3行で探せる本当に怖い本

ホラーを中心に様々な作品を紹介します

★★★☆☆

【特別投稿】PlayStation 5体験記 ~家庭用ゲーム機への思い

投稿日:

  • 基本的に性能の上がったPS4
  • 絶対的な専用コンテンツ不足
  • でかい、そして、変わらない
  • おススメ度:★★★☆☆

この40年、ゲーム機は私にとって科学技術の進歩、素晴らしい未来と同義であった。今の幼児がiPadをオモチャにするように、私は幼少期にモノクロ液晶の電卓やLEDのみのハンディゲーム機で遊んでいた。1980年に発売されたゲームウォッチよりさらに前の話である。その後、ファミリーコンピュータという大革命が起こり、現在のNintendo switch、MicrosoftのXbox Series S/X、PlayStation5(以下PS5)へと家庭用ゲーム機の歴史はしぶとく連綿と続いている。

そして私は普段のツキの無さからは考えられないことに、2週間前、抽選販売でPS5を手に入れた。それから、毎日ではないが遊んでいる。

しかし、そこには10年ぐらい前から感じている停滞感が濃厚に漂っていた。進歩はあるが、素晴らしい未来とは到底断言できない。

その原因はソフトラインナップにある。実はPS5はPS4と下位互換系があり、ほとんどのPS4のゲームが遊べる。そのため、ローンチ(発売日)に発売されたPS5完全独占の新作は

Demon’s Souls(デモンズソウル リメイク)【独占】
リビッツ!ビッグ・アドベンチャー【独占】
スパイダーマン:マイルズ・モラレス

の3本のみ。「Demon’s souls」はPS3(!)のソフトのリメイクであり、実質2本のみが完全新作と言える。しかし、衰退した日本市場はターゲットにされておらず(いいゲームかも知れないが)洋ゲーアクション2本のみという寂しさ。ちなみに3Dマリオもどきの技術デモ的なアクションゲーム「アストロプレイルーム」がプリインストールされているので、コントローラーの新しい触感機能などはこれで試せる。

もちろん、そこはSONYもその弱点を把握しており、年5000円程度のサブスク(PlayStation Plus )に入るとPS4時代を代表する20本程度の名作がダウンロードできる。FF、バイオハザード、モンハン、ブラッドボーン、ラスアスまで揃っている。しかも、手持ちのPS4のゲームやデータを移行できるので、PS4からの乗り換えに最適。(ただ、世界標準に合わせて決定ボタンとキャンセルボタンが入れ替わったので、これは混乱する改悪。キーコンフィグはぜひ欲しい)。

私はPS4用ソフト「仁王2」を移行して遊んでいるが、ゲーム画面だけ見ていると、当たり前だがPS4と何ら変わらず、本当にPS5を遊んでいるのか分からなくなる。PS4も自分でSSDに換装したので、PS5自慢のロードの速さもあまり変わらない。

とは言え、スペック的には15〜20万のゲーミングPCと同等程度の性能を誇っており、コストパフォーマンスは異常に高い。それは分かるので、買ったのだが……。

かつて任天堂の山内社長は「ハードはやりたいソフトを遊ぶためにむりやり買うもの」という旨の発言をしていた。

果たして、いまPS5を買う必要はあるのだろうか?

個人的には「ある」が、ソシャゲ世代のゲーマーには余り刺さらないのでは無いか。私は逆に課金やガチャという「公式チートを買う」「ゲームではなく射幸心にフォーカスする」ソシャゲとの相性が悪い。それにやはりゲームにはコントローラーが必要だ。

そういう訳で、転売目的やディープな家庭用ゲーム機ファンの需要が一巡すれば、品薄は意外に早く解消されるだろう。キラーと呼べるソフトが登場すれば別だが、今のところ、お抱えソフトハウス以外のメーカーは製作費の回収の為に、大作ソフトほど、PCも含め、複数のプラットフォームで展開するしか無くなっている。かつて提起されていたグラフィック機能の向上=製作費の高騰問題があるからだ。だからと言ってSwitchレベルのグラフィックスで打ち止めというのも寂しいが、ゲームの本質はやはり革新的なアイデアやシステムで、グラフィックスは必須では無い(マイクラやテトリス、マリカーが未だに現役でいられるのがそれを示している)。

ただ、これで本格的にVRを動かせるパワーは備わったと思っているので、そっち方面に伸び代があるのではないか。

それでも私は新しいゲーム機=新しい未来だと信じている。そんな私に今まで、見たことのないものを見せてくれ。まだまだいけるはずだ。

(以下、PS5雑感)
・Amazonでは品薄すぎて、リンクが張れなかった。平日の午前中とかに入荷しているらしいが…遭遇出来たらかなりのラッキーマン。
AmazonのPlayStation5専用コーナー(商売抜き。ここから売れてもインセンティブは入ってこない。
・本体でかい。でも、ちゃんと横置きにも対応している。
・決定キーがソフトによって違う。ちがーう!
・スリープモード(レストモード)に入りにくくなってしまった。
・上記の通り、感覚的にはでかいPS4なので、あまり感想がない…。


-★★★☆☆
-, , ,

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

関連記事

血統史たらればなし(栗山求/KADOKAWA/エンターブレイン)

1冊で大まかなサラブレッドの血統の歴史の流れが分かる。 サラブレッドの歴史は、人とのキズナの歴史。 競馬に興味のない人には星なし。競馬が好きなら星5つ。 おススメ度:★★★✩✩ 人間生きていれば、何度 …

雪の階(奥泉光/中央公論新社)

心中事件を探る推理ものの体をとったもの 奥泉文学の題材を詰め込んだ、ごった煮的作品 いろんなものに目を配った娯楽小説 おススメ度:★★★☆☆ 【時候の挨拶的まえがき】 先日(4/2)、軽い花見をしてき …

東京伝説―うごめく街の怖い話 (平山 夢明/竹書房文庫)※ネタバレあり

幽霊系を排除した実話(的)オンリーの短編怪談集 まあ、面白くは読める 事実っぽいものがあったり、創作っぽいものがあったり おすすめ度:★★★☆☆ 同じ怪談集のシリーズを2週連続読むのは初めてかも知れな …

玩具修理者(小林泰三/角川文庫)~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想

「何でも」修理する謎の男が「あるもの」を治す恐怖を描く スプラッター的要素もあるが精神的に揺さぶられる 表題作は短編、他に中編「酔歩する男」も収録 おススメ度:★★★☆☆ 第2回日本ホラー小説大賞の短 …

サンマイ崩れ(吉岡暁/角川ホラー文庫)~あらすじと感想

災害ボランティアに向かう若者の怪奇な短編 書下ろしの「ウスサマ明王」は中々変わった内容 前者は不条理系ホラー、後者はバトルもの おススメ度:★★★☆☆ 「サンマイ崩れ」というタイトルはとても秀逸だと思 …

アーカイブ