3行で探せる本当に怖い本

ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 きうら 」 一覧

ジョイランド (スティーヴン・キング/文春文庫)

ノスタルジックな遊園地を舞台にした青春ミステリ こんなに好感がもてるキングの作品は初めて 優しく、悲しく、残酷。そしてほろ苦い。 おススメ度:★★★★☆ お久しぶりになる。最近、もう投稿しないのではな …

はじめの一歩(137) 〜ネタバレ感想

それでも読むか、読まないか ある意味完全に予想通り ウォーリーは負ける(予想) オススメ度:★★★☆☆ 【前説】 ホラー小説のレビューを読みに来たら、ボクシング漫画の感想が載っていた……と、いう気分だ …

拝み屋備忘録 怪談死人帰り (郷内心瞳/竹書房怪談文庫 HO 565) 

実話方式で語られる短編怪談集 過去の著作の補完的位置付け 謎のエスケープから始まる おススメ度:★★☆☆☆ 検索してみるとインタビュー記事から、著者の方の写真も出てくるので、私は一応、実在の人物が書い …

AIがやってきた。もう本の感想ブログは不要か? ~ChatGPT&Microsoft Bingで検索してみた。

AIと戦う日が来るとは もうブログなんて時代遅れ これからはAI検索だ おススメ度:★★★☆☆ ホラー小説と同じくらい電子ガジェットを愛する私にとって2022-23のAIによる創作の「自動生成」は無視 …

亡者の家 新装版 (福澤 徹三/光文社文庫) 〜結末のネタバレあり・約1000記事突破の話

一昔前の消費者金融の話 業界モノとしても読める オチは賛否両論あるだろう おススメ度:★★★☆☆ 時は2005年付近。消費者金融の金利が年30%近くもあった時代の話。近いようで、もう結構昔の話なのかも …

THE LEGEND & BUTTERFLY【映画】~ネタバレありの感想

綾瀬はるかの演技は良い キムタクはずっとキムタク 監督のセンスが古すぎる おススメ度:★★☆☆☆ 映画の説明としては「木村拓哉(以下キムタク)が織田信長、綾瀬はるかが濃姫役を演じ、二人にスポットを当て …

颶風の王(河崎秋子/角川文庫)途中からネタバレあり

馬を巡る4世代の物語 物語は意図的に跳ねる 劇的な展開は前半だけ おススメ度:★★☆☆☆ 例によって、ほとんど紹介文も読まずにタイトルと文体だけで読み始めた。しかし長い話では無いのだが、中々進まない。 …

修羅の家(我孫子武丸/講談社) ※ネタバレあり・おまけ付き

テーマはマインドコントロール まずまず猟奇的だ 基本はラブストーリーなので注意? おススメ度:★★★☆☆ もしフツーの人が間違って何かの拍子にこの文章を読み始めたら、ここでストップしてほしい。以下、一 …

セイレーンの懺悔(中山七里/小学館文庫)※軽いネタバレあり

マスコミの存在意義を正面から問う 猟奇的描写はかなり少ない 社会派小説に近い感覚 おススメ度:★★★☆☆ (前説) 明けましておめでとう、とはいうものの、昨日と今日に何の境界も感じられない。年々季節感 …

2022のきうら 短いコラム

本年も無軌道にいろんな物語を楽しんだけど、ほとんど覚えていない。 印象的なのは秋に観た映画「切腹」か。正座してみたいくらいの出来栄えだった。 一方、私生活は淡々と過ぎていった。2021年までの愛憎?に …

短評 アバターWOW&はじめの一歩136巻

アバターは映画館で見ろ! はじめの一歩は面白くなってきた! どちらも長い! おすすめ度:★★★☆☆ まずはアバター ウェイオブウォーター(WOW)。先週の金曜日に3DレーザーIMAXで観た。ナショナル …

海蝶 海を護るミューズ(吉川英梨/講談社文庫)

海猿こと海上保安官の女性版 東日本大地震を正面から描く 家族がテーマの直球型のお話 おススメ度:★★★☆☆ Amazonのコピーはこんな感じである。 不可解な沈没、海底の義足、救助を拒む女。 日本初の …

スティーブ・ジョブス Ⅰ/Ⅱ(ウォルター・アイザックソン (著)/井口耕二 (翻訳))

名言集ではない テクノロジと家族がテーマ 愛憎も半ばを過ぎて おススメ度:★★★☆☆ 本書をiPhone14 ProのアプリのKindle電子書籍版で最後まで読んだ。そこには私が知っているスティーブ・ …

かわいそ笑(梨/イースト・プレス)核心的ネタバレあり※電子書籍版の感想・一応閲覧注意

変則的な読んだら呪われる系? メタフィクションを重ねるような感じ 怖くは無いが不気味ではあった おススメ度:★★☆☆☆ Amazonでの評価が高い。以下概要を引用。 「死んだ人のことはちゃんと可哀想に …

シン・ウルトラマン(監督/樋口真嗣)ネタバレあり

ウルトラマンじゃない 抽象的な概念を話せば高尚なのか ヒーローに葛藤は無用? おすすめ度:★★☆☆☆ シン・ゴジラのテイストをかなり薄くしてコピーしたよう映画。失礼ながら樋口真嗣氏は演出家としては優れ …

進行方向、あるいは信念または正義を感じる通勤

人間が争う単純な原理 イーロン・マスクから国際紛争まで 地下の世界から世界へ おすすめ度:特になし 最近、面白いほど面白いことがない。世間は暗いニュース、賃金は変わらず、年ばかり重なっていく……。 そ …

異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 嗜虐の拷問官 (久住 四季/メディアワークス文庫) メディアワークス文庫) 

今回は拷問殺人がテーマ 主人公は本庁に戻ったが話の流れは同じ 微妙になりつつある おススメ度:★★☆☆☆ 今回、あらすじはAmazonの紹介文を引用させて頂きたい(結構長い)。 人気シリーズ! 拷問は …

変な家(雨穴/飛鳥新社) ~ネタバレを気にしない感想

アイデアは最高 その後は予想通り もう一回話をひっくり返してほしい おススメ度:★★☆☆☆ 私は元になったYouTubeの動画を観ていた。普段はホラーに関する動画は見ないのだが、何かのタイミングで視聴 …

異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 剥皮の獣 (久住 四季/メディアワークス文庫) ~ネタバレまで含んだ紹介

猟奇殺人、謎解き、メインキャストは同じ 田舎町が舞台 前作の正当な続編 おススメ度:★★★☆☆ 前作を読まれている前提で、2作目の簡単な解説をしたい(ここは核心的なネタバレなし)。 前作で事件解決のた …

黙秘犯 (翔田寛/角川文庫) ~核心的ネタバレあり

至極真っ当な事件小説 一つの殺人の裏側を探る 2時間ドラマのようだ おススメ度:★★☆☆☆ (本文の推敲を何度しても面白い文章にならなかった。力不足を実感する) どうも本作はシリーズもので第2作目のよ …

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