「 短編集 」 一覧

今何読んでんの?~読書メモ(52)

   読書メモ(052) 「今何読んでんの?」 「一九八四年」っておもろい? おススメ度:それぞれ 「常々思ってきたことだが、最善の方法は、単純に、出版される本の大部分は無視して取り上げず、意味がある …

瞬殺怪談 業(複数著者/竹書房)~短すぎて紹介がネタバレに

現代怪談のショートショート 短いものは一行のものも まあ、いつものやつです おススメ度:★★★☆☆ 夏といえば怪談、などと月並みはことは言わないが、毎度毎度懲りずに怪談集を探してきたので、ご紹介したい …

十の物語(高橋克彦/角川ホラー文庫)

古いが正統派の日本ホラー バラエティ豊かな10篇プラス1 古いのを除けば割と楽しい おススメ度:★★★★☆ 平成5年刊行と相当古いが、現代ホラー傑作選・第3集と銘打たれている。当時でもクラシックなライ …

レキシントンの幽霊

暗い印象を残す7つの短編集 著者独特の文章を味わうタイプ 落ちが不可思議だ オススメ度:★★★☆☆ 村上春樹が1990〜1996に断続的に書いた短編が改稿された上で一つにまとめられたもの。1996年1 …

春山入り (青山文平/新潮文庫)

考え抜かれた時代小説短編集 テーマは日本刀≒刃≒死と生 素直に称賛できる文体と内容 おススメ度:★★★★☆ 率直にって素晴らしい短編集だと思う。「たまには時代小説でも読むかな」という安直な動機は、驚き …

厭結び オチが最凶の怖い話 (竹書房文庫)

怪談サイト入賞作品の短編集 作者が違うのでクオリティはまちまち 多彩とも言えるが、まあ、ソコソコ おススメ度:★★☆☆☆ この怪談集の扉を開くと書いてある煽り文句がいい感じ。引用する。 最後の最後に笑 …

ホーンテッド・キャンパス(櫛木理于/角川ホラー文庫)

ラブコメ+軽いオカルト 衒学趣味的要素もある こういう軽さも必要かも知れない おススメ度:★★★☆☆ 本作はいわゆるライトノベルに属する作品である。大学のオカルト部が舞台。いかにもな気弱だが霊感のある …

カフカの父親(トンマーゾ・ランドルフィ、米川良夫・竹山博英・和田忠彦・柱本元彦[訳]/白水Uブックス)

かなり狂ってる人が登場する 奇想とユーモアとナンセンスとシュルレアリスムと 語り手の饒舌さ 奇妙さ:★★★★☆ 【はじめに】 トンマーゾ・ランドルフィ(1908-1979)は、イタリアの文学者。いつか …

妖し語り 備前風呂屋怪談2(岩下志麻子/角川ホラー文庫)

天女のような湯女・お藤が客から聞く時代怪談 湯女は今で言う風俗嬢(ソープランド?) 嘘と真を行き来するので幻想的 おススメ度:★★★☆☆ シリーズものの本を読む場合、滅多に巻数を飛ばして読まないのだが …

アイガー北壁・気象遭難 (新田次郎/新潮文庫)

硬軟織り交ぜた山岳短編14篇 古い小説だが山の怖さを実感できる 凍った世界をじっくり味わおう おススメ度:★★★★☆ 私は山岳家に対して純粋な憧れのようなものがある。特に局地登山をする方々には畏敬の念 …

ここから先はどうするの: 禁断のエロス (新潮文庫)

5人の作家によるエロスがテーマのアンソロジー 性的に興奮するというより後味の悪い話が多い イマイチこの本を読むシチュエーションが分からない おススメ度:★★☆☆☆ 新年早々「禁断のエロス」はないと思う …

首ざぶとん (朱雀門 出/角川ホラー文庫)

妖怪(?)連作短編小説集 推理もののようなファンタジーのような テーマは「迷い込む」余り怖くはない おススメ度:★★★☆☆ 出だしは本格的な怪奇小説っぽいのだが、途中から「怪異があることが前提の話」と …

ミミズからの伝言 (田中啓文/角川ホラー文庫)

とにかく下品なホラー短編集 久しぶりに読んで気持ち悪くなった しかし、しかし酷い作風だ! おススメ(度):しない 本当に久しぶりに小説を読んで後悔した。とにかく、何がなんでも下ネタに持っていくその姿勢 …

土星を見るひと(椎名誠/椎名誠 旅する文学館)

不思議な味わいの短編集 決してホラーではないがどことなく怖い あえていうなら不条理小説か おススメ度:★★★☆☆ 椎名誠氏は不思議な作家で、とびきり馬鹿げた小説を書いたと思えば、ハードなSFで傑作を残 …

怪談狩り 黄泉からのメッセージ(中山市朗/角川ホラー文庫) ~ややネタバレあり

きわめてノーマルな現代怪談短編集 様々な怪談パターンを網羅 ただ、基本的にはこれまでの怪談集と同じ おススメ度:★★★☆☆ このサイトでもこういった現代を舞台にした短編怪談集は結構紹介したと思う。私も …

現代百物語 因果 (岩井志麻子/角川ホラー文庫)

2ページ完結の短編ホラー99話 密度の濃い一味違う短編ホラー 恐怖よりも悪意を感じる作風 おススメ度:★★★☆☆ このブログでも良く取り上げている「本当にあった怖い話」系の本だが、今回は、あの「ぼっけ …

夜のくもざる―村上朝日堂短篇小説 (村上春樹(著)、安西水丸(イラスト)/新潮文庫)

どこからどう読んでも村上春樹 入門と言えるのかどうか、良く分からない 元は糸井重里による広告キャンペーン 実は今、熱を測ってみると38.4度となっている。喉が強烈に痛いので、扁桃腺炎の可能性が強いが、 …

実録怪異録 死に姓の陸 (西浦和也/竹書房ホラー文庫)

実話短編怪談集。メインタイトルは連作 堂に入った語り口で安定して読める 実話だと思うが、霊現象そのものには「?」 おススメ度:★★☆☆☆ こういうサイトを運営していると時々読みたくなる実話怪談シリーズ …

ZOO〈1〉 (乙一/集英社文庫)~紹介と感想

趣の違うホラー短編を5つ収録 ワンシチュエーション物からちょっとした感動物語まで 「状況」だけで「意味」が弱い気がする おススメ度:★★★☆☆ 新年、一発目の通常更新は、前年に「平面いぬ。」で紹介した …

鍵-自選短編集(筒井康隆/角川ホラー文庫)~概要と感想、軽いネタバレ

不条理を感じるSF要素もある現代(少し古いが)ホラー 筒井康隆ならではのアイロニー 正解を知っていて敢えて外すというテクニックはさすが おススメ度:★★★★☆ 筒井康隆と言えば、知らない人はいないベテ …

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