コラム

絶対に3週間で5キロ痩せる方法の解説(怖い話)と「はじめの一歩」の短い感想

投稿日:2019年8月9日 更新日:

  • 必ず痩せる、というか痩せた
  • 体重が減るという体験
  • あと、はじめの一歩の感想
  • おススメ度:勧めない

世の人は、なぜ「痩せる」ということに異常に執念を燃やすのか。モデルや役者、恋愛期の若者なら理解できるが、男女体型問わず痩せたい願望を持つ人は非常に多いように思う。私の疑問は、その為におびただしい本が出版されていたり、テレビで特集されたり、あまつさえ、専用の高価な施設まであることだ。なぜ疑問かと言えば、痩せるのは実に簡単だからだ。運動なんて必要ないし、お金もかからない。たった4文字で足りる。

食べない。

これだけだ。もう少し補足すれば、体内から1日に排出される基礎代謝と質量を計り、それ以下のものを食べるだけ。

具体的な実践方法を書こう。

まず、自分の体重を計ってから1日絶食し、同時刻にまた体重を調べる。その間、減った体重が1日の限界摂取質量である。尾篭な話になるが、なるべく便など体内に何もない状況で始めるのが望ましい。また、このサンプル期間は長いほどいいので、2、3日絶食した方が正確だ。但し、生命の危機があるので、特に夏など、水分・塩分などの生命維持に必要な物質の補給は忘れないようにしたい。忘れると死にます。

私は173cm/72.7kgで始めたが、1日絶食すると約1kg近く痩せた。2日で1.5kg程度だった。つまり最低限の水分(屋内の仕事なので500cc程度)を除き、1日当たり約800g以下の食物を摂取すれば絶対に体重は減っていく。もちろん、カロリーは考慮する必要があるので、私の場合の基礎代謝である約1600kcalを下回る必要がある。その約半分、800kcal以下をAND条件に付け加えると完璧だ。ただ、いくら800g以下でもサラダ油は100gで900kcalもあるので、油分はほぼ摂取しないのも大切だ。基礎代謝をオーバーすると、限界質量を減らしても体重は増えるだろう。

質量とカロリー、たったこれだけを制御する簡単な方法である。

※基礎代謝は、体重、身長、年齢、性別で決まるがネットで簡単に調べられる。

【実例-食事内容】
私の場合、朝にバランスパワーのブルーベリー味を1袋とブラックコーヒー(160kcal)、昼ごはんはカロリーメイト・フルーツ味2本(200kcal)とブラックコーヒー、夕ご飯にビール500ml(約300kcal)に加え、焼き茄子・オクラ・豆腐・カボチャ・コンニャク・しめじ・タケノコ・サトイモゴーヤなどから3品をポン酢で食べた(推定約200kcal)。合計約860kcalとなるが、このパターンを3週間繰り返した結果、現在66.8kg(-5.9kg)となった。その他、約350ccの番茶は毎日飲んでいる。また、たまにビールを500ml余分に飲む。

多少、腹は減るが、極端な話、私程度に太ってる人間なら1、2週間絶食したくらいでは死にはしない。ましてやちゃんとカロリーは取ってるので、別に病気になったりもしなかった。体調に変化はない。

【メリットとデメリット】
この方法のメリットは食費が極端にかからないこと、エクササイズなど時間を食う面倒なことは一切不要な点だ。ただ、日常生活から食事というものを制御するだけでよい。お金と時間を同時に節約できる。ただ、体重が減るに従い、当然、体重低下量は反比例して減っていく。まあ、それに合わせて減らせばいいだけの話なのだが。

デメリットを挙げるとすれば、日々遭遇する旨そうなものをいかに精神的にやり過ごすか、と言う点だ。ラーメン、唐揚げ、チャーハン、寿司、カレー、うどん、炊きたてのご飯、パスタ、焼肉、ハンバーグ、ポテトチップス、アイスクリーム、チョコレート、炭酸ジュース等々を見たら必ず無視しないといけない。この文字をみてお腹が空いてくるような方は実践は難しいと思われる。

私の場合、それまでは好き勝手に食べて飲んでいたが、実は食事自体は面倒だと思っていた。なぜなら、どんなに美味いものを食べようと、結果は全て同じ「満腹」だからだ。小説は結末が異なるが、食事の結末は同じ。この単純さに飽き飽きした。人に話すとほとんど「(食文化を理解できないなんてこのヒトちょっと)かわいそう……」と、言われる。それはそうだろうとは思う。この通勤帰りの電車をパッと見ても、食物の広告がいくつも目に入るのだ。人間はそれだけ、食事について労力を費やしてきた。ただ、私はそれを「無駄な努力」と思うのである。目指すなら、スマホなんて作らないで、食事を摂らなくても活動できる方法を発明して欲しかった。太陽光パネルを背負ったら腹が減らないなら(生存可能なら)そうしてもいい。

とまあ、ここまで人を食った話を続けてきたが、真剣な話、他人には勧めないので、本当にやらないように。理論上、絶対に痩せるが、どうなっても責任は取れない。

嫌味を承知で書くが、そもそも好きなものを好きなだけ食べて、かつ、痩せる、ということはまず不可能な話である。体に重りをいっぱいつけて海に飛び込んで自由に泳ぎたい、などと言ってるようなものだ。断言してもいいが、あらゆる痩せるための健康食品、健康法、エクササイズなど、自由に食べる限り無意味である。一時的な効果はあっても基本的に食事を好むなら元に戻る。天使と悪魔、両方とよろしくやろうとしてもそれは無理だということだ。

と言うわけで、食べて太るか、食べずに痩せるかの二択しかない。もちろん、肥満や痩身を貶す意思は全くないし、生来の体質的に太ってしまう(痩せてしまう)人を貶めている訳では無いので、誤解しないで欲しい。一般的な社会人における理論上のヨタ話だ。

結論は「絶対に痩せる」と言う他人の甘言には乗せられ無いように、ということ。真面目に読んでくれた人には悪いが、実話である以上、これは怖い話であると思っている。

そう、今日も一日、固形物は何も食べていない。普通この症状は「病気」と呼ばれる。


はじめの一歩(125) (森川ジョージ/講談社コミックス)

もうどれだけの人が興味があるのか知らないが、終わる気配のないボクシングマンガ「はじめの一歩」の新刊だ。この漫画が凄いのはほとんど刊行ペースが落ちないことだ。連続したストーリー漫画としては凄いと思う。ま、それはそれとして。
一応内容を説明すると、本巻は、主人公・一歩のかつてのライバル、死神と呼ばれる東洋チャンプの間柴と日本チャンプの伊賀の試合を描く。間柴は、かつて一歩に敗れているが、その他にも苦戦した対戦相手がいる。伊賀はそれを同時に実践し、間柴を攻略しようとするが……という流れ。この試合自体は別にどうでもいい。肝心な点は、この試合を見たボ主人公・一歩が、現役復帰に色気を見せるラストである。一歩の復活=この漫画の復活を意味するので、この一点を知るためだけに読む、ということになる。その一点すらない巻が続いたので、125巻はマシなほう。
私は長い漫画は決して嫌いではないが、さすがに本作は冗長に過ぎる。ジョーがわずか1、2巻でやったネタを何十巻引っ張れば気がすむのか。できれば編集者の都合で流れたとしか思えないライバル宮田一郎との試合から、全部描き直して欲しい。ここまで来たら最後まで付き合うつもりだが、グイン・サーガの二の舞だけは避けて下さい。森川はん、ほんまにたのんまっせ……。

(きうら)

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