★★★☆☆

ホラーという道(成城のコラムー59)

投稿日:

  • 「コラム059」
  • シャーリイ・ジャクスンを読んだ。
  • ホラーという未知の道。
  • オススメ度:★★★☆☆

【登場人物】

K:高校生。

私:茶わん蒸しよく食べる人。

【ホラー好きあるある言いたいけど】

K:どうもこんにちはー。本日はお忙しいなか僕のために時間をとっていただきありがとうございます。

私:いや、そんなに忙しくはないですけど。それより、今日は水曜日ですけど学校は?

K:試験休みですー。

私:なーるほど。一昨日はバレンタインデーでしたけど、チョコもらえました?

K:義理っぽいのをちょこちょこと。僕のことはいいとして、そちらは、今日は病院だったのでは?

私:まあそうです。それと、このあと郵便局に行きますけど。まあ、簡単な話くらいならできますよー。

K:ありがとうございますー。それにしても、今日の昼間はけっこう暖かいですねー。

私:ですね。だから、さっきラーメン食べたあとアイス食べちゃいましたよ。

K:僕もラーメン食べたいなー。

私:でも、夜になると寒いんですけどね。

K:あなたが住んでる所は寒そうでもんね。

私:そうです。だから、夜は茶わん蒸しでも食べようかと。

K:へぇー、作れるんですか?

私:作れるというか、レシピは簡単ですよー。卵を出汁でといて、あとは好きな具材をいれて専用茶碗で茹でるか蒸せばいいだけですから。

K:具材は何を?

私:まあ、鶏肉とか、エビとかの海鮮やら、ユリ根とか、今だと菜花とか。出来上がりには、柚子とかの柑橘系の皮を添えて。

K:虫は? 茶わん虫だけに。

私:・・・。

K:茶わん蒸しに虫を入れるなら、イナゴの佃煮とか蜂の子とかですかねー?

私:()

K:あれ、無視ですか? 茶わん蒸しだけに。

私:分かりました。家にちょうど山陰地方名産(?)のイナゴの佃煮があるので今度入れてみます。

K:そうですか。冗談だったんですけど。

私:冗談だったとは思いますけど、確かにイナゴ入れたらうまそうなのは確かです。さて、寝言は終わりましょう。

K:はい、ふざけてすいません。

私:というわけで、前座が終わったところで、本題に入りましょう。ホラーについてでしたね。

K:はい。そちらのブログを読んで、さっそく『丘の屋敷』(シャーリイ・ジャクスン)というのを読みました。

私:どうでした?

K:心霊系のホラーかなと思ったんですけど、すこし毛色が違いました。そちらのブログでも書かれてるように、人間の心理をざわつかせるような感じです。ホラーについて詳しくないので、語彙力は察してもらえると助かりますが。

私:その解釈でいいですよー。心霊現象そのものよりも、何らかの心理的な恐怖感情(?)が、幽霊屋敷に投影されるみたいな感じですよねー。

K:そんな感じです。なんというか、本格的な幽霊ものよりも怖い気はします。

私:ですね。ほんで、奇遇ですけど、私もこの前シャーリイ・ジャクスン読みまして。『壁の向こうへ続く道』(渡辺庸子・訳、文遊社)というものです。シャーリイ・ジャクスンの長編第一作目だそうです。なんというか拙いところはありますけど、それでもこの作家らしいイヤなところはありますね。

K:壁の向こうへ続く道。どんな内容ですか?

私:ネタバレなしで言いますよー。とあるアメリカの住宅街みたいな場所が舞台で、四十人くらいの登場人物が出てきます。まあ、まちかどにある住宅街の人間模様が描かれてます。

K:「人間模様」とはどういう意味ですか?

私:人間がたくさん出て来て、それで色んな関係性が生じますよね。そういった人間同士の関係が描かれた模様みたいな感じです。分かります?

K:なるほど。なんとなく分かりました。ほんで、それだけ登場人物が多いと分からなくなりません?

私:分からないところもありますけど、要点だけつかんどけば大丈夫です。

K:要点だけ?

私:この小説の場合は、昔のアメリカが舞台なのに、日本の住宅街でも起こりそうな人間劇めいたところですね。

K:それはやはり、心理的なものですかね?

私:ですね。ネタバレなしで言うと、後半である事件がおこるんですけど、その事件の渦中に居合わせた人々がある感情を覚えるんです。そこら辺が、厭らしいなと。

K:なんだか分かりませんけど、厭な感じだけは分かりました。現代の日本人が読んでも、リアリティーのある人物が出てくるということなんでしょうか?

私:そうですそうです。「あー、こんな人いるなー」みたいな感想ですね。

K:じゃあそれを読んでみようかなー?

私:いや。無理に読む必要はないかと思います。でも、無理に読まないでおくというわけでもないですけど。

K:えっ? どっちなんですか?

私:無理には薦めませんということです。

K:じゃあ、僕がそれを読みたいと言ったら?

私:止めはしませんが、横目で見守っておきます。そして、道々考えます。

K:何を考えるんです?

私:ホラーの道案内できてるだろうかと。茨の道に引き込んだのではないかと。

K:みっちり案内できてると思いますよ。僕にとっては良い導き手ですけど。

私:それならよかったです。

K:うん? なんだか、ホラー道ってそんなに大変なんですかね?

私:どうでしょう。道行きは険しそうですね。なんせホラーは私にとっても未知なる道ですから。

K:でも、ホラーもの読んだらけっこう満ち足りた気持ちになりますよ。それでいいのでは?

私:確かに確かに。ホラーに限らず良き小説を読んだ後って、それだけで満たされた気分にはなりますねー。とくにホラーを読んだら、逆に生きてる感覚を得られます。

K:それはなぜでしょう?

私:恐怖感情というのが、人間の生存にとって根源的だからかも。

K:よく分かりませんけど、なんにせよ「怖さ」が純粋に味わえますねー。

私:かもですね。それがホラー読みのあるあるかもです。

K:なんだか、まともな「ホラー好きあるある」ですけど、なんとなく分かりましたっ!

【競馬という道】

私:では、今日は時間がないのでこれで失礼しますよ。

K:ありがとうございました。と、もうひとつだけ。今週の競馬についてなんですけど。今週は、フェブラリーSがありますね。

私:ですね。川崎記念に続く国内ダートG1レースです。

K:本命はどれですか? 僕としては、レッドルゼルが強いと思うんですけど。

私:そうですね。レッドルゼルは、去年のフェブラリーSでもっとも強い競馬をしました。枠順次第ですけど、1番人気でしょうね。

K:その他には、何を買います?

私:去年のフェブラリーSで、強いレースだったのはレッドルゼルとミューチャリーとソリストサンダーでした。この3頭は買います。あとは、当日の馬場状態などを考えて買いますね。

K:ミューチャリーですか?

私:はい。去年のフェブラリーSでは外枠で不利な競馬になりました。もちろん馬場状態にもよりますけど穴狙いするにはもってこいです。というか、去年のフェブラリーSが終わってから来年はミューチャリー買うぞと決めてましたから。今年はレッドルゼル以外には一線級がいませんからね。

K:へぇー。では、ソダシは?

私:難しいですね。人気にならないようなら買いますね。

K:カフェファラオは東京1600は得意でしたよね。

私:はい。なので、相手には入れときます。まあ、穴狙いしますので、人気薄を何頭か入れたボックスで買うのが無難かも。

K:box買いはよくするんですか?

私:よくしますね。むしろ最近はboxで買うことのほうが多いかも。とくに、今週の小倉大賞典はboxで買うかなー。ハンデ戦だからね。アイスバブルとスーパーフェザーは去年お世話になったので買います。

K:京都牝馬ステークスには、シゲルピンクルビーが出てくるようです。

私:もちろん、シゲルピンクルビーは買います。本命にするかどうかは、枠順次第です。やはり、内枠の馬から入りますかね。

K:週末は雨がどうなるか?

私:天候に気を付けて本命を選びます。なので、当日になるまでは本命選びません。候補は何頭かに絞ってますけど。

K:絞れないときには、boxで買うと?

私:基本的にはそうです。馬連とワイドのboxと人気薄の複勝を買っておけば、馬券取り逃す確率は少なくなりますからね。

K:堅実というかなんというか、保険かけるんですね。

私:ですね。じゃないと、人気薄が3着以内に来たときに馬券買ってなかったら後悔しますからね。最低でも複勝は取れるようにしとくんです。

K:それがあなたの馬券道というわけですか?

私:まあね。でも、大きく賭けないので、どっちみち的中してもそんなに大幅プラスにはならないんですけど。

K:みみっちい性格ですか?

私:じゃないと長く競馬とは付き合えません。

K:なるほどー。僕も二十歳になったら馬券買うつもりなので、少し参考にさせてもらいます。

私:その時が楽しみです。ではこれで失礼しますよー。このあとポストオフィス行くので。

K:では僕も用事かあるので。本日はありがとうございました。またよろしくです。

私:はい。いつでもどーぞ。もう少ししたら暖かくなるし。また会いましょう。

(成城比丘太郎)



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