「 投稿者アーカイブ:きうら 」 一覧
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無限の住人(沙村広明/KCデラックスアフタヌーン) ~原作コミックスの概要と映画化についての意見
不死の肉体を持つ男のアクション時代劇 緻密な作画とストーリー展開 スプラッターと言える描写多数。しかもギャグも混在する。 おススメ度:★★★★☆ 来月にはひょっとしたらエラい騒ぎになっているかもしれな …
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ファントム・ピークス(北林一光/角川文庫)~ネタバレなしのモヤモヤする感想
山で起こる謎の失踪事件を追う 可もなく不可もない文章 オチにはちょっとがっかり おススメ度:★★☆☆☆ 困った。ジャンル分けや詳しい感想を書くと、ネタバレに直結するという本なので、非常に扱いづらい。し …
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アニメ版の後の長大な物語 残酷な死や直接的な戦闘描写 アニメ版ナウシカを少しでも好きな方は必読 おススメ度:★★★★★ いつもはなるべく客観的に怖い本を紹介しているが、今回はほぼ、自分語りに近いものだ …
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実在の誘拐事件に迫る迫真のドキュメント 日本の警察や司法、マスコミへの警鐘 心を揺さぶる文章。読まないのはもったいない おススメ度:★★★★★ 実はこれを「怖い本」というカテゴリーで紹介していいのか迷 …
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残穢 (小野不由美/新潮文庫) ~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想
実際起こった怪異の謎を追うドキュメントタッチの構成 心霊や呪いを信じるタイプの方は、絶対読まない方がいい 展開は地味だが、リアリティ抜群 おススメ度:★★★★☆(あるいは☆☆☆☆☆) 久々に「ヤバい」 …
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閲覧「超」注意。SMポルノ小説です 歴史もので、男女がとにかく変態行為で責められる 長大な文章。一部の変態紳士におススメ。 おススメ度:★★★★☆ 最初に断っておきたいが、今回紹介するのは「ポルノ小説 …
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自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間を捨てられるか(岡本太郎・青春文庫)
天才芸術家・岡本太郎氏の自伝的エッセー 「人生の道を踏み外す」可能性がある怖い本 恋愛観などは少し退屈な所も。 おススメ度:★★★★☆ 今回は「芸術は爆発だ!」の名言や万博公園の「太陽の塔」、巨大な壁 …
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パラサイト・イヴ(瀬名秀明・新潮文庫)※注 核心に触れるネタバレ感想あり
医学的知識を活用したSFホラー 途中までは面白いが、オチに大不満 ネタバレありで、以下で詳しくその理由を説明します おススメ度:★★☆☆☆ 昨日、鈴木光司氏の「リング」を紹介したので、年度が近く199 …
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誰もが知っている「貞子」の原点 呪いのビデオテープで呪いが伝染する恐怖 ホラーの古典としておススメ おススメ度:★★★★☆ 1990年以降のホラー小説としては、最も有名といっても過言ではない「リング」 …
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テロリストの処方(久坂部羊/集英社)~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想
「医療破綻」&「連続テロ」を巡るサスペンス 医療知識は豊富。謎解きは普通のレベル。 作品のテーマにあれば一読の価値あり。CTスキャンの現実にビビる おススメ度:★★★☆☆ 富裕層の医師を狙った連続テロ …
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ザ・スタンド(4)(スティーヴン・キング/文春文庫) ※レビューとおススメ度、軽いネタバレあり
2017/03/06 -★★★☆☆
きうら, スティーヴン・キング, ホラー, 海外小説「善」の停滞と葛藤を描くシリーズ第4弾 前半は退屈、後半に焦点がある ナディーンに注目。表紙の美しい女性が彼女(だと思う) おススメ度:★★★☆☆ 第4巻は、<フリーゾーン>つまり「善」側の人々の葛藤 …
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騎士団長殺し :第1部 顕れるイデア編(村上春樹/新潮社)~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想
孤独な肖像画家が主役の静かな物語。余り怖くない。 「読ませる」小説だが、不満点もある。 題名の意味は直ぐ分かる。サブキャラが魅力的 おススメ度:★★★★☆ 結論から言うと、全くいつもの村上春樹氏で、最 …
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玩具修理者(小林泰三/角川文庫)~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想
「何でも」修理する謎の男が「あるもの」を治す恐怖を描く スプラッター的要素もあるが精神的に揺さぶられる 表題作は短編、他に中編「酔歩する男」も収録 おススメ度:★★★☆☆ 第2回日本ホラー小説大賞の短 …
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雨がやんだら/蚊 (椎名誠/角川文庫)~あらすじと感想、軽いネタバレ(椎名誠超常小説ベストセレクションより)
「雨」「蚊」をテーマにしたワンシチュエーション小説 「雨」は哀切、「蚊」は不気味な読後感 怖いというほどではないが、上記が気に入れば、他の小説も楽しめる。 おススメ度:★★★☆☆ 「雨がやんだら」と「 …
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恐怖箱 袋小路(神沼三平太/竹の子書房)~概要と軽いネタバレ、感想 ※Kindle Unlimited対応
実話の短編エピソードを100話収録 玉石混交の内容で、軽い話も多い バラエティ豊か。気軽な読書に おススメ度:★★☆☆☆ 百物語(参加者が順番に怖い話を披露する会)を開催している著者が実際に聞いた話を …
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著者の実際の「ドラッグ」体験をつづるエッセイ集 酒からガマのアブラ、ベニテングダケまで、様々なドラッグが登場 一つひとつがリアルで「面白い」 おススメ度:★★★★☆ この本は先に書いたようにホラー小説 …
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表題作ほか、4つの短編を収録 ホラー要素よりファンタジー要素が強い 独自の世界観とどこか暖かい読後感 おススメ度:★★★☆☆ 収録の順番でいえば、和風メデゥーサの話を描く「意志の目」、一種の幽霊譚とな …
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いきはよいよいかえりはこわい (鎌田敏夫/ハルキ・ホラー文庫)~あらすじとそれに関する軽いネタバレ、感想
セックス描写の多い、オカルト的サスペンス 謎の理由が不可解 内容と真逆の純愛もの おススメ度:★★☆☆☆ お話の導入はありがちだが面白い。広告代理店に勤めている由紀恵という主人公は、都心に格安マンショ …
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ヒマラヤの難峰を登った山野井泰史のドキュメント 超高峰の極寒状態での究極サバイバル ドキュメントとしても傑作。読後の深い感動と清涼感 おススメ度:★★★★☆ この作品の主役である山野井泰史氏は世界の8 …
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メドゥサ、鏡をごらん(井上夢人/講談社) ~ほぼネタバレなしの感想
コンクリート詰めで絶命した作家の死の謎を追う 興味深い設定と読みやすい文章 ネタバレ嫌いの方は、一切の事前情報を絶って読って読むべし おススメ度:★★★☆☆ 導入部はこんな感じの小説。作家である藤井陽 …