- 「コラム052」
- アニメ簡単振り返り
- 有馬記念
- オススメ度:特になし
【登場人物】
A:有馬記念買います。
B:アニメ色々観ました。
私:鼻ほじりがち。
【いい加減にせいっ!】
A:えー、暮れも押し迫ってきてますけど、今回は競馬の有馬記念を中心に語り合いましょう。忘年会、よろしくお願いします。
私:わんにゃんにゃんわん祭りのノリでいきたいです。
B:なんですそれ?
私:今日が12月21日だからです。詳しくは、こみっくがーるず観てください。
A:この人のことは気にせずに、よろしくです。
B:こちらこそよろしくです。先日もありがとうございました。
私:いえいえ。冬になると身体の調子のイマイチなこともあるのでそんなにはできませんけど、まあ頑張ってゆっくり語り合いましょう。
B:ところで、今日は競馬だけですか? アニメの話は?
A:アニメの話もしますか?
私:せっかくだからしましょー。お二方の今年のアニメにつても聞きたいですし。
B:自分は今年から本格的に見始めたんですけど、やはりウマ娘ですね。ストーリーもよかったですし、なにより往年の競走馬があんな形で生まれ変わるなんて、すごい発想力です。
A:前のアニメも良かったですし、やはりゲームヒットの影響ですか?
私:ゲームのヒットも大きいですけど、ストーリーも秀逸でした。近年のアニメはヴィジュアルに比べて、シナリオや構成の出来が良くないのが多いですし。
A:あんた、鼻ほじるな!
私:これは失礼。
B:鼻ほじりたくなる気持ちもわかりますが、ほじりすぎると鼻血がでますよ。
私:ウマ娘は、この新型コロナウイルス騒動のなかを考えるとベストの出来でした。
B:作られたのは最近なんですか?
A:そうじゃないですか? アニメの企画自体は数年前からのものもあるでしょうけど、実際のアニメ制作は去年あたりから?
私:そうだと思います。
B:大変でしたでしょうけど、コロナ禍を感じさせないクオリティーでしたと自分は思います。
私:ですね。今年のアニメのシナリオはイマイチなのが多かったですけど。
A:だから、鼻ほじるなよ。
私:失礼しました。
B:あなたにとって、鼻ほじりアニメが多かったんですか?
A:別名クソアニメ?
私:いや、鼻ほじるからクソだとは限りません。ま、それはおいといて、アニメ観てたらあまりのひどさに鼻ほじりたくなりません?
B:自分はないですけど。
A:その人のことはほっといて、ウマ娘が社会に与えた影響ってあります?
B:どーだろ。鬼滅の刃ほどのものはないかなぁ?
私:鬼滅ほどのものはないでしょ。でも流行語大賞にノミネートされたはずだからそれなりにもりもり盛り上がったのでしょう。で、ウマ娘のよいところは、実際の競走馬をモチーフにしてますから、いくらでもキャラがつくれるところでしょうね。
B:確かに確かに。まだ出てきてない馬はたくさんいますからね。いくらでもストーリー作れますしね。
A:うまいことできてますね。
B:競馬自体がそれほど魅力的ってことなんですけど。
私:ですね。競馬という魅力的なコンテンツがあるからこそ、シナリオも作りやすいんでしょ。
A:あれっ、鼻ほじらないの?
私:ほじりません。とにかく、ウマ娘というコンテンツは、スタート時のハナを切るのには遅れましたけど、その後巻き返しましたね。
B:来年以降も勢いは続きそうですか?
A:続くでしょ。
私:まあ、イキオイはありますから、このペースでツヅクでいってほしいですね。ドトウの勢いで行ってほしいです。
A:では、ウマ娘はこれくらいにして、次に東京リベンジャーズですけど。
B:それはまだ観てないのですけど、おもしろそうですね。ヒットしたんでしょ? なんか、流行ったセリフもあったでしょ?
A:この中にひよってるやついる?
私:鼻ほじってるやついる?
A:あんただけや。
B:でも、ヤンキーなら鼻ほじってるやついるんじゃ?
A:そりゃ、いるやろけど。そんなんはどーでもええねん。次いきます。あなたの一番は?
私:やはり、『ゆるキャン△』ですね。これについてはすでに語りすぎてるので言うことはないので、次いきましょー。
A:では、Bさんの印象に残った作品はあります?
B:そうですねー。過去作品も同時に観てるので、今年のアニメはそれほど観てないですけど、『無職転生』ってのがクオリティー高いなと思いましたね。
A:あー、映画みたいなクオリティーでしたね。
私:ですね。鼻ほじってたのを止めて見いってしまうアニメでしたねー。
A:なんでも鼻ほじにからめるんやな。
B:でもまさにそんな感じです。ストーリーも良かったような気がします。
私:ですね。タイトル以外は満点に近いです。
B:それにしても、この異世界転生(?)ってのは、どういうジャンルなんでしょ。すごい流行ってるようなんですけど。
A:そうですねー。もしBさんが職を失ったらどうします?
B:えーと、失業保険の申請してそれから次の職を探すかな?
A:職を探すのが無理なら?
もしくは、もともと無職なら?
B:もともと無職ならどうしようもないですかねー。なるほどー。だったら転生したいかもですね。というか、弱者を救済する(?)という発想が感じられないですね、このタイトル。タイトルセンスがないんですかねー。
私:そうかもですねー。
A:だから鼻を…それは鼻ほじってもよろしい。
B:まあ、転生して一発逆転するというのが、異世界転生もののひとつのトレンド(?)ならば、この作品は雛型なんですかね?
私:そんなところなのかなぁ。
A:異世界ものって、現在だと幅広い発想力が試される分野なのですかね? 挑戦しがいがあるというか。
私:そうかもですね。ネタ的にはチャレンジしやすいのかな。色んなパターンが生まれそうですね。例えば、今年の秋アニメの『暗殺貴族』だと、暗殺者が異世界転生してまた暗殺者になるだけですから、ステータス的にはそれほど変化はないですね。もともと生前(?)もツエー奴が別のツエー奴になるだけですからね。
A:なるほど確かに確かに。暗殺者が異世界で別の形で暗殺者になるだけですから。
B:やはり、異世界転生ってのは、ダメだった人が別人生で無双するところに爽快感とかあるんですかねー?
A:そういう面もあるかも。
私:そういったパターンはもう古くなってるのかも。なろう系とかの異世界ものはよく知りませんけど。
A:『異世界食堂』とかは?
私:まったり系ですかね?
A:まあ、話の内容とかそうですよねー。週の1日だけ異世界につながるっていう設定ですから、完全な異世界ものではないのか。
B:週に1日だけ異世界につながるって、それ、なんで異世界ってわかるんです?
A:なんでなんでしょ? てゆーか、こんな話題前にもしたような。異世界の人たちが、自分たちが異世界人っていう認識はどれほどあるのか。そもそも異世界という概念がなければ急に現れた食堂を別の世界のものだとは理解できないのでは?
私:そのあたりはうまく設定されてるんじゃないすか? としか言えません。
A:鼻ほじるまでもないと。
B:異世界食堂だけに、胃の世界に通じてるとか? 胃世界。
A:あっ、はい。
私:それはそれとして、もし異世界につながる日だけ定休日にしたらどうなります?
A:そりゃ、現実(?)の世界でも異世界の世界でも同じ定休日ですから、異世界人にとっては食堂として機能しないわけでしょ。
B:店として機能しないわけだから、もし食べたいなら昨日来て、みたいな?
A:あっ、はい。
私:それはそれとして、「ねこ屋」につながるドアを開けても定休日なわけですから、異世界人にとっては単なる無人の店になるわけか。
B:せっかく異世界につながっても店主がいなけりゃダメなわけか。それって、もう異世界食堂ではないですね。
A:確かに確かに。それだと、ふつうの食堂の定休日ですね。しかも、店主が店にいない場合は店主自身が異世界に通じてると認識できないわけです。
私:なるほど。もし店主が仕込みか何かで定休日に店にいたとしても、店に来た異世界人に出せる料理はないことになりますねー。そんな定休日に来られても出せるものはないよー、みたいな?
B:やっぱり、昨日来てやー、になるじゃないですか。
私:もしくは明日来てー。
A:それだったら、年中無休にすればいいだけでは?
B:年中無休にしたら店主が倒れて、寝込む屋になるかもじゃないですかー?
A:あっ、はい。
私:まあなんにせよ、異世界食堂は基本年中無休ということで。OK?
B:OKもなにも、異世界につながる日を定休日にしなければいいだけでは?
私:だったら、異世界食堂には定休日は無しということで。
B:そうなんですけど、作品の設定的には異世界につながるから「異世界食堂」なわけですから、もともと異世界につながる日が定休日でないことは、タイトルの「異世界食堂」からしてその可能性は排除されてるわけです。
私:なるほどー。「異世界食堂」というのは強制的なんですねー。定休日という概念がないわけかー。きついな。
B:もしくは、異世界につながる日だけ営業日にしたらいいのでは?
私:そうしたならば、異世界につながる日だけ営業する食堂ってことでしょ。もう異世界食堂って呼ぶ必要がないでしょ。
B:いやでも、それでも異世界につながってるわけですから、営業日がいつであろうと、異世界食堂でいいのでは?
私:うーん、どう思います、Aさん?
A:というか、あんたらそろそろ、いいがけんにせんかいっ!!
【有馬記念っ!】
A:アニメの話が長くなりそうなので、続いて競馬の話題に入りたいと思います。
B:有馬記念ですね。Aさんは買いますよね?
A:はい。有馬記念は、クロノジェネシスから買おうかと思ってますけども。
B:自分もクロノジェネシス買います。どうです?クロノは?
私:ふつうなら本命候補でしょう。今年はレースを三つしか使ってないですしね。ここがラストランなのできっちり仕上げてくるでしょう。
B:クロノの不安点ってあります?
私:そうですねー。凱旋門賞のダメージがあるかどうかですね。生涯であれほど負けたことはないですから。目に見えない疲れとか精神的なダメージとかがあるかどうかですね。
A:ありそうですか?
私:たぶん疲れとかはないと思いますけど、ただ、ここ最近勝った宝塚といい有馬記念といい、メンバーが弱かったですからね。今回のメンバー特に3歳馬が強いですから、そこら辺が不安です。私がクロノを本命にできない理由はそこです。
A:じゃあ、3歳馬VSクロノですか?
B:3歳馬の1番手は、やはりエフフォーリアですね。自分の本命です。
A:やはりエフフォーリアが強敵ですね。クロノにとって。
B:エフフォーリアの不安点はありますか?
私:鞍上の横山武ジョッキーは、ダービーで負けてますからここは気楽に乗れると思います。
B:なるほど。1度負けてるから、気負うことはないと?
私:ですね。エフフォーリアの不安点は、勝鞍が2000ばかりのところですね。もし有馬記念がスタミナ勝負になったときにどうなるか。あと、横山武ジョッキーの中山2500の経験があまりないところとかですね。
B:それは無理筋な不安点ですねー。
A:それくらいしかないってことは、クロノとエフフォーリアで決まりそうですね。
私:ここ最近の有馬記念は強い馬が来てますしね。アーモンドアイは来なかったけど。その2頭を入れておくのは無難じゃないですか? でも、私はどちらかを外す馬券も買う予定です。
B:では次に、タイトルホルダーですけど。ここは、乗り替わりです。自分は買います。
私:タイトルホルダーは、逃げたら買いたいですけど、逃げるのかどうかわかりませんからねぇ。頭では買いづらいです。個人的には、逃げてほしいです。逃げないとこの馬の良さは出ないと思います。パンサラッサがハナ切ったとしてもどこかで抜かして欲しいですね。ほんで、スタミナ勝負にもっていってほしいです。
A:なるほど。不安があるならわたしは買わないでおこうかなぁ。では、ステラヴェローチェは?
B:それ、自分の対抗です。クラシックで惜しかった馬は有馬記念勝つケースが多いですから。
私:そうですねー。デムーロ(兄)に乗り替わりなのがどうでるかですね。私はプラスに考えたいです。
A:アサマノイタズラは?
私:中山が得意のようですので、はまれば上位に来る可能性は高いです。ただし、エフフォーリアとステラヴェローチェより強いとは思えません。
B:自分は買いませんね。
A:アカイイトが気になります。
B:エリザベス女王杯は強かった印象があるんですけど。
私:気になるなら勝ったほうがいいです。もしかしたら、強くなってる可能性がありますので。
A:じゃあ買います。ところで、シャドウディーヴァはどうします?
私:買いますよ。騎手的にどうなのかとは思いますけど。横山親子三人が揃って馬券に絡むとは思えませんけど、それでも買います。
A:キセキはどうするんです?
私:もちろん買いますよ。買うだけですけど。
B:アリストテレスはどうしようかなと。自分的には買いたいんですけど。
私:そうですねー。あまり手を出してもしょうがないので、買わないかなー。もし来たら拍手しときます。
A:なるほどねー。じゃあ、あなたの本命はどれなんです?
私:そうですねー。ステラヴェローチェにでもしようかな。今年のクラシックはこの馬を中心に買ってますし、それなりにお世話になりましたし。馬場が渋ってもいいですし。ミルコは今年のG1勝ってますし、ミルコがこのクラスの馬に乗ればG1ではまだまだ勝てる力が引き出せると思いますので。
A:にゃるほどねー。
私:まあ、枠にもよりますねー。内のほうが芝は良さそうですし。内目を回ってこられる馬にしときますかね。
B:パンサラッサとメロディーレーンについては?
私:その2頭は枠が決まってからです。メロディーレーンちゃんは買わないと思いますけども。
A:メロディーレーンだめなんですか? わたし買おうと思ってたんですけど。
B:買っていいんですよ。グランプリですから自分の好きな馬から買わないと。それに、出走する馬全てに勝つチャンスがあるんですから。
A:といっても、明らかにダメな馬が有馬記念勝ったことないでしょ?
B:近年はないです。3着以内ならあるかもですけど。
私:まあ、週末まで頭を悩ませましょうよー。
A:ですねー。色々考えておきます。というわけで、お腹もすいてきたので、予想会はこれくらいにして、何か食べにいきましょー。
B:ですね。今年はお世話になりました。アニメに詳しくなりましたので、なんか自分の中で何かが変わったような気がします。ありがとうございました。
私:いえいえ。アニメ大好きな人が増えてくれて、こんなにうれしいことはない。
A:ではまた、来年もアニメ語りしましょー。来年こそは、Cさんをつれてきてくださいね。
B:むずかCー、かもしれないですけど、頑張るぞ。
私:がんばれぞい!
(成城比丘太郎)