- 「コラム080」
- あなたの本棚のどくしょのあき。
- マンガアニメの秋?
- オススメ度:特になし
【読書の近況】
最近の私の読書についてです。
西田知広『16テーマで知る 鎌倉武士の生活』(岩波ジュニア新書)という本を読みました。この本の内容は、タイトル通り鎌倉武士がどういう生活をおくっていたかということです。大河ドラマを楽しんで観てる人向けには丁度よい本ですのでよろしければ読んでみてくださいー。この本では「犬追物」についても書かれてます。犬を的にして騎射の訓練をするのが犬追物です。その他にも、本書によると、人間も狙い打つことがあったようです。鎌倉武士が残酷だったという面は、大河ドラマではそれほど描かれてません。とくに、犬追物の様子は映像化されてないと思います。まあ、犬が弓矢で射られるシーンなんか観たら私は平静ではいられませんが。
【あなたの本棚のどくしょのあき(マンガ編)】
読書の秋です。
さて、Twitter上で、「あなたの本棚のどくしょのあき」というタグがあります。「ど、く、し、ょ、の、あ、き」のそれぞれの文字を頭文字にした本のタイトルを七つ並べて、「どくしょのあき」をつくるんです。私も色々と考えたので、それをここに書きたいと思います。まずは、漫画編からです。ちなみに、本の画像は出せませんのですいませんがよろしくです。
「ど」ドラえもん
「く」孔雀王
「し」新世紀エヴァンゲリオン
「よ」よつばと!
「の」のだめカンタービレ
「あ」アドルフに告ぐ
「き」きんいろモザイク
ドラえもんは、おそらく私が初めて買ってもらった漫画です。Dr.スランプアラレちゃんも同時期に買ってもらった記憶がありますが、ドラえもんのほうが早かったです。ほんで、初めて映画館で観たアニメ映画はドラえもんのび太の恐竜ですので、「ど」は、ドラえもんでおねがいします。
孔雀王は、映画を観たあとに原作を読みました。おそらくもう私の本棚にはありませんが、昔の本棚にあったということで。ちなみに、孔雀王のアニメも観たような記憶はあります。実写映画の孔雀王は、最近観てませんが面白かったので、興味があるかたは鼻唄まじりに観てみてくださいー。
新世紀エヴァンゲリオンは、原作連載時か単行本の発売前にはオタクのあいだで話題になってました。そのときには、後世のアニメ業界に大きな影響をおよぼすような大ヒット作品になるとは思いませんでした。
よつばと!は、もうアニメ化されないのかなぁ。
のだめカンタービレは、ドラマを観て、アニメを観て、それから原作を読みました。もし原作を先に読んでからドラマを観てたら、シュトレーゼマンの配役に対してどう思ってただろうか。ちなみに、のだめカンタービレの最終巻をまだ読んでません。
アドルフに告ぐは、手塚治虫作品ではもっとも読んだものかもしれない。中学生の時にはじめて読んだ時には、フィクションとは思わずに読んでました。
「き」に関しては、きまぐれオレンジロードにしようかと思ったんですが、きらら作品を入れたかったので、きんモザに。ちなみに、きんモザがどのような結末を迎えたのかは、最終巻を読んでないのでわかりません。
【読書の秋してそうなアニメキャラ】
つづいて、秋になると読書率(?)の上がりそうなアニメキャラを書き出します。まあ、普段から読書してるキャラや読書してそうなキャラです。
「ど」ドグ・ハマー/血界戦線
「く」九条明日菜/めぞん一刻
「し」志摩リン/ゆるキャン△
「よ」吉田良子/まちカドまぞく
「の」野々原ゆずこ/ゆゆ式
「あ」絢辻さん/アマガミSS
「き」木之本藤隆/カードキャプターさくら
「ど」からはじまる読書してそうなアニメキャラについては悩みました。全く思いつかなかったので、ネットで調べました。ドグ・ハマーさんは読書してそうな外見はしてるかも。「ど」からはじまる他のキャラでいうと、ドモン・カッシュとか、ドロンジョさまとかは、あまり読書してなさそうなイメージだし。
九条明日菜さんは、おそらく読書してるでしょう。九条カレンよりかは読書してるでしょう(失礼)。「く」ではじまる読書してそうなキャラは、他にもHUNTER×HUNTERのクロロもいますが、彼がしているのが本当に読書なのかどうか分かりません。
志摩リンについては、何も言うことはないでしょう。志摩リンがこの秋に『サラゴサ手稿』読まないかなー。「し」ではじまるキャラは他にも、かぐや様は告らせたいの主役ふたりも候補にあがりましたけど、読書がとにかく好きなのは志摩リンのほうでしょう。
吉田良子さんも大の読書の虫で有名です。名軍師を目指してますので、『孫子』は間違いなく読んでるでしょう。「よ」からはじまるキャラについては、吉野屋先生や吉川ちなつちゃんも思いつきましたが、やはり読書してる姿が印象的な吉田良子さんで。
ゆずこも読書家です。ゆゆ式のメンツはだいたい読書の秋をしてるでしょう。ゆずこがこの秋に読みそうなのは、夏目漱石の『吾輩は猫である』かなぁ。ちなみに、唯ちゃんが読んでそうなのは燃えよ剣とか竜馬がゆくとかの幕末もの歴史小説かなぁ。縁ちゃんが読むのは、犬関連のエッセイとか写真集とかかなぁ。
絢辻さんにも読書家のイメージがあります。おそらく、裏表のない読書(?)をしておられることでしょう。裏表のない読書ということは、おそらく電子書籍を中心に読んでいるということかもしれません? 「あ」については、相川さんも考えましたが、ゆゆ式続き、きらら作品だらけになるので泣く泣くやめました。
「き」からはじまるアニメキャラについては色々と思いつきました。キャプテン・ハーロックとか、桐生萌郁とか、桐間紗路(シャロちゃん)とか。しかし、決定的なのが思いつかなかったので、なんかないかとネットで調べました。そしたら、木之本藤隆さんというラスボス並のキャラが出てきました。藤隆さんは間違いなく読書してるでしょう。してなきゃおかしい。というか、CCさくらに出てくるキャラはたいてい読書してますねー。
【どくしょのあき(岩波文庫編)】
今年の夏アニメで、『継母の連れ子が元カノだった(連れカノ)』というアニメがありました。主な内容は、高校生男子主人公の父親が再婚して、新しく家族になった主役級女子と主人公の彼とが一緒に暮らすという恋愛ストーリーです。その二人は中学生時代に付き合っていたことがあり、主人公からしたら新しい妹(姉)は元カノであり同級生でありしかも時には姉に時には妹になるのです。よくあるなつかしい設定かと思いきや、これがストーリーはすんなりと受け入れられて面白かったです。妙なリアリティーがあってそこが良かった。
で、この兄妹(姉弟)は、かなりの読書家で、自室は書物であふれています。蔵書はだいたいにおいてラノベです。登場人物たちはおおよそラノベを中心に読書談義にふけることがありました。そんななか、アニメ最終話にて岩波文庫を読むシーンが出てきました。はっきりと「岩波文庫」の文字が見えました。主人公が岩波文庫の森鷗外や中島敦を読んでいました。
岩波文庫の文字がはっきりとアニメで描かれるのは久しぶりかなと思います。というわけで(?)、私の本棚にある岩波文庫で「あなたの本棚のどくしょのあき」をつくりました。
「ど」努力論/幸田露伴
「く」熊/フォークナー
「し」死霊の恋・ポンペイ夜話/ゴーチエ
「よ」吉野葛・蘆刈/谷崎潤一郎
「の」ノディエ幻想短篇集
「あ」青い花/ノヴァーリス
「き」キーツ書簡集
やはり、私の本棚の岩波文庫は赤(外国文学)が多いでさ。
【独走の秋〜秋競馬から】
先週の競馬では、ジェラルディーナとジャスティンパレスがほぼ独走といえるほどの勝ち方でした。ジェラルディーナは本格化か? ジャスティンパレスが菊花賞でどれくらい力を発揮できるかわかりませんが、個人的にはジャスティンパレスを春から推してきたので本当によかった。神戸新聞杯に関しては、3着のボルドグフーシュの脚が目立ちました。大外を回しての3着。ひそかに菊花賞で狙っておこう。
さて、今週から秋競馬のG1戦線がはじまります。メイケイエールの、独走の秋になるかどうか。個人的には、内枠に入った馬から穴馬を選びたいと思ってます。
フランスでは今週凱旋門賞が行われる予定です。日本調教馬も出走予定です。私は、凱旋門賞の馬券を日本でも買えるようになってから1度も日本調教馬を買ったことがありません。今回の凱旋門賞もヨーロッパの馬を中心に買います。日本馬のうち1頭買い目に入れられるかどうか。もちろん買うとしたらタイトルホルダーかドウデュースのどちらか。このどちらかは4着以内に入りそうな気がします。でもまあ、買わない可能性のほうが高いです。もし日本馬が勝ったら馬券関係なくワインでも空けてお祝いするでしょう。
(成城比丘太郎)