3行で探せる本当に怖い本

ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 ホラー 」 一覧

拝み屋備忘録 怪談死人帰り (郷内心瞳/竹書房怪談文庫 HO 565) 

実話方式で語られる短編怪談集 過去の著作の補完的位置付け 謎のエスケープから始まる おススメ度:★★☆☆☆ 検索してみるとインタビュー記事から、著者の方の写真も出てくるので、私は一応、実在の人物が書い …

アニメに出てくる本(2)〜「成城のコラム(98)」

「コラム098」 アニメに出てくる本(第二弾) ホラーから漫画まで。 オススメ度:特になし 【近況〜最近買った本】 ・『幻想と怪奇(13)H・P・ラヴクラフトと友人たち』(新紀元社) シリーズの13番 …

春休みにオススメするホラー(2)〜「成城のコラム(97)」

「コラム097」 英国怪奇幻想作家の紹介。 イギリス怪奇幻想小説のオススメ。 オススメ度:★★★★☆ 【近況〜最近読んだ本】 ・南條竹則『怪奇三昧』(小学館) 上記の本を図書館で借りてきて読みました。 …

春休みにオススメするホラー「成城のコラムー96」

「コラム096」 春休みにオススメするホラー小説。 スティーヴン・キングを読むならまずこれでどうでしょ。 オススメ度:★★★★☆ 【近況】 3月に入る前から、暖かい日はあるものの、夕方になると、肌寒く …

2月の読書【2023年2月】〜「成城のコラム(95)」

「コラム095」 2月に買って読んだ本。 2月の競馬。 オススメ度:★★★☆☆ 【2月のこと】 今回の投稿は、2月最後の記事になるようですので、2月のまとめみたいなことを日常雑記風に書きます。 この2 …

亡者の家 新装版 (福澤 徹三/光文社文庫) 〜結末のネタバレあり・約1000記事突破の話

一昔前の消費者金融の話 業界モノとしても読める オチは賛否両論あるだろう おススメ度:★★★☆☆ 時は2005年付近。消費者金融の金利が年30%近くもあった時代の話。近いようで、もう結構昔の話なのかも …

『夜の声』(ウィリアム・ホープ・ホジスン/井辻朱美・訳、創元推理文庫)〜「読書メモ(80)」

「読書080」 海洋ホラーの短編集。 海にまつわるホラー。 オススメ度:★★★★☆ 【近況】 1月はけっこう雪が降りました。九州の競馬場でも雪が降りました。小倉競馬場が雪にうもれることはたまにあります …

今年の読書目標(成城のコラムー91)

「コラム091」 クトゥルー神話を読む。 その他の目標です。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 年末に調子が悪くなったうちの家の洗濯機は、大丈夫でした。まだまだ働いてくれるでしょう。ありがとう。でも、 …

修羅の家(我孫子武丸/講談社) ※ネタバレあり・おまけ付き

テーマはマインドコントロール まずまず猟奇的だ 基本はラブストーリーなので注意? おススメ度:★★★☆☆ もしフツーの人が間違って何かの拍子にこの文章を読み始めたら、ここでストップしてほしい。以下、一 …

今年2022年の読書振り返り(成城のコラムー89)

「コラム089」 2022年の読書を振り返ります。 今年もありがとうございました。 オススメ度:特になし 【ごあいさつ】 今年も当ブログをお読みいただき、ありがとうございました。もし、今日はじめてこの …

『英国クリスマス幽霊譚傑作集』(夏来健次・編、創元推理文庫)〜「読書メモ(78)」

「読書メモ078」 クリスマスの時期に読みたいホラー。 イギリスとクリスマスと怪奇幻想の親和。 オススメ度:★★★★☆ 【近況〜クリスマスでなくても冬に食べるもの】 クリスマスが近づいてきて寒くなって …

かわいそ笑(梨/イースト・プレス)核心的ネタバレあり※一応閲覧注意

変則的な読んだら呪われる系? メタフィクションを重ねるような感じ 怖くは無いが不気味ではあった おススメ度:★★☆☆☆ Amazonでの評価が高い。以下概要を引用。 「死んだ人のことはちゃんと可哀想に …

『兎の島』(エルビラ・ナバロ/宮崎真紀・訳、国書刊行会)

スペイン語圏のホラー文芸。 心理的な不安からくる恐怖。 「存在の限界」を味わえる。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜食べたもの】 つい先日、チャーハンを作ろうと思ったのですが、ピーマンがなかったのでや …

最近読んだ本【2022年10月】〜「読書メモ(76)」

最近読んだ本の感想です。 ホラーを哲学する。 「失われた大陸」が日本にもたらしたもの。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜ハロウィン】 先日、ハロウィンがありました。ハッピーなことはとくになかったです。 …

変な家(雨穴/飛鳥新社) ~ネタバレを気にしない感想

アイデアは最高 その後は予想通り もう一回話をひっくり返してほしい おススメ度:★★☆☆☆ 私は元になったYouTubeの動画を観ていた。普段はホラーに関する動画は見ないのだが、何かのタイミングで視聴 …

異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 剥皮の獣 (久住 四季/メディアワークス文庫) ~ネタバレまで含んだ紹介

猟奇殺人、謎解き、メインキャストは同じ 田舎町が舞台 前作の正当な続編 おススメ度:★★★☆☆ 前作を読まれている前提で、2作目の簡単な解説をしたい(ここは核心的なネタバレなし)。 前作で事件解決のた …

異常心理犯罪捜査官・氷膳莉花 怪物のささやき (久住 四季/メディアワークス文庫) ~ネタバレあり

ライト&ダークな作風 レクター博士in日本の警察 単純に面白かった おススメ度:★★★★☆ 実は別の警察系小説を読んでいたのだが、こちらの方が面白かったので先に紹介したい。 (あらすじ/Amazon紹 …

個人的な、岩波文庫の100冊(仮)其のよん〜「成城のコラム(78)」

「コラム078」 少し怖い物語。 そんなに怖くないかも。 オススメ度:特になし 【近況】 最近は、また暑い日が続いておりまして、私の体調もあまりよくありません。朝晩の寒暖差にやられてしまって、しんどい …

夏の100冊を読みたい「成城のコラム(72)」

「コラム072」 今読んでる本のこと。 夏の100冊。 オススメ度:特になし 【近況〜読書とか】 読書の近況です。現在、モンティ・ライマン『皮膚、人間のすべてを語る』(塩崎香織・訳、みすず書房)を読ん …

罪人の選択(貴志祐介/文藝春秋) ~ネタバレあり

擬モダンSF調のホラー・サスペンス 尖ったSFから単なるミステリまで まだまだいけるはず おススメ度:★★★☆☆ 「黒い家」の貴志祐介による比較的最近(2020/3/30)に出版されたSF短・中編集。 …

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