- 「コラム071」
- 夢中で読んだ小説です。
- 基本的に昔のホラーが多め。
- オススメ度:★★★★★
【はじめに〜怖くない近況など】
今年の夏も日傘を持ち歩いてます。そんななか、先日日傘と普通の雨傘とを間違えて持っていってしまい、雨傘を日傘代わりにしました。もちろん普通の傘でも直射日光はさえぎれますが、しかし紫外線とか熱気(?)とかは完全に遮断できないようでした。やはり日傘じゃないと満足できないようです。すでに日傘の虜でしたとさ。
虜というと、やはり梅関連の飲み物にお世話になっております。まあ、梅(やレモンや塩)が入った飲料です。チャーハンや冷麺にも梅の果肉を入れてます。梅は万能?
てなわけで近況でした。今回は、私を虜にした怪奇幻想小説の海外編です。ここ数年のうちに読んだ本もありますが、基本的に古めの作品ばかりです。
【私を虜にした怪奇幻想小説10選〜海外編】
ブラム・ストーカー『吸血鬼ドラキュラ』
ダンセイニ『ペガーナの神々』
メアリー・シェリー『フランケンシュタイン』
エドガー・アラン・ポー『陥穽と振子』
ラヴクラフト『インスマスの影』
ホジスン『異次元を覗く家』
シャーリィ・ジャクスン『丘の屋敷』
カルヴィーノ『木のぼり男爵』
ソローキン『ロマン』
『聊斎志異』
(補欠)
スティーヴン・キング『ペット・セマタリー』は入れたかったです。
【簡単な解説】
『吸血鬼ドラキュラ』は、必読書のひとつでしょう。マンガやアニメやゲームでもおなじみの吸血鬼。最近読んだ『吸血鬼ラスヴァン』(東京創元社)という本では、その『吸血鬼ドラキュラ』以前の吸血鬼小説(プレ吸血鬼ドラキュラ)が楽しめますので興味がお有りの方はこちらも是非。
ダンセイニとフランケンシュタインとポーは、ホラーやファンタジー大好きな人は読んでみて下さいー。
『インスマスの影』は、ラヴクラフト作品の中では、おそらくもっとも読みました(異なる翻訳で)。初読時のワクワクドキドキは今でも忘れられません。昔、日本を舞台にしたインスマスのドラマを日本で放送してました。チープな感じでしたが、なぜか印象に残ってますー。
ホジスンやシャーリィ・ジャクスンやカルヴィーノの本も色々とこのブログで取り上げてますので、よろしければ読んでみて下さいー。
『ペット・セマタリー』はホラー映画もありますが、小説のほうが怖いです。ペット(猫)を飼ってる方はちょっと泣くかもー。
【余談】
最近のアニメで『吸血鬼すぐ死ぬ』というギャグ作品(?)がありました。現在だと、『よふかしのうた』という吸血鬼アニメが放送してます。私は朝起きして録画したやつを観てます。夜の雰囲気がイイ感じで出てますー。
『ゆゆ式』にも吸血鬼ネタがあります。吸血鬼ネタは色んな作品に侵食してます。というか、ゆゆ式の懐(?)が大きすぎる。そんなゆゆ式の二期を諦めない(待ってます)。
(成城比丘太郎)