「 きうら 」 一覧

人喰いの時代(山田正紀/ハルキ文庫)※ネタばれ余りせず

クラシックな探偵小説 と、見せかけての大落ちあり 不思議な読後感 おススメ:★★★☆☆ 著者は著名なSF作家兼ミステリ作家だが、例によって突発的鳥頭思考でこの本を読んだので、一切、そんなことは知らなか …

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ と ゴジラ(後編)【完全ネタバレ】

中途半端な娯楽観は見抜かれる ゴジラと恐怖 それでも怪獣映画は嫌いになれない おススメ度: ★★★☆☆(ゴジラ キング・オブ・モンスターズ) ★★★★★(ゴジラ) 【承前】 「本」ではなく、2019年 …

ゴジラ キング・オブ・モンスターズ と ゴジラ(前編)【完全ネタバレ】

身に染み込んだ怪獣の記憶 ゴジラを巡る個人的な理由と最新作の感想 昭和と令和のゴジラは主張が反対 おススメ度: ★★★☆☆(ゴジラ キング・オブ・モンスターズ) ★★★★★(ゴジラ) 【前説・なぜ怪獣 …

十の物語(高橋克彦/角川ホラー文庫)

古いが正統派の日本ホラー バラエティ豊かな10篇プラス1 古いのを除けば割と楽しい おススメ度:★★★★☆ 平成5年刊行と相当古いが、現代ホラー傑作選・第3集と銘打たれている。当時でもクラシックなライ …

フューリー (デヴィッド・エアー監督)

WW2の米軍一戦車部隊の奮闘 アクション映画としてみるなら普通 ありえない設定ではある。 おススメ度:★★★☆☆ またもやホラーでも小説でもないが、ちょっとずつ、元の路線に戻ってきた気がする。次回、乞 …

SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE(フロムソフトウェア/PS4)

ストロングな和風3Dアクション 美麗な絵、軽快な動き 社会人殺しの難易度 オススメ度:★★★☆☆ ホラーを読むと言っておきながら、ゲームのレビューになるのだが、このゲームには言いたいことがいっぱいある …

シュナの旅 (宮崎駿/アニメージュ文庫)

初期・宮崎駿の絵物語 ナウシカ+もののけ姫の原点 地味だが惹かれるものはある おススメ度:★★★☆☆ 若さとは変化を捉える感受性のことではないか、などと史上最長のGWを終えて考えて腐っていた。何しろ仕 …

君の名は。(新海誠/監督) ~今さら何を言うべきか

2019/05/17   -評価不能
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映画版の感想です 典型的なボーイズミーツガール うーむ、悩むなぁ おススメ度:分からん よく「勘が働く」というが、あれは自分の経験を無意識に脳が分析し、答えとしてアウトプットしていると思う。一見意外に …

レキシントンの幽霊

暗い印象を残す7つの短編集 著者独特の文章を味わうタイプ 落ちが不可思議だ オススメ度:★★★☆☆ 村上春樹が1990〜1996に断続的に書いた短編が改稿された上で一つにまとめられたもの。1996年1 …

あの世の話 (佐藤愛子・江原啓之/文春文庫)

あの世についての作家と霊能者の対談 何か述べてるようで何も現していない 何が目的か分からない不思議な内容だ オススメ度:よほどの好事家に 直木賞や菊池寛賞を受賞した作家である佐藤愛子が、霊能者である江 …

みちびき地蔵(まんが日本昔ばなしより)~話の全容(ネタバレ)と感想

親子が体験する津波の恐怖 死の前日に祈りにくるという地蔵の前に無数の亡霊が…… 静かに、深く、恐ろしい おススメ度:★★★★☆ はじめに 令和早々に扱うに相応しい明るい話も考えてみたのだが、そもそも「 …

チューイングボーン (大山尚利/角川ホラー文庫)

自殺に絡むスリリングなサスペンス 素直に面白い、だが このテーマでこの作風は珍しい オススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 もし、何もこの本について予備知識がないなら、この先の紹介文章も含めて何の情報も …

中世騎士物語 (須田武郎/ 新紀元文庫)

中世フランス騎士の実像を概観する 物語性は低いが入門書としては秀逸 ゲームや小説で騎士に興味のある人に オススメ度:★★★★☆ 最初に。本書はホラーとは全く無関係である。普通、怖い本とも呼ばれないだろ …

パワープレイ―気づかれずに相手を操る悪魔の心理術(内藤誼人/ソフトバンククリエイティブ)

主にビジネスの対人用心理戦のコツ 使えん。が、ごく一部参考になることも でも、これするとただの嫌な奴じゃあないか オススメ度:★★☆☆☆ 純粋な技術書ではなく、何らかのコツを紹介するハウツー本は基本読 …

エッジ 下 (鈴木光司/角川ホラー文庫) ~完全ネタバレ

やっちまったな鈴木光司 あらゆる意味で支離滅裂 素人考えでもありえない オススメ度:★☆☆☆☆ 著者はいったい何を描きたかったのか? 量子物理学的な知識をひたすら打ち込んだ上、この世には並行世界があっ …

エッジ(上)(鈴木光司/角川ホラー文庫)

人が消える怪現象を追う女性ライター 微妙な既視感・疑問・それでも読んでしまった 下巻には嫌な予感しかしない おススメ度:★★★☆☆ 【鈴木光司は終わったのか】 前回「バースディ」を紹介したとき、もう鈴 …

赤目四十八瀧心中未遂(車谷長吉/文藝春秋)

昭和の尼崎で臓物をさばく堕ちたインテリの悲哀 とにかく猥雑。あらゆる人間の醜さが描かれる 異様な文章力で一度囚われると離れられない おススメ度:★★★★☆ 久しぶりにとんでもないものを読んでしまったな …

MASK 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 (内藤了/角川ホラー文庫) ~ややネタバレ

新人婦警のほのぼの事件簿(?) とはいえ、猟奇殺人を扱っている 都会の孤独がテーマか。読みやすい。 おススメ度:★★★☆☆ タイトルにある堀北恵平は「ほりきたけっぺい」と読むのだが、女性の新人警察官だ …

五重塔 (幸田露伴/岩波文庫)

五重塔建立にかける「のっそり」の執念 人間のエゴとプライド 擬古典調の文語体は読み辛いかも おススメ度:★★★☆☆ こんなサイトをやっているが、一応「文学」というジャンルもごくたまに読む。共同執筆者の …

バースデイ ( 鈴木光司/角川ホラー文庫)

リングの完結編と銘打たれた短編集 著者による二次創作レベル けっきょく何なんだというおはなし おススメ度:★☆☆☆☆ 予想はしていたがそれを上回るくだらなさ。だいぶハードルを下げたつもりだが、それでも …

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