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2010年代アニメまとめ(6)

投稿日:2020年1月31日 更新日:

  • 「2014年アニメ」について
  • 「きらら」アニメについて
  • これぞ深夜アニメという作品が多かった年
  • おススメ度:特になし

【2014年テレビアニメ概況】

2014年冬アニメでは、『ウィッチクラフトワークス』とか、『ズヴィズダー』とか、『WUG』とか、『そにアニ』とか、『バディコン』とか、『ノラガミ』とか、『未確認で進行形』とか、『魔法戦争』という衝撃作とか、『いなりこんこん』とか、『スペースダンディ』とか、すごいアニメはなかったけど、B級グルメ風ばかりで(?)個人的には好きなアニメが色々あった。これぞ深夜アニメ、といったラインナップだった。『WUG』については映画の方を先に放送していたらもっとよかったのにと思える出来だったけど、主演キャストがその後メジャーシーンに登場していったので、その点、アイドル声優(?)としては当初の地味な感じの殻を打ち破った。アイドルアニメは基本好きではないけど、『WUG』とそのグループは(地味なので)唯一好きだった。ちなみに、今やってる『推し武道』は、ギャグなのでアイドルアニメには入らないと思う。まあなんというか、冬はゆっくり見られるなぁと感じていた。

春になってからは、『一週間フレンズ』とか、『彼女がフラグをおられたら(がおられ)』とか、『キャプテンアース』とか、『悪魔のリドル』とか、『それでも世界は美しい』とか(←これの歌は最高)、夏からは『アカメが斬る!』とかあったけど、どれもいい意味で地味で、なんとなくそれがよかった。『がおられ』については、当時の人気女性声優を集めましたみたいな感じだったけど結局よかったのは序盤だけだった。『キャプアス』はロボットの連結シークエンスのところしかおぼえていない。『アカメ』については、当時放送を見ていたある放送局が、Aパート終了後に円盤のCMで盛大なネタバレをやらかしてしまったのもいい思い出です。『それせか』の内容はほとんどないようなもんですが、今でも劇中歌とエンディングはたまに聴いています。

歌というと、『SAO2』のエンディングである「シルシ」はとてもよくて、今でも時々聴いている。2019年紅白でLiSAは『鬼滅の刃』を歌ってたけども、個人的には「シルシ」を聴きたかった。

秋アニメで重要作品なのは、『SHIROBAKO』とか、『神撃のバハムートGENESIS』でしょう。とくに『神撃』は、制作費をかければどんだけスゲー作品ができるかを如実にあらわしました。おもしろいかどうかはともかく、これは一見の価値ありでしょう。『シロバコ』は、今考えるとちょっと無理筋な感じもしますが、アニメ業界の仕事やその内情を知るにはある程度参考になるでしょう(眉に唾つけながら観るといいでしょう)。

2014年には、ゼロ年代の誰得アニメをうまく昇華したようなあるいはできなかったような、そんな作品にあふれていて、個人的には好きだったけど、ここから一般的にヒットした作品はあまりなかった。『トーキョーグール』はヒットしてその一期はおもしろかったけど、続編は単なるオシャレアニメになってしまった。というか、主演の花江くんはグールといい鬼滅といい、グールものヒット作に縁がある。

信長アニメが色々あったのもこの年の特徴か。まあ、信長アニメは毎年何かしらやってる印象はあるけども。そのなかで、『ノブナガザフール』がこの年一番の問題作(というか、後のアクエリオンロゴスとかと同じで、何を作りたいのか分からなかった)。

これらの他には、『俺ツイ』、『グラスリップ』、『ダイミダラー』、『天体のメソッド』、『トリニティセブン』、『棺姫のチャイカ』、『ろこどる』、『ゆゆゆ』、『七々々』などなど、今見返してもそれなりに何かを得られるであろうような、そんな地味に楽しめる作品がたくさんあった。個人的には、2013年後半(の『ワルロマ』)から2014年・2015年にかけてが、何も考えずにテレビアニメを楽しめた、そういう時期だった。

まあなんにせよ、今年は地味な感じになりそうだなとそう思った時期がありました、『ごちうさ』が始まるまでは。『ごちうさ』も当初はよくできた萌えアニメという印象でよかったのですが、続編からは狙いすぎて引いてしまいましたけど(とくに映画)。まあなんというか、『ごちうさ』の登場は当初こんなにインパクトを与えるとは思いませんでした。放送前にたまたま原作を読んでいたので、ココアさん(佐倉綾音)の声が決まったときはこれで大丈夫かな、『未確認で進行形』では甲高い声を出すキャラをやっていたので、こんな感じになるのかなと思ってたけど、そんなに期待したわけではありませんでした。しかし、蓋を開けてみると、作品としてはかなり背景に予算をかけた良作になっていて驚きました。『けいおん』に次ぐ、きららアニメの出世作でしょうか。

では、『ごちうさ』を含む、2010年代のきららアニメをできる限り追っていきたいと思います。ちなみに「きららアニメ」とは、芳文社が出している『まんがタイムきらら』関係の漫画雑誌に掲載されているものをアニメ化したものです(たぶん)。

【2010年のきららアニメ】

・『ひだまりスケッチ×☆☆☆』
「ひだまりスケッチ」シリーズの3作目。キャラデザが変わり、より原作に近いものになった。放送する時系列は前作までと違って、ほぼ原作通りになった。本作から、新1年生が入って、宮子とは違う天然さんと、関西出身の突っ込みキャラが登場して、深みが出た。1年生の「なずな」は、クラスメイトの男子に人気があるという設定だった。男性との恋愛めいたものを示唆させても人気がある漫画だった。『ゆゆ式』でも「ナンパされた」という過去の経験が語られていたけど。

・『けいおん!!』
「けいおん」の2期。これは当初、2クールもやってネタがあるんかいな、と思ったけど、京アニ含む制作陣が、1年を通した学園劇を日常ドラマ風に仕上げた。一部(マラソン回)、どうしようもない放送回もあったけど、総じてよかった。修学旅行の嵐山回があったけど、私はそれを観ながら、その猿山からの帰り道に野生の猿軍団に囲まれて威嚇された子供時代のことを思い出していた。あと、なぜ憂ちゃんが、唯たちが卒業するまで軽音部に入らなかったのか疑問だったが、入ることができない雰囲気だったからか。

【2011年のきららアニメ】

・『夢喰いメリー』
これもきららだったのか、というかんじ。放送中に震災が起こったというだけで、内容については、ほとんどおぼえていない。ココアさん(佐倉)の主演デビュー作かなんかだったような気がするけど。

・『Aチャンネル』
震災直後に放送されていた。登場人物の「ユー子(寿美菜子)」は関西出身という設定で、関西弁を話してたけど、関西出身の声優が喋る関西弁ってどこの方言なんやろといつも思う。

【2012年のきららアニメ】

・『キルミーベイベー』
あぎりさんがなぜ、メインのふたりにあれほどの幻術的忍術を使えるのか不思議だった。そのわけは後に理解されました。

・『あっちこっち』
第一話を観た時、主役の「つみき」が、『らきすた』のこなたに見えた。後に見ると、『ゆゆ式』の一話にも似ている。声が同じだからだけど。この作品は個人的に好きだったけど、あまり人気がでなかったよう。

・『ひだまりスケッチハニカム』
今のところ、テレビシリーズの最終版となっている。続きは制作されないだろう。当時一番心配していたのは、ヒロさん役の後藤邑子が復帰できるのかどうかということだった。内容的には、夏目がようやく報われたなというかんじだった。

【2013年のきららアニメ】

・『ゆゆ式』
今一番、続編制作が期待される作品で、それと同時に、この一期で完成されているので、続編はOVA止まりだなとも思う。これについては書くことがありすぎるので、あえて何も書かない。ひとつ書くと、『ゆるゆり』のちなつちゃんが、ゆい先輩と同じ学年になってよかってねと、はじめ見た時に思った。原作でも、キャラの顔はカワイイ寄りだけど、身体のデッサンはかなりしっかりしている。それはアニメでも少し出ている。

・『きんいろモザイク』
ごちうさが出てくるまでの、きらら代表作だった。一話から最終話までかなり作りこまれていた。ちなみに、ごちうさのリゼの声が、きんモザのあややに決まったとき、やはりなと思った。ちなみに和菓子さんについても同様。

【2014年のきららアニメ】

・『桜Trick』
これは視聴していると、メインのふたり(戸松と井口)の顔が浮かんできて、どうにも困った。円盤の特典映像として、実写版をつけたらものすごい売り上げになるだろうなと思っていた。

・『ごちうさ』
何も書くことないけど、橋本監督はこれが初監督で、これだけのものが作れるとは正直びっくりした。この一期はキャラ造形が萌え寄りではあまりなかったのでとてもよかった。マンガではあまりわからなかったティッピーのかわいさが伝わった。シャロの声が誰になるか気になったけど、よかった。「うさぎ=ぴょんぴょん」という図式を作った作品。

・『ハナヤマタ』
背景や色彩のユニークさが、ノゲラを思い出させて、なかなかの良作だった。たしか、オープニングのPVがよかった。ついでにいうと、エンディングもよかった。2014年アニメのアニソンは今でも結構聴いているものが多い。本作は、上田麗奈がまだキレイな役(?)をやっていた頃。まあ今考えると普通の作品なんだが。きんモザと同じで、なぜ金髪少女は体格が小さく描かれることが多いのだろうか。

【2015年きららアニメ】

・『幸腹グラフィティ』
サトリナがまた中学生をやっている作品。少女たちがとにかく食べまくる作品。主役の「町子リョウ」の町子を、観はじめた時には名字だと思わなかったので、劇中で宅配便のにーちゃんが、「町子さん、お届ものです」と言った時には、なんやこいつなれなれしい奴やなと思っていた。

・『ハロー!!きんモザ』
きんモザの二期。これと、映画(OVA)は続編にしてはよかった。ただし、この二期の背景は、ところどころパースがおかしかった。それにしても、なんでこの子たちはナンパされへんのやろと思いながら観ていた。

・『がっこうぐらし!』
ゾンビサバイバルもの。あまりおぼえてないけど、たしか高橋李依をはじめて意識した作品かもしれない。

・『わかばガール』
きんモザ作者の別作品。あまりおぼえてないけど、視聴時間はこれくらいがいいかもと思った。

・『城下町のダンデライオン』
調べていて、これもきららものだったのかというかんじ。異能力を持った家族が王国を統治するとかなんかそんなかんじだったはず。これのアニメーションのでき自体はよかった。そういやハナザーさんのキャラがメインだったと思うけど、ハナザーさんってきららアニメにあんま出てないな。

・『ごちうさ二期』
あまりにも狙いすぎていて、ちょっと引いてしまった。でも原作を考えると、こんなもんか。映画(OVA)は、観終わった後、「これはあかん、確実に知能指数が落ちた・・・」と思ったものです。

【2016年のきららアニメ】

・『あんハピ♪』
これは設定を盛り込みすぎて、個人的には忙しかった印象。次から次へと、キャラたちがわちゃわちゃしていたせいか。今思い出していて、どこか『バカテス』のノリに似てたなと思ったら、監督が大沼心じゃあないか。そりゃそうだわな。これのアンハッピーなところは、『三者三葉』と同じ時期だったことか。ひとつずつ楽しめるように、時期をずらせばよかったのでは(今更)。

・『三者三葉』
あんハピと同時期に放送していたと思うけど、こっちはシンプルな昔馴染みのきららアニメだった。個人的には動画工房の良さが出ていて好きだった。思い出としては、古本屋で100円で買っていた原作を、それ以上の値段で買い取ってもらえたことか。

・『NEWGAME!』
ごちうさ以外では低調だったきららものを、メインストリームに乗せかけた作品。「がんばるぞい」はとくに流行語にはならなかった。オタク界隈でも使われているのを聞いたことはあまりない。この一期では、総作画監督にジーベックの人がいたせいか、その色が出ていた回があった。ところで、作中で描かれているように、職場でパンツむき出しで寝ている人を見たら、恥ずかしいと思うよりもふつうは急病か何かで倒れてるんではと、びっくりするのだが。

・『ステラのまほう』
高校生たちが同人ゲームをつくる部活に打ち込むという内容。主人公の「富田林田舎ちゃうもん!」という決め台詞(?)があった。確かに富田林は千早赤坂村からみたら田舎ではないけど、都会から見たら田舎ではある。まあそれはいいとして、本作品は、のんのんびよりの監督作品だったけど、あまりその色がうまく生きなかった。内容は好きなんだが。

【2017年のきららアニメ】

・『うらら迷路帖』
ほんの三年前の作品なのに、おどろくほど内容をおぼえていない。なんか作風が、同年放送の『このはな綺譚』に似ている感じもあるが、それに比べると、怖さはなかった。

・『NEWGAME!!』
二期作品。青葉がかなり有能であることが確認できる。

・『ブレンド・S』
これは、犬が出てくるまではとてもよかった。あの犬が出てきてから、とたんにつまらなくなった。劇伴は、菊谷知樹。これはひだまりスケッチシリーズの人と同じだけど、音楽の方向性はひだまりのそれと合わせてきている気がした。

【2018年のきららアニメ】

・『スロウスタート』
ごちうさ監督だけに、よくできている。おそらく予算もついたのだろうが、同時期に強敵がいたので、そちらに全部持っていかれた。主人公の境遇への同情や、周辺人物との交流など、ゆっくりと見られるものはあった。だが、個人的にはあまり好きじゃない百合(表現)があったので、もう一度そこらへんがどうなのか見直してみたい。

・『ゆるキャン△』
そのスロウスタートを食ってしまったのが、このゆるキャン。これについては書くことはないでしょう。2018年のテレビアニメのなかで、現代日本を舞台にしたもののうち、その舞台が聖地巡礼として盛り上がったのは、これと『ゾンビランドサガ』のみだと思われる。アニメの聖地巡礼がいかに成功(?)しないかを思い知らされる。

・『こみっくがーるず』
個人的には、これは本当に惜しい作品。内容は、ひだまりスケッチをもっとゆるくしたもので、とにかく主人公の「かおす先生」を励ますというもの。何が惜しいかというと、とにかくそのシリーズ構成。原作読んでないから分からないけど、シリーズ全12話分を11話分くらいに収めて、残り最終話をその後の話としてゆっくりしたものを描いていれば名作になっていたのに。残り二話を、かおす先生の不安に集中させすぎた。あー、もったいない。

・『はるかなレシーブ』
てっきり色物だと思っていたら、かなりきちんとしたスポーツものだった。アングルもなかなか凝っていて、個人的には良作だった。登場人物たちの関係も、シンプルだけどよかったし。

・『アニマエール』
これは地味な作品だったけど、これこそがザ・きららというかんじもする。この2018年は、いろんなタイプの作品が楽しめた。その締めとしては地味だけど、よかった。主人公の声は、サーバルちゃんだったけど、この後の「けもフレ二期」では、完全に声がアニマエールのものになっていた。

【2019年以降のきららもの】

・『まちカドまぞく』
2019年唯一のきららアニメ。これは、二回観るとなんだか味わいが出てくる。タイトルの文字もいい。これが「マチかど魔族」だと、変な感じ。「まち」の「カド」にいる「まぞく」だからこそ、オープニング映像や本編映像とマッチする。何回か観ることで、おそらくもっと味が出るような気がする。この良さには、おそらくキャラデザも関わっていると思う。

・『恋する小惑星』
まだはじまったばかりなので、何とも言えないけど、なかなか良い雰囲気。おそらく『宙のまにまに』以来のきちんとした天文部(地学部)アニメだと思う。『宙まに』では星座の配置とかがきちんと描かれていたけど、これはどうなのだろうか。わたてん監督なのでゆっくり観られそうだと思うが、たぶん大丈夫。

・『へやキャン△』
なんとも言いようがない。こんなもんになるだろうとは思っていたので、おおかた予想通り。

・『ゆるキャン△(ドラマ版)』
2020年にはじまったテレビドラマ版の『ゆるキャン△』だけども、これはかなり良い。「へやキャン」がイマイチなので、こちらを楽しんでいる。かなり原作(アニメ)に忠実で、リン役の福原遥がアニメ版(東山奈央)に寄せて演技している。さすがプリキュア声優。脚本的には、ちょっと映像化するには難しい原作部分を省いているのがうまい。第一話で印象的なのは、まずリンの家がある場所と日産のラシーン。そして、キャンプ場の事務所前にいる犬が、リン相手にかなり嫌がっているのが笑えた。アニメでは夜の光景がけっこう見えていたけども、実写にすると、その光景は暗闇に沈んで見えなくなっている。実写ものだけど、春まで楽しめそう。

【きららアニメの声優】

きららアニメの声優で特徴的なのは、若手を使う際に、キャラにうまく合う声優を起用しているとうことか。メインキャラに関しては、「とりあえず、人気声優集めました」というのがあまりない。「かおす先生」や「ニューゲーム」や「スロウスタート」など、よく知らなかった声優をうまく使えている。でもまあ、それは、現在のアニメキャラに合うように、声優自身の演技(声)が最適化されているからでもあるけど。

【まとめ】

2014年のテレビアニメは、全体的にもう一度見直してみるのも面白いと思う。ヒットしたものから、そうでないものまで、おもしろいものがいくつもあった。何も考えずに楽しめるというのは、テレビアニメ鑑賞のひとつの役割なのではないかと思われる。まずはそうして楽しんで、それから、どこがよかったのか(あるいは悪かったのか)を考えるのがオタクのひとつの使命ではないけども、そんなことを思わせる年が、この2014年だった。

(成城比丘太郎)


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