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ゲゲゲの鬼太郎 (第1巻) 中公愛蔵版(水木しげる)

原作漫画のはなし つまみ読みした感想 ジワジワ凄さが分かる オススメ度:★★★★☆ 本棚を整理していたら3冊のコンビニ本が出てきた。表紙を見ると(裏は銀座カレーの広告)思うと、ゲゲゲの鬼太郎の漫画だっ …

リズと青い鳥(山田尚子〔監督〕/アニメーション映画)~テレビシリーズの感想も含めて

『響け!ユーフォニアム』のスピンオフ作品。 実質、新三年生組主体の、『響け!』続編作品。 実写映画を思わせるようなアニメーション。 おススメ度:★★★★☆ 2018年公開映画。京都アニメーション制作。 …

(狂気の)テトリス99(任天堂/ Swich)

2019/08/19   -★★★★☆
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99人でやるテトリスのバトルロワイヤル ストイックという狂気 パッケージ版には一人用モードもある おススメ度:★★★★☆ テトリスは狂気である。病気と言ってもいい。 初めての出会いは、中学校のころ、フ …

江戸病草紙(立川昭二/ちくま学芸文庫)~読書メモ(50)

読書メモ(050) 「近世の病気と医療」 病が江戸の人々の暮らしに何をもたらしたのか 個人的おもしろさ:★★★★☆ 【江戸の人々の暮らし本を読む】 最近、『江戸入門』(山本博文〔監修〕、河出書房新社) …

文学入門 (桑原武夫/岩波新書 青版)

非常に分かりやすい文学論 未読であれば深い感銘を受ける しかし、文学、進歩してないんじゃ…… おススメ度:★★★★☆ これまで娯楽小説好きを自称し、ブンガクというものとは一線を画して生活してきたのだが …

老人Z(大友克洋〔原作・脚本〕、北久保弘之〔監督〕/アニメーション映画)

「老人問題」をテーマにしたアニメーション 1991年公開映画なので少し古いけど、おもしろい この映画に続く現代版を誰かに制作してもらいたい おススメ度:★★★★☆ 【「はじめに」の前に】 本記事を書い …

新装版 蚤と爆弾 (吉村昭/文春文庫)

いわゆる731部隊の細菌兵器についての「小説」 真にDemoniacな内容 終始冷静な視点・単純なヒューマニズムを描かない おススメ度:★★★★☆ 読書中、なぜか頭の中にDemonという単語が浮かんで …

ヒトごろし(京極夏彦/講談社) 【感想編】ネタばれあり

土方歳三目線の新撰組伝の感想 「ヒトごろし」とは何か 殺人鬼が平和主義? おススメ度:★★★★☆ 「ヒトごろし」は新撰組をテーマにした京極夏彦の小説である。新撰組・副長、「鬼の」土方歳三を主人公に、一 …

ヒトごろし(京極夏彦/講談社) 【概要編】ネタばれなし(歴史ものにネタばれがあるとして)

土方歳三目線の新撰組伝 徹底した「ヒトごろし」の理屈 面白い、そして長い おススメ度:★★★★☆ 【はじめに】 私は京極夏彦好きなので、この本もKindle版でサンプルをパラパラ読んで、買うことを決め …

メドゥーサ(E・H・ヴィシャック、安原和見〔訳〕/ナイトランド叢書)~読書メモ(46)

「幻の海洋奇譚」 海洋冒険ものの序盤から、怪奇ものの後半へ 恐怖とは暗示に満ちた不定形なもの おススメ度:★★★★☆ 【はじめに】 『メドゥーサ』は1929年発表で、海洋冒険を装った怪奇幻想小説。本書 …

方形の円(ギョルゲ・ササルマン、住谷春也〔訳〕/東京創元社)

「偽説・都市生成論」という副題。 「36」もの都市像が、雪崩をうつように現象する。 それぞれがひとつの宇宙観を凝縮した都市。 おススメ度:★★★★☆ 【まえおき】 著者はルーマニア出身で、現在はドイツ …

十の物語(高橋克彦/角川ホラー文庫)

古いが正統派の日本ホラー バラエティ豊かな10篇プラス1 古いのを除けば割と楽しい おススメ度:★★★★☆ 平成5年刊行と相当古いが、現代ホラー傑作選・第3集と銘打たれている。当時でもクラシックなライ …

千霊一霊物語(アレクサンドル・デュマ、前山悠〔訳〕/光文社古典新訳文庫)

「語り手」デュマによる「枠物語」 殺人事件から始まる怪奇譚の披露 まさに19世紀オカルティズムの潮流 おススメ度:★★★★☆ 【あらすじ】 時は19世紀フランス。語り手のデュマは20代の劇作家。彼はあ …

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(フロムソフトウェア/PS4)

ストロングな和風3Dアクション 美麗な絵、軽快な動き 社会人殺しの難易度 オススメ度:★★★☆☆ ホラーを読むと言っておきながら、ゲームのレビューになるのだが、このゲームには言いたいことがいっぱいある …

『ネクロノミコン』の物語(H・P・ラヴクラフト、森瀬繚〔訳〕/星海社)~読書メモ(40)

読書メモ(040) 「新訳クトゥルー神話コレクション・2」 超ベタなゴシックホラーとして読める おススメ度:★★★★☆ 本書は、ラヴクラフト(と、一部の作品では別の人)が書いた、クトゥルーものから『ネ …

吉野大夫『後藤明生コレクション・3』(後藤明生/国書刊行会)

「吉野大夫」という人物をめぐるお話 ノンフィクションの体をとった小説 「吉野大夫」を探るうちに、わけいる謎 個人的オモシロ度:★★★★☆ 【1】 今年は後藤明生の没後20年である。去年このブログにも書 …

20世紀ラテンアメリカ短篇選(野谷文昭[編・訳]/岩波文庫)~読書メモ(38)

読書メモ(038) ラテンアメリカ文学の、とっかかりとしては良い短編集 ホラー短篇集として読める おススメ度:★★★★☆ 【はじめに】 本書は、ラテンアメリカ文学者16人の、短篇をあつめたもの。ラテン …

みちびき地蔵(まんが日本昔ばなしより)~話の全容(ネタバレ)と感想

親子が体験する津波の恐怖 死の前日に祈りにくるという地蔵の前に無数の亡霊が…… 静かに、深く、恐ろしい おススメ度:★★★★☆ はじめに 令和早々に扱うに相応しい明るい話も考えてみたのだが、そもそも「 …

中世騎士物語 (須田武郎/ 新紀元文庫)

中世フランス騎士の実像を概観する 物語性は低いが入門書としては秀逸 ゲームや小説で騎士に興味のある人に オススメ度:★★★★☆ 最初に。本書はホラーとは全く無関係である。普通、怖い本とも呼ばれないだろ …

エンドレスエイトの驚愕(三浦俊彦/春秋社)

「ハルヒ@人間原理を考える」 「エンドレスエイト」の解釈可能性を芸術哲学的に、分析哲学的に探る 後半の記事は、2019年冬アニメの感想まとめです おススメ度:★★★★☆(ハルヒが好きなら) 【はじめに …

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