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ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 ホラー 」 一覧

私をトリコにした怪奇幻想小説10選(海外編)〜「成城のコラム(071)」

  「コラム071」 夢中で読んだ小説です。 基本的に昔のホラーが多め。 オススメ度:★★★★★ 【はじめに〜怖くない近況など】 今年の夏も日傘を持ち歩いてます。そんななか、先日日傘と普通の雨傘とを間 …

はじめの一歩(135)(森川ジョージ/講談社コミックス) &黒い家の3度目の感想掲載

一歩マニアの方向け記事です 意外に面白かった 黒い家も再読しました。 おススメ度:★★★★☆ はじめの一歩をご存じない方は前回の記事をご参照頂きたい。一応、長い漫画の流れを俯瞰している。今回は135巻 …

新装版 殺戮にいたる病(我孫子武丸/講談社) 〜途中から核心的なネタバレあり

ネクロフィリア(死体への異常な性的偏執)がテーマ 本物の変態描写&ミステリ要素 精神的にかなり来るグロさ おススメ度:★★★☆☆ 1992年に出版された小説なので、本作はこのジャンルでは古典的な扱いが …

梅雨入りに怪談を(成城のコラムー67)

「コラム067」 実話怪談を読みました。 怪談というよりもライフヒストリー。 オススメ度:★★★☆☆ 【怖くない近況】 全国的に梅雨入りしたようです。梅雨明けしたら本格的な夏の到来で、そうすると怪談の …

西巷説百物語 (京極夏彦/角川文庫)

百物語シリーズ第5弾 金で人の恨みを晴らす仕事を怪談風に 名前の通り大阪が舞台 おススメ度:★★★☆☆ 最近、凄惨な現代の殺人事件の小説ばかり読んでいたので、久し振りに京極夏彦でも読んでゆっくり楽しむ …

『メキシカン・ゴシック』(シルヴィア・モレノ=ガルシア、青木純子〔訳〕/早川書房)~「読書メモ(73)」

「読書メモ073」 古い屋敷に縛られた一族。 主人公の女性が危難を乗り越える。 オススメ度:★★★☆☆ 【作者について】 作者のシルヴィア・モレノ=ガルシアは、メキシコ生まれのカナダ人作家です。「無類 …

殺人依存症(櫛木理宇/幻冬舎文庫) ~ 話の要約とネタバレあり、閲覧注意

タイトル通り、閲覧注意 残虐で不条理な物語 後味は最悪だ おススメ度:★★☆☆☆ 最初にこんなことを書くのもどうかと思うが、本書を読むのはやめた方がいい。ただ残虐でグロテスク、実在の事件をネタにするな …

まんが日本昔ばなし ホラー回ベスト7

私(きうら)的セレクト 幾つかは詳細なあらすじ付き いつかクリアなオリジナル版を観たい おススメ度:★★★★★(総合) 私にとって「まんが日本昔ばなし」は特別なアニメだった。それこそ物心ついた時から成 …

ウィッチ(ロバート・エガース監督)

魔女の輪郭を描く不穏なオカルト映画 1630年ニューイングランドが舞台 話は余り深く無い おススメ度:★★☆☆☆ 「悪魔の辞典」を読んでいて、その関係で魔女狩りについて調べていたら、タイトルがそのまん …

看守の流儀(城山真一/宝島社) 〜ネタバレありなので本文は読まないことをおススメ

タイトル通り看守の世界を描く サスペンス・ミステリ・人情劇 自分の知らない世界は興味深い おススメ度:★★★★☆ 最近紹介した生活保護がテーマの「悪い夏」と同じく、近くて遠い世界である刑務所を舞台にし …

『手招く美女』(オリヴァー・オニオンズ/南條竹則、高沢治、舘野浩美・訳/国書刊行会)~「読書メモ(69)」

「読書メモ(69)」 心理的な恐怖。 何かの存在と感応する人たち。 オススメ度:★★★★☆ 【本書について】 オリヴァー・オニオンズは、1873年生まれのイギリスの作家です。色んなジャンルの作品を書い …

蝶のいた庭 (ドット・ハチソン/創元推理文庫) ~早い段階で完全なネタバレあり注意

映像化できない変態行為を描いた小説 直接的な残酷描写はむしろ少ない 読みやすいがオチが弱い おススメ度:★★★☆☆ 想像を絶する富豪がその財力を駆使し、自らの庭<ガーデン>に若い女性を拉致して集めハー …

三本枝のかみそり狐(まんが日本昔ばなしより)~話の全容(ネタバレ)と感想

これほどまでに痛みを感じさせることができるとは 狐に化かされるという笑い話でこの戦慄感 キャラクターデザインが尖りすぎている おススメ度:★★★★☆ はじめに これまで「まんが日本昔ばなし」のホラー要 …

はじめの一歩(134) (森川ジョージ/講談社コミックス) ~ネタバレあり(という文句が意味を持つかどうかは別として)

脇役に次ぐ脇役が登場 もはや外伝を読んでいるような気分 さすがに引っ張りすぎだ おススメ度:★★☆☆☆ どれくらいの人が興味があるのか分からないが、本作のあらすじ(ネタバレあり)は以下の通り。 引退し …

シライサン(乙一/角川文庫) ~ネタバレあり

怪女系の和製ホラー どうも貞子っぽい オチがない おススメ度:★☆☆☆☆ 作者の乙一氏の過去作はそれなりに楽しめた記憶があったが、本書は全くダメ。ホラー好きでも読まない方がいいと言える支離滅裂な内容な …

再生 角川ホラー文庫ベストセレクション ~ネタバレあり

リハビリがてらに読んだ直球路線のホラー短編集 確かにジャパニーズホラーだ 頂点でもなければ底辺でもないという内容 おススメ度:★★☆☆☆ 現時点で本ブログには900本を超える記事があるのだが、そのうち …

ホラーという道(成城のコラムー59)

「コラム059」 シャーリイ・ジャクスンを読んだ。 ホラーという未知の道。 オススメ度:★★★☆☆ 【登場人物】 K:高校生。 私:茶わん蒸しよく食べる人。 【ホラー好きあるある言いたいけど】 K:ど …

パラサイト 半地下の家族 ~何となくネタバレ、批判ついでに

韓国の格差社会をブラックに とにかくひどい 個人的に近年ワースト映画 おススメ度:★☆☆☆☆ アカデミー作品賞を受賞したことは知っていたので、機会があったら観ようと思っていた作品。アマプラに追加された …

心ばかりの対話(成城のコラムー56)

「コラム056」 夏目漱石『こころ』 ホラー好きあるある オススメ度:特になし 【登場人物】 K:もうすぐ高校2年生。 私:心配性。 【心をこめたやりとり】 K:新年あけまして1ヶ月ほど経ちましておめ …

年始の読書などのこと(成城のコラムー55)

「コラム055」 年始のこと 年末年始に読んだ本のこと オススメ度:特になし 【年始のこと】 この前成人式だったようです。自分の成人式はどうだったかなと思い出そうとしたら、思い出せなかったです。よく考 …

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