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★★★☆☆ 読書メモ

『食虫植物』(福島健児、岩波科学ライブラリー)~「読書メモ(71)」

投稿日:

  • 「読書メモ071」
  • 「進化の迷宮をゆく」
  • そのうち植物園に行きますっ!
  • オススメ度:★★★☆☆

【はじめに~近況など】

アニメの平家物語が3月に終わりなんか物寂しい(?)ので、4月から大河ドラマを見始めてます。今年の大河は第1話だけ観ただけでしたけど、途中からでもそこそこ面白いですー。

そんな私は、4月からものを書いていると背中が痛くなるときがあるので、このブログ記事の分量はしばらく減ると思います。緊張が過ぎると、身体に少しだけ変調をきたすのです。

暑くなったり寒くなったりで、体調に気を付けていきたいところです。ちなみに、暑い日には、ミニストップで「パチパチレモンコーラ」というものを食べてヒンヤリパチパチしてますー。

というわけで、今回も質問形式で、読んだ本のことについて書きます。

【Q:最近読んだ本は?】

福島健児『食虫植物』(岩波科学ライブラリー)という本です。

【Q:どのような内容ですか?】

食虫植物について書かれた本です。そもそも、食虫植物の定義とは何なのか。その仲間入りを果たすにはどのような条件がいるのか。そして、晴れて食虫植物と人間に認められたものにはどのような形態をしたものがいるのか。さらにはその食虫植物たちがどのような進化を経て「食虫」するに至ったのか。または、その食虫植物と共生する虫や小動物なんかもいます。その辺りのことを知りたい人にはオススメします。

【Q:オススメできない人がいるのですか?】

そうですねー。まず、虫(昆虫)が苦手な人には強くオススメはしませんけど、まあ、植物が好きな人なら読んでみてはどうでしょう。

【Q:内容的に、おもしろいところはありますか?】

そうですねー。食虫植物という形態や習性が、創作物でよく使われてますよね。ファンタジーものとか、マリオのパックンフラワーとか。とくに、異世界ファンタジーとかだと、人間を捕まえる植物とかいますよね。あれなんかは、食虫植物の存在なしには考え付かなかったものもあるでしょう。

あるいは、ポケモン。2021年1月現在、121種のポケモン(草タイプ)のうち、少なくとも4種は食虫植物をもとにデザインされているようです。

【Q:食虫植物というのは、ふだんあまり目にしませんが?】

ですよねー。そもそも環境の変化ですぐに絶滅の危機になりますから。世界860種のうち243種が「準絶滅危惧以上」にランクされているようです。

【Q:あなたは、食虫植物を見たことありますか?】

ありますよー。最近だと、野生のモウセンゴケをよく観察してます。一昨日も公園で観察してきました。そのモウセンゴケは小さいので、よく注意して見ないと、見つかりにくいです。

それ以外の種類だと、京都府立植物園で見た記憶があります。しかし、昔(20年以上前)のことなので、記憶は定かではありません。ちなみに、京都府立植物園には、京都好きの人なら訪れてみてねー。

【Q:この本を読んで、食虫植物にどのような印象をもたれましたか?】

もともと食虫植物には興味がありましたけど、この本を読んで本格的に知ることができました。色んな種類があるのがわかって、ますます素敵な存在だと思いました。さながら、食虫植物に惹き寄せられる昆虫のように、私もこの存在にひきよせられています。その魅力からは逃げられませんね。もっと知りたくなりましたー。

でも、植物園以外で野生の食虫植物に会う機会もなかなか無いのです。そのうち植物園に行きたいと思います。関東地方(東京、埼玉、神奈川)にも植物園があるのでいつか行きますー。

【余談】

今週末の春の天皇賞についてです。どーも二強の前評判ですが、有馬記念の結果からして、ディープボンドが一番人気かな。個人的には、穴馬探しです。最近馬券を買った馬でいうと、クレッシェンドラヴ、タガノディアマンテ、マイネンファンロンあたりです。あと、ハヤヤッコがどこまでやれるかにも注目です。この辺りの馬は穴に入れときます。とくに、クレッシェンドラヴは強く推したいです。

まあ、枠と当日の馬場状態しだいですけど。なんだかんだいっても、関東馬は人気にならない気がするので積極的に狙いたいですー。

(成城比丘太郎)


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