- 「コラム078」
- 少し怖い物語。
- そんなに怖くないかも。
- オススメ度:特になし
【近況】
最近は、また暑い日が続いておりまして、私の体調もあまりよくありません。朝晩の寒暖差にやられてしまって、しんどいのです。しかし、こんなことは小学生からの毎年の習いごと(?)ですので、それほど大したものではないですけど。それに、本が読めないほどしんどいわけではありません。たんに、ものを書くのがシンドイのです。9月一杯は書くのを少し控えめにして、10月からモリモリ書きたいとは思ってます。
さて、ものすごい近況です。今日、新しい冷蔵庫が我が家に来ました。8月から製氷室の具合がおかしくなってきたんです。氷が作れないとウイスキーが楽しめないので、これでひと安心。と思いきや、ウイスキーは水割りでのむことが多いのですが。とりあえず、前の冷蔵庫さん、12年間お疲れさまでしたっ!
9月に入りまして、栗拾いをしてますが、今年の栗の出来はそこそこまぁまぁです。ところで、さきほど栗拾いと打とうとして間違えて「栗飛来」と打ちました。たしかに、栗の木の下にいると、たまに栗の実やイガが頭上より飛来することがあります。なので、傘をさしてます。
それから、梨も食べました。ゴーヤーチャンプルーは毎日のように食べてます。なにやら、近くの知り合いの家では沢山できてるみたいです。我が家ではほとんどできないのに。ちなみに、月見バーガーももちろん食べましたー。
【少し怖くて、不思議な物語Part1】
今回取り上げます岩波文庫の100冊は、少しだけ怖い物語になります。怪奇幻想小説といったラインナップになってます。それほど怖くないかもですけど、とりあえず『猫町』は読んでくださいー。
(17)萩原朔太郎(清岡卓行・編)『猫町 他十七篇』
(18)泉鏡花『夜叉ヶ池・天守物語』
(19)『江戸川乱歩作品集Ⅰ』
(20)『サキ傑作集』
(21)『ディケンズ短篇集』
(22)『ホフマン短篇集』
(23)シャミッソー『影をなくした男』
(24)ローデンバック『死都ブリュージュ』
(25)フーケー『水妖記ーウンディーネ』
これらの作品は、ラノベ感覚で読めると思います。『猫町』についてはこのブログでも過去に書いてます。この本だけでも読んでくださいおねがいします。
江戸川乱歩の作品集もこのブログで取り上げています。ディケンズの短篇集も同じくこのブログにて取り上げています。
泉鏡花やサキや『影をなくした男』や『ウンディーネ』は、ほんまにラノベ感覚で読めると思います。『水妖記ーウンディーネ』については、光文社古典新訳文庫版の『水の精(ウンディーネ)』を読んだほうがいいかもです。
ホフマンは怪奇幻想小説好きの人なら必読書といえるでしょう。
『死都ブリュージュ』は、個人的に好きな作品なのです。
【次回以降の予告】
今回は「Part1」でした。来週は、「Part2」を書く予定です。次回のラインナップは、少し不思議な作品を取り上げたいと思ってます。
再来週以降の予定です。日本のこと。世界のこと。○○の秋と題したもの。神話や民話や伝説についてのもの。海外文学のもの。哲学思想のもの。これらのテーマにて岩波文庫の100冊を順次取り上げたいと思ってます。
以上のように考えてますので、ゆっくりとお待ちになってくれればありがたいです。よろしくおねがいしまーす。
(成城比丘太郎)