人間のそれや、ペットのそれ。うんこにはその人独自の物語があるでしょう。それが味わえるかもしれない短編集です。

尾辻克彦の「出口」に書かれた体験は私も小学生の時にありました。その時は祖父と夏祭りに出かけた帰り道のことでした。夜の田舎道のことです。祖父の家までまだかなりの距離があり、周囲に人家もない田舎道の途中で、ものすごい便意に襲われ、なんとかこらえながら歩いていたものの、少し出口からうんこがこんにちはしてきたので、祖父から「そこでしなさい」と言われ、夜の暗い道のそばに腰を下ろしました。祖父の家のトイレは汲み取り式のぼっとん便所だったのですけど、そんな感じの排泄感(?)でした。その後祖父から渡された葉っぱで拭いて、帰宅してからすぐに風呂場で下半身とパンツを洗いました。あのうんこを祖父がどう処理したのかはおぼえてません。そんな祖父の13回忌がこの前ありました。

【今期アニメ】

2023年春アニメが、鹿のうんこのように、ポロポロといくつかはじまってます。『天国大魔境』のアニメ(第一話)では、登場人物がトイレの便器にかがむシーンがでてきます。便器に座って人心地ついたような感じです。あのトイレは一時的な天国なのか。 ということは、あの登場人物たちは普段野糞をしているのでしょうか。それとも、無人の家でトイレを借りて済ますのでしょうか。

そして、『ゴールデンカムイ』も改めて放送がはじまりました。このアニメにはウンコネタが出てきます。登場人物たちはおそらく野糞をしてると思われます。『ヴィンランド・サガ』の登場人物もしてるでしょう。

今期アニメ作品のなかで、排泄(の描写)に向き合っている作品があるのかは、あまり気にせずに、アニメを楽しんでいきたいです。

【競馬について〜桜花賞】

競馬のパドックをみていると、時折競走馬がボロ(馬糞)を垂れながら歩いているのを見かけます。そのボロの状態を、馬の調子の目安にすることもあるようです。個人的には、あまりボロに注目はしません。

さて、先週の大阪杯は、ジャックドールが押し切って初G1をゲットしました。2着に追い込んだスターズオンアースは能力が高いことを示しました。スターズオンアースは、このあとどこを走るのかわかりませんけど、宝塚記念なら逆転できるでしょう。ジェラルディーナも同様です。

そして、今年も強い牝馬がうまれるかどうかに期待のかかる、桜花賞が今週あります。リバティアイランドが中心なのでしょう。というか、ノーザンや社台の生産馬が上位にくるのかなぁ。個人的には、それらとは違う馬に頑張ってほしいけど。となると、キタウイング、コンクシェル、エミュー、ジューンオレンジ、シンリョクカ、トーセンローリエ。これらのどれかに3着以内に入ってほしいけど。個人的にはコンクシェルに期待してますー。

【次回予告】

来週はいよいよ皐月賞ウィークです。何か書きたいと思ってます。

(成城比丘太郎)


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