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★★★☆☆ 読書メモ

『酷道大百科』(鹿取茂雄・編著、実業之日本社)〜「読書メモ(88)」

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  • 「読書メモ088」
  • ヒドい国道ゆえに愛おしい。
  • 残る酷道、消える酷道。
  • オススメ度:★★★☆☆

【近況〜読書】

先週末からtwitterが全くといっていいほど見られなくなりました。なので、今までtwitterを見ていた時間を読書のほうに振り替えたところ、少し読書効率(量)があがりました。とはいえ、書籍情報をtwitterから得たこともあるのでその点少し残念。しばらくtwitterからはおサラバです。

ではこの前読んだ本について。

【酷道とは】

「酷道」とは何か、ご存知の方も多いでしょう。「国の道」である国道の名に「そぐわない貧弱な整備状態の国道」のこととされています。狭すぎる道幅とか、未舗装の道とか、国道にしては酷い状態の道のことです。

そんな「酷道」を愛してやまない人が、そんな酷道を走ってみた記録が本書の内容です。日本全国にはヒドい状態の道路はたくさんあるわけですが、国道なのに酷い状態であることに、愛しさとせつなさと哀しみと少しの笑いが生まれるのです。

私も酷道を通ったことは何度(何百回?)もありますけど、国道の酷い区間に入った時には、妙な緊張と高揚があるのですー。といっても、極限状態にあるような危険すぎる酷道は通ったことはありません。

もし本書を読んで酷道を走りたくなったら、すんませんが、全て自己責任で行ってください。

【私の通った酷道のこと】

私自身は自動車の運転免許を取得できない(とされている)ので、酷道を通った経験はすべて助手席か後部座席のものです。少し歩いたこともあります。本書に載せられている酷道だと、ほとんどが近畿地方のものを通りました。山陰地方や北陸地方や四国の酷道も通ったことがあります。

そんなヒドい道をなぜ通るのかというと、目的地へ行くためには通る道が他にないのと、近道だからです。それと、生活道路であることが多いからです。そんな酷道も、個人的な経験では、ここ20〜30年くらいの間にどんどん姿を消してます。たとえば、本書にもある国道368号線は近い将来(10年後くらい)に酷道から卒業する予定のようです。とはいえ、この368号の仁柿峠は20年前くらいからバイパス開通の予定があるので、この先本当にバイパスができるかどうかは、その時までわかりませんが。

この368号(仁柿峠)は何回か通ったことがあります。そんななかで、少しびっくりした経験をしました。夕方にクネクネ道を車でのぼっていたところ、前方に全力で歩く男性の姿を見かけたのです。その横を通り過ぎる時に、その男性をじっくりと見たのですが、着ているものは普段着で、こちらには全く注意を払わずに一心不乱にすたすたと歩いておりました。まあ、その時はウォーキングか何かだろうと思いましたけど、この峠には施設とかは特にないし、人家も遠いので、何をしに歩いてるのだろうかと考えると少し怖かったです(この話に、とくにオチはないです)。

それから、国道422号の滋賀県部分には、15年くらい前まで部分的に酷道だった箇所がありましたが、現在バイパスができてます。その他、中国地方にも色んな酷道がありましたけど、バイパスやトンネルができたので、普通の国道になったところがたくさんございます。

それと、国道25号は、酷道の部分が少しありますけど走りやすい酷道です。しかし、バイパス部分に間違えて乗り込んで逆走してしまう車がたまにいるので、ある意味危険です。私(の乗った車)もバイパスの出口から間違えて乗り込みかけそうになったことがありますゆえに。

【まとめ】

酷道ファンの人たちが酷道を愛する気持ちはよくわかります。そんな酷道が普通の国道になることを願う人たち(近所の住民)の気持ちもわかります。いつまでもあると思うな酷の道?

さいごにもう一度。酷道を走る時には天候や道路状況などに十分気をつけて自己責任でお願いします。私(の乗った車)は下調べしてから行きました。あと、その道が好きで通った場合もありますので好きな気持ちを大事に来てください。

(成城比丘太郎)


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