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『知っておきたい地球科学』(鎌田浩毅、岩波新書)〜「読書メモ(79)」

投稿日:

  • 「読書メモ079」
  • ビッグバンから地震や火山まで。
  • 阪神淡路大震災から28年。
  • オススメ度:★★★★☆

【近況】

今日、新しい洗濯機が家に来ました。今までお疲れさまでした、古い洗濯機。

そして、今夜のご飯は、たこ焼きです。たこ焼きとお米を一緒に食べるのです。最近、スーパーで買ってきたたこ焼きをよく食べるようになりました。自分で作るよりもうまいので。

丸いたこ焼きです。丸いというと、地球です。てなわけで、地球に関する本を読みました。

【本書について】

本書の副題は「ビッグバンから大地変動まで」というもので、内容的には、この宇宙誕生のことからはじまり、地球の形成や、現在の地震や火山のことまでを取り上げてます。著者によると、最近の学生は地学の知識があまりないそうなので、そういった地学初心者(?)向けにオススメできる本です。あと、地理に興味がある人にもオススメしときます。

宇宙誕生から現在までの地球科学のことを色んなトピックに分けて簡単に解説してます。地球の環境や気候や資源などについても取り上げてます。とくに、地球の気象に関して、多角的な視点を持つことが大事だと理解できます。それはつまり、短期的な気候(の変化)だけでなく、数万年単位といったような長期的な気候の変動にも目を向けるべきだということです。

本書のなかで、もっとも重要かつ喫緊の話題は、「地震・津波・噴火」でしょう。とくに、東日本大震災以降活発化した内陸地震は、震災前と比べて「約三倍」になってるそうです。

そして、それよりも大きな被害が出ると予想されているのが、「南海トラフ巨大地震」です。過去に起こった南海地震(1940年代)の前に、内陸地震が頻発しはじめたそうです。南海トラフで巨大地震が起こる40年前くらいから、内陸地震が「活動期」に入ることが、過去の地震を調べることで分かります。

現在、その「活動期」に入ったことを示すのが、1995年の阪神淡路大震災の発生ではないかということです。ということは、それから約40年後すなわち2030年代に南海トラフ地震が起こる可能性が高まっているというわけです。ということは、阪神淡路大震災は過去の大災害ではないということです。

ほんで、地震だけでなく、火山の大噴火も地球の気候に影響を及ぼすことも書かれてます。

【結論めいたものと、余談】

ここでひとます結論をいうと、現在の地球全体の気候にすぐさま甚大な影響を及ぼすのは、太陽の活動の変化と、火山の大噴火だということが分かります。

とりあえず、地球科学のことが大まかにわかる本です。

余談です。1940年代の南海トラフ地震の津波被害を語り継いで、次に来るであろう南海トラフ巨大地震の津波対策を自治体レベルでもっとも行っているのは、管見の限りでは、三重県尾鷲市かなと思います。

【さらなる余談〜28年前の競馬】

1995年1月に阪神淡路大震災が発生したその週末には、中山競馬場にてAJC杯のレースがありました。同じ週には日経新春杯が予定されてましたが、それは翌週に延期されたと記憶してます。その1995年のAJC杯は、たしか大阪のウインズでは馬券発売がなかったと記憶してます。少なくとも私は馬券を買った記憶もなければ、レース映像を関西のテレビ中継でリアルタイムに観た記憶もありません。サクラチトセオーが勝ったそのAJC杯のレース映像はのちに観ました。

てなわけで、今年のAJC杯について。出走予定馬のなかでは、ガイアフォースに注目なのでしょう。キタサンブラック産駒の初年度産駒です。イクイノックスにしても、先週の京成杯勝ち馬ソールオリエンスにしても、キタサンブラック産駒の中山での強さはすごいものがあります。ソールオリエンスが今年牡馬クラシックの有力候補に名乗りを上げましたかな。ガイアフォースはクラシック(菊花賞)ではふるいませんでしたが、今年の芝中距離戦線を盛り上げるためには、今週のレースで強い競馬を見せてほしい。

(成城比丘太郎)


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