- 「コラム036」
- 最近読んだ本についてのよく分からない自問自答
- 競馬のはなしはするかも
- オススメ度:特になし
【Q:最近読んだ本について教えて下さい】
そうですね。色々読みましたけど、とくに怖い本は読んでません。さきほど読み終わったのは、『天正伊賀の乱』(和田裕弘、中公新書)という本です。
【Q:それはどのような内容ですか?】
えーと、歴史関係の新書です。天正伊賀の乱についてきちんと書かれた一般向けの本としては、はじめてのものじゃないですかね。内容は、戦国時代に、織田信長の軍勢が伊賀国に侵攻したんですね。その時代前後の伊賀周辺の状況について書かれています。まあ、織田信長や秀吉さん家康さん勢力と伊賀周辺の国との関係がなんとなくわかりまーす。天正伊賀の乱は、かなりマイナーですので興味があればおもろいです。あと、忍びの者については少しだけ書かれてます。織田信長やその息子信雄に興味があれば読んでみてはいかがかと。
【Q:その本の中で、怖い部分はありますか?】
あるかもしれませんが、わざわざ怖い部分を探し出す意味がないです。まあ、強いて言うなら第二次天正伊賀の乱において、信長軍団がけっこう非道なことをしたということでしょうか。というか、逆に聞きますけど、その質問の意図は何ですか?
【Q:とくにないですすみません。それでですね、「探し出す」の「さが」ということで、伊賀の乱と佐賀の乱とは違うものなのですか?】
えっ!? 違うもなにも、時代も場所も違います。乱としての意味合いも違うと思いますが。
【Q:ゾンビランドサガというアニメがありますが、ゾンビランドイガというものはありうるでしょうか】
ありうらないとおもいます。伊賀というと甲賀とともに忍者の里として有名ですけど、ゾンビランド化しても面白味はないですかねぇ。地味な感じになるでしょうねぇ。甲賀忍法帖というアニメではゾンビっぽい人物つまり不死の者は出てきましたけど。
【Q:では、ゾンビランドシガならどうでしょう】
それはアニメの舞台を滋賀県にするということですね。ありうるかもしれないですけど、「シガシガシガ、シーガー」と歌っても意味がわからないのですね。まあゾンビなので、死後のことなので、滋賀とは響きが似てますけど。ゾンビランド死後みたいな。
【Q:では、滋賀、甲賀、伊賀で繋がりはありそうですか?】
現在の三重県の県境は、愛知県岐阜県滋賀県京都府奈良県和歌山県と接していて、さらに半分くらいは海に面していてます。つまり七つの領域に接しているのです。実は、愛知県と岐阜県とはほとんど接しておらず半分以上の県境は滋賀県と奈良県とのそれで占められているのです。ですので、甲賀と伊賀はほぼ同地域と思ってもいいかもしれません。
それと余談ながら、天正伊賀の乱にも参陣した蒲生氏郷は、近江(日野)商人を松阪(松坂)に連れていきました。ということで、近江と伊勢の繋がりもまあまあ深いわけです。
【Q:甲賀伊賀というと、やはり忍者ですけど、忍者について教えて下さい】
忍者の本については、以前このブログで取り上げましたのでそちらを見てください。「忍者」でブログ内検索してみてください。
【Q:では、競走馬のニンジャについて教えて下さい】
グラスワンダー産駒でしたね。2017年に登録抹消されました。短い距離を中心にオープンまで上がったのでそれなりに走りました。馬券でも少しお世話になりました。
ちなみに、さっき検索したところ、現在、ニンジャゴーという競走馬がJRAに登録されてます。
【Q:ニンジャという競走馬は、ウマ娘化されるでしょうか】
うーん、どないでしょう。ハルウララほどの人気ではなかったので、たぶん無理でしょう。でもキャラクター化するにはもってこいの馬ですけど。
【Q:ウマ娘というと、実際のところどの競走馬が一番強かったと思いますか?】
難しい質問ですね。レースの条件を3歳時の東京2400つまりダービーの舞台に設定して考えましょうか。
出走馬は以下のように東京2400勝ち負けしたことのある馬にしてみましょう。
アイネスフウジン
オグリキャップ
トウカイテイオー
ミホノブルボン
ウイニングチケット
ナリタブライアン
ヒシアマゾン
エアグルーヴ
スペシャルウィーク
エルコンドルパサー
テイエムオペラオー
ウオッカ
グラスワンダーは東京2400走ったことないし、オグリキャップ以前の馬はリアルタイムでは知らないので、残念ながら外します。他にも候補はいますが、こんなところで。ゴルシは出走したそうでウズウズしてますが、ダメでーす。では、妄想実況を。
スタートしました! まず先行争いはアイネスとブルボン。3番手にエルコンドルパサー。その後は、トウカイテイオー、オグリキャップも続きます。道中の流れはかなり速くなりました。(中略)四コーナーで逃げるアイネスをブルボンがつかまえてさらにエルコンドルパサーもすでに並びかけています。さあ、最後の直線入ってからアイネスの逃げはここまで。エルとその外からブライアンとが並んでブルボンをかわして先頭に立ち、オグリもテイオーも続いて上がってくる。ブルボンも必死に食らいつく。残り400メートルは根性勝負です。後方では、ウオッカははやくも脱落です。ウイニングチケットは届きそうにない。エルとブライアンとテイオーの叩きあいを尻目に、オグリとブルボンは少し遅れたか。残り200メートルを切って、スペシャルもエアもオペラオーもヒシアマゾンも3頭の争いに加わろうとしますが、前には届かないか。今、3頭並んでゴールイン。さあ際どい写真判定です。勝者は、◯◯◯です(好きな馬を入れてください)。個人的には、3歳時春の完成度ではブライアンとエルコンドルパサーの一騎討ちかな。グラスワンダーが無事であったらおもろかったとは思います。
【Q:素敵な妄想お疲れさまです。最近の競走馬について教えて下さい】
最近の競走馬の馬名は、おしゃれなのが多くなりましたよね。いやぁ、おしゃれ。みんなおしゃれ丸ですよー。
【Q:先週今週の競馬について教えて下さい】
函館スプリントは、逃げ馬が沈む予想をしていたので、なにも言うことないです。シゲルピンクルビーは、前が狭くなったのもありますしこれでスプリントの流れを経験できたので次もめげずに走ってほしいでーす。次に期待でーす。
エプソムカップは、勝ち馬はどこの枠でも上位に来てたでしょうね。ヴェロックスが好走したので次は人気になるでしょうかねぇ。
今週のマーメイドステークスですけど、なんとも素敵なレース名。ハンデ戦なので軽ハンデから入ります。とくにこのレースはいつも軽ハンデからいくので。マーメイドというと、なぜか今、中山美穂の歌を思い出した、なぜ。
【Q:さいごに、こんな自問自答していて虚しくないですか?】
さあ虚しく見えますか?
(成城比丘太郎)