- 「コラム043」
- ◯◯の秋
- 猫とウマ
- オススメ度:特になし
【登場人物】
A:ちょっとご機嫌。
B:NHKアニメよく見ます。
私:少し虚構混じりの私。
【◯◯の秋】
A:こんばんは。今回はアニメに限らず色んな話をしましょう。よろしくお願いします。
B:こちらこそよろしくお願いします。先日はありがとうございました。
私:いえいえ。こちらこそです。
B:今回はアニメ以外でもいいということで、色々話せそうですね。
私:色んな話ということは、サンダルの話でも?
A:あんたサンダルどんだけ好きやねん。サンダルだけで話広げられるんやろな?
私:その算段はつけかねます。
A:だったらミュールじゃなくてミュートでお願い。
私:はい、ヒール。
A:という前座がすんだところで、9月に入ったということで、秋の話題でもしましょう。ファッションの話でもしたいですけど、おふたりにしても仕方ないので、Bさんから何かありますか?
B:自分はやはり食欲の秋ですけど。まあ年中食べてるのですけど。Aさんはどうですか?
A:スイーツですね。 やっぱり芋とか栗関連のスイーツですね。あとは、ワッフルですね。ワッフルワッフルー。
私:ご機嫌ですねー。私はこの前、肉まん(豚まん)食いました。551蓬莱のやつです。
B:おっ、いいですね。
私:といっても、スーパーで売ってる袋詰めのやつです。3個入りの。
B:自分は、551ならぬCoCo壱のカレーかな。あと、寿がきやの「奈良天理ラーメン」ってやつを食ってますよー。もやしを入れて食ってまーす。
A:それはうまそうですねー。食べ物の話になるとテンションあがりがちになりますね。そんなわたしはそろそろ牡蠣鍋とか牡蠣フライとか食べたくなります。めっちゃ好きなんで。
B:あー。実は自分牡蠣が苦手なんですよー。貝類は好きなんですけど牡蠣だけは無理には食べないんですよねー。
A:へぇー、食べ物大好きなBさんにしては珍しい。でも、牡蠣苦手な人っていますよね。ウニとかもダメな人多いって聞きますし。
B:ウニは好きです。牡蠣が食えないのは、自分がまだガキんちょだからですかね?
私:そうですねー、おそらく年取れば食えるようになるんじゃないですか? まだ、過渡期なんでしょう。
【◯◯の秋 part2】
A:さて、次の◯◯な秋ですけど、わたし的には花の秋かなぁ。金木犀の香りはもちろん秋桜とか。あなたはもちろん読書の秋ですか?
私:年中読書の季節ですけど、秋から冬にかけてが一番本を読みますね。そういう意味では一番好きな季節です。といってもいつも本読んでますけど。
B:おたく様は読書ですよねー。やはり紙の本ですか?
私:そうです。私の読む本は図書館で借りてくるものが多いですし、古書も多いですし、何より紙でしか販売してないのも多いですから。スマホとかだと慣れないです。
A:わたしは電子と紙ですけど紙が多いかな。絵本とかは紙で読みたいし。
私:私はネット上にアップされてる小説って読めないんですよねー。読んでても全く集中できないんです。
B:全集中できないと?
私:そうですね。水の呼吸ならぬ、読めずの呼吸です。
A:あんたの今日のオヤジギャグ、調子まあまあええやん。でも、読めずの呼吸って単に何もしてへんだけやん。
私:まあそうです。何もしてなくても誰にも迷惑かけずに息して生きていますよー。
B:いやぁ、おふたりの息は今日もピッタリですね。
【猫アニメ】
私:ところで、Bさんはこの前ラヴクラフト読んでましたよね。どうでした?
B:おもしろかったですよ。久しぶりにラヴクラフト読みましたけどその他にも何か読んでみようかと。
A:ニャル子さんは見ました?
B:それはまだ観てないです。クトゥルー神話(?)に詳しくなってから観たほうがいいのかなと。
A:そんなことはないと思いますけど。それで、読書の秋ってことですからわたしの読んだ本についてですけど。今読みかけてる本のことなんですけど。
私:それは聞きたいですっ!
A:『猫のまぼろし、猫のまどわし』(創元推理文庫)って本なんです。猫って創作に向きやすい動物なんですね。
B:猫が出てくる作品って結構ありますね。
私:アニメ作品でも無数にあります。
B:自分が思い付くのは、やっぱりジブリ作品でしょうか? 『魔女の宅急便 』とかトトロに出てくるネコバスとかですね。
B:『猫の恩返し』とか『耳をすませば』もありますしね。なんでこんなに猫が出てくるのでしょう?
私:そりゃあ、ファンタジー感を出すには猫はうってつけでしょう。つまり、猫出しとけばそれらしい雰囲気が出ますということです。
A:猫を安易に用いすぎってことなんです?
私:まあそういう面もあるかもです。それに、猫ってだけでキャラクターに性格付けも簡単にできますからね。例えば、猫娘じゃなくてネズミ娘ならどうです?
A:ネズミ娘だと逆に可愛く感じます。猫娘だと、そうですね、ちょっと扱いにくい女性って感じですね。これって水木しげる本人のジェンダー意識が現れてるってこと?
私:そういう面があるし当時の意識がそうなのかも。でも、耳をすませばとかだとそれとは違いますよね。猫のキャラクターは慎重にしないと。私がキャラ小説書くとしても猫キャラは必要がない限り出さないですかね。
B:なるほどー。そういう意味だとウマ娘は、猫娘と比べると少し印象が違いますね。猫って難しい印象があります。
A:ウマ娘の場合は、元の競争馬の性格が反映されてるというのが大きいとは思いますけど。
B:確かにそうですね。
私:それと、猫キャラにはやたら陽気という性格もありますね。過去には、万能文化猫娘という漫画がありましたけど、猫の性格(?)をキャラクター化したような感じでしたね。
B:あなたは猫飼ってるんですか?
私:いえ飼ってません。ワンちゃんだけです。ですので猫のことはほとんど知りません。あくまで創作に出てくる猫について少し知ってるだけです。
B:なるほど。他には、猫というと、ドラえもんもありますね。
A:ドラえもんもそうですし、わたしが小さいとき好きだった『みかん絵日記』というのもありますけど、これはオス猫の話でしたね。
私:昔からオス猫はやたら紳士だったり勇ましい感じとかですかね。『いなかっぺ大将』のニャンコ先生とか『じゃりん子チエ』とか。『夏目友人帳』の本性(?)もそんな感じですよね。
A:確かに確かに。メス猫とは違いますね。メス猫でいうと最近だと、『K』ってアニメに出てくる「ネコ」って子は不思議キャラみたいですもんね。
私:そうですね確かに。『ARIA』という作品には少し気難しそうな猫型生物が出てきますけど、それもメスだったかな。
A:でも、最近の猫アニメだと、そういや性別関係なくズル賢いとこいうイメージはありますけど。
私:色々ありすぎて猫アニメだけで一度まとめないといけないかなぁ。こうやって話してただけでこんがらがってきますし。
B:猫に寝込みを襲われてキャっとなる(突然)。
A:どうしたんですか急に。
B:いや、すんません。急に思い立ったんで、今言わないでいつ言うの?みたいな気分になったもんですから。
A:そのギャグ自体は誰かが言ってそうですけど、まあおもしろいです。でも文脈を考えてくださればもっと良いかも。
B:勉強しときます。ところで、猫というと、猫耳なんてのもキャラクター付けでありますよね。コスプレとかで。
A:ありますあります。定番ですね。萌えアニメだとよくありますね。それと、『デュラララ!!』という作品には猫耳のヘルメットが出てきますよね。猫耳ってだけで性格付けができますね。
B:猫のキャラクターで思い出したんですけど、『カードキャプターさくら』にも猫キャラ出てましたよね?
A:えっ?! それって、もしかしてケロちゃんのことですか? ケルベロスのことですよ。というか、Bさんって『CCさくら』見てたんですか?
B:それですそれです。小さい時に見てたんで記憶が曖昧で。猫と勘違いしてました。そのアニメ見てたのはNHKアニメだからです。祖父母と一緒にテレビ観ること多かったもんですから。妹もいますので。
A:そうなんですね。ビックリしてキャっと言いかけましたよ。
【NHKアニメ】
A:さて、気を取り直して、Bさんは小さい頃からNHKアニメを見てたんですか?
B:祖父母っ子でしたから。祖父母の家に行くとテレビはだいたいNHKついてました。
私:「祖父母っ子」て言い方。フルボッコみたいやん。笑ってしまった。
B:えっ?! 言いません? 祖父母っ子。
A:大概は、じいちゃん子とかばあちゃん子とかですかね。ちなみに、Bさんは『CCさくら』の中でどのキャラが好きでした?
B:そうですねー。知世ちゃんかなぁ。子供心にすごいなこの子って思ってました。なんというか、見守りたいキャラですよね。がんばれー応援してるよーって。
A:なるほど。ちなみにわたしはお兄ちゃんと観月先生との関係が気になってました。どういうことだろこのふたりは、って。
私:へぇー、みなさん思い出があっていいなぁ。私なんか大人になってから観たからなぁー。大人になって『CCさくら』観てたら恥ずかしくなって途中でやめるときあったからなぁ。特にアニメは。
A:CLAMP先生の漫画はどうなんです?
私:リアルタイムで読んでたのは、『聖伝』とか『レイアース』くらいまでかな。その後は読んでませんねー。アニメはちょこちょこ観てますけど。
A:CLAMP語りできなさそうです?
私:私はあまりできませんね。
B:ところで、NHKというと、先週ゾンビランドサガの人たちがNHKに出てましたね。ウマ娘に続いて。
A:出てましたねー。わたしも見てましたよ。ちょっと緊張しながら見てましたけど、パフォーマンスはじまってからは熱くなって見てました。Bさんはどうです?
B:自分はフランシュシュのステージを観るのはじめてだったんですけど、息を飲む迫力があって良かったです。何も知らずに観てたらたぶんアイドルグループだと思ったでしょうね。生き生きしてましたね。ゾンビだから息してないですけど。
私:気に入ったんなら、ライブの円盤があるので貸しますよ。
B:あっ、ありがとうございます。それで、おふたりの推しは誰なんです?
A:わたしはリリィちゃんですね。小さくても、ちまちまがんばって動き回ってるのを見るとキュンってなります。それと、ゆうぎりさんとリリィとサキちゃんが並ぶと絵面的におもしろいものがあって好きです。
私:紺野純子ちゃんと水野愛ちゃんですね、私は。昔のアイドルが好きでしたからね。まあどちらかというと箱推しに近いですけど。
B:それでいいなら自分も箱推しに近いですよ。
A:ところで、NHKアニメというと、あなたはどれくらい古い作品から見てるんです?
私:古いものですか? リアルタイムだと『未来少年コナン』からでしょうね。家族で観ていたと親に言われたんですけど小さかったのでその時のことはおぼえてないですけど。コナンっていうと今だと探偵ですねぇ。
B:見た目は少年で、未来は大人ですね。
A:コナンの真実はひとつじゃないですね。ふたりいますから。
私:『英雄コナン』もあるから3人かな。
B:なるほどそれもありますね。それと、コナン・ドイルを入れると四人?
A:それが元ネタですよね。
私:コナンっていうと、昔おもしろい話がありまして。
A:ほんまに面白いんやろな?
私:じゃあそこそこの話なんですけど。名探偵のほうのコナンがアニメ化発表されたときに、友人に「コナン、アニメ化だってよ」って言ったら、「えっ、コナンまたアニメするのか?」って言われたんですよ。
B:それって、名探偵の前のコナンは、未来少年のほうがスタンダードだったと。
私:未来になってこんな話できるほどに、コナンが名探偵一択になってしまうとは。
A:わたしもコナン君は名探偵だけですね思い付くの。てなわけで、コナンの話はこれまで。で、NHKアニメについて話すと長くなりそうなので、またの機会にしましょう。Bさんが何か聞きたいことあります? なければ次の話題にいきましょう。
B:そうですねー。NHKの番組はちょくちょく観てるんですけど、最近ひとつ気づいたんですけど、NHKが放送する番組ではオタクをバカにしたようなものは無いなぁと。
A:確かに確かに。東京発信の他のメディアではオタクをバカにした演出がありますもんね。確かに、NHKではそんな番組ないですね。
私:そうですね。ほとんど記憶にないですね。NHKの番組でオタクがバカにされたことは。他のところだと露骨にオタク差別する番組ありますからね。
A:今ちょっと思い出したんですけど、オタクとは話が違うんですけど、この前ある番組でコメンテーターが「そんな競馬予想屋みたいなこと言えるかっ」って言ってたんですけど。これって…
B:それは職業差別ですよ。
私:どういった文脈で話されたのか分かりませんが、もし否定的な意味合いで用いたなら、完全な職業差別ですね。
A:ねー、そうでしょ。わたしは競馬のこと詳しく知らないですけど、明らかに侮蔑的な言い方だったので唖然としまして。
B:全くヒドイ話ですね。てなわけで、話題が競馬にたどり着きましたよっ!
【競馬の話】
A:さて、おマチカネの競馬の話題です。ひとつお尋ねしたいんですけど、競馬って世界的にはメジャースポーツですよね?
B:そういう所もあります。日本でもメジャーですよ。しかも国によっては文化でもありますね。
私:競馬って他のスポーツ競技と同じで、個人の能力次第の世界なので、まあ端的に実力主義的な世界ですねー。調教師とか騎手とか結果を出せなければ終わりですから。しかも騎手は、年齢性別関係なく同舞台で活躍できるスポーツですし。こんな競技は他になかなかないでしょうね。
B:でも、競馬記者はそうでもない面もありますよね? つまり、実力で選ばれてるのかという…
私:それは難しい質問ですね。例えば、一番人気馬に印が全くついてない競馬新聞があったらBさんどうします?
B:あっ、そうか。そんな新聞は自分は買わないかもしれませんね。なるほどっ!
私:個人的にはそんな予想紙があれば喜んで買いますけど。
A:わたしにはその感覚は分からないですけどでもなんとなく分かります。流行り以外のファッションとかってしにくいですよねそんな感じですかね。
私:流行りのファッションとか関係ない私には何とも言えませんが、そんな感じです。
A:じゃあ話をウマに戻して、最近は牝馬の強い馬がたくさんいるのはどうなんです?
私:もし牝馬限定戦がなくなって牝馬と牡馬とが同斤量になったら、ほとんどの牝馬は勝ちあがれなくなるでしょう。牝馬が走れる環境が整ってきたり、一部の強い牝馬が目だってきたりしてるのはありますけど。まあ、一概には言えませんが。
A:アニメーション技術と同じなんですね。アニメの世界も腕の良いアニメーターはその実力通り活躍できますもんね。
B:なるほど確かに。腕の良い技術者がその力を十分に発揮できる業界ですよね、アニメーターって。自分の親戚には何人か職人さんがいるんですけど、やっぱり肝心なのは腕の良し悪しですから。
私:そうですね。原画とか動画とかって、素人でも見た目の良し悪しが分かるくらい単純な分かりやすさがありますもんね。腕の悪い職人が幅をきかせることはほぼないですね。そこら辺は競馬と同じか。
A:すこし変な方向に話がいきそうなので、競馬に戻します。
B:では先週の競馬の前に、フランスのフォア賞についてなんですけど、ディープボンド勝ちましたね。本番は無理そうですけど。
A:そうなんですか?
私:走ってみないと分かりませんけど、相手強化されるし楽逃げさせてもらえないでしょうし。クロノジェネシスとディープボンドではどちらが強いと思います?
A:それはクロノジェネシスでしょう。
私:そのクロノジェネシスクラスの馬が何頭も出てきたら厳しいかも。いずれにせよ、凱旋門賞ではディープボンド売れると思うので、馬券からは外します。キズナは凱旋門賞4着でしたし。
B:自分は買うかどうか分かりませんけど応援しときます。
私:もちろん私も応援はしますよ。
A:では、先週のメインレースはどうでした? レシステンシア勝ちました。
B:一番人気から入るじぶんにとっては良い結果です。
私:日曜メインの両レースについては、各4着馬が3着に入ってたらベストだったってことで、私の結果を察して下さい。コントラチェックの中山でのダッシュ力はすごいのが分かりました。あの斤量で逃げ粘るんですからね。グレナディアガーズは、カテドラルの位置を取れてたら勝ち負けでしたね。
B:あれは自分にとって悔しかったです。それでも、スタートしてからのダッシュがイマイチだったので3着でもすごいと思います。
A:すいません。時間がおしてるので、次で終わりにします。
B:では、今週のセントライト記念ですけど。
私:タイトルホルダーは菊花賞の本命候補なのでここでは負けてほしいです。本番で人気落ちるから。
A:競馬って、先々のことを考えてるんですね。
B:じゃないと、競馬予想ではないですからね。どういうローテーションで馬を走らせるかという予定を競馬予想の考慮に入れるのが大事なんです。
A:服のローテーションと同じですかね。
私:どちらも勝負服が決め手です。ソダシはちなみに白いからといって予定は白紙なんてことはないですけど。
A:なんだか分かりませんけど、うまいっ! 馬だけに。てなわけで、今週の話し合いはこれにて終了です。ありがとうございました。
B:こちらこそ、色んな貴重な話が聴けてうれしかったです。
今回は、競争馬しりとりできなかったですねー。またしたいです。
A:競争馬しりとりは、また来週か再来週にでもしましょう。わたしもできれば混ざりたいですので。
私:そうですね。また競争馬しりとりしましょう。では、お元気でっ!
(成城比丘太郎)