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ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 スティーヴン・キング 」 一覧

異能バトルはスティーヴン・キングのなかで〜「成城のコラム(111)」

「コラム111」 超能力をもつ子どもたちの反乱。 世界中に広がる謎の組織とは。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜季節の変わり目】 涼しくなったかと思ったら暑くなり、色々と調整(?)が難しいことがありま …

ビッグドライバー(スティーヴン・キング(著)/ 高橋恭美子、風間賢二 (訳))

レイプされた女性の復習劇 と、夫の連続猟奇殺人に気付いた妻の苦悩 キング節たっぷり、いい意味で不愉快 オススメ度:★★★☆☆ 稀代のモダンホラー作家・スティーヴン・キングの作品を一つも読まれていないな …

キャリー(スティーヴン・キング、永井淳〔訳〕/新潮文庫)~読書メモ(013)

読書メモ(13) キングの処女長編 テレキネシス(念動能力)をもった少女の大破壊的復讐までの顛末をドキュメンタリー風に おススメ度:★★★☆☆ 全世界というか、日本で広く読まれているスティーヴン・キン …

グリーン・マイル(4)~(6)(スティーヴン・キング/新潮文庫) ~簡単なあらすじ、前半ネタバレなし、後半ネタバレ感想

神への挑戦状か、捻くれた人間賛歌か? 残酷な視点で描かれる悲劇的展開 キングらしさは十分味わえる おススメ度:★★★☆☆ 本文に入る前に、まずは、お礼を述べたい。この一年、このサイトを訪れて頂いた全て …

グリーン・マイル(1)~(3)(スティーヴン・キング/新潮文庫)

ある不思議な黒人死刑囚と看守たちとの物語 残酷でグロテスク、そしてどことなく不穏 前半では「何を意味するか」は語られない おススメ度:★★★☆☆ この「グリーン・マイル」は、私のような40代には忘れら …

死の舞踏(スティーヴン・キング[著]、安野玲[訳]/ちくま文庫)

スティーヴン・キングのホラー評論。 原著は1981年刊行なので、本書で取り上げる作品は古いものです。 つまみ読みの紹介です。 おススメ度:★★★★☆ ホラーものを読む(観る)というのは、当サイトの「こ …

ザ・スタンド(5) (スティーヴン・キング/文春文庫) ~あらすじとおススメ度

大長編パンデミック系ホラーの完結編 善と悪が交錯するダイナミックな展開 不思議な後味と感動 おススメ度:★★★★★ 第5巻は、強力なインフルエンザ・ウイルス<スーパーフルー>が実験施設から漏洩したこと …

ザ・スタンド(4)(スティーヴン・キング/文春文庫) ※レビューとおススメ度、軽いネタバレあり

「善」の停滞と葛藤を描くシリーズ第4弾 前半は退屈、後半に焦点がある ナディーンに注目。表紙の美しい女性が彼女(だと思う) おススメ度:★★★☆☆ 第4巻は、<フリーゾーン>つまり「善」側の人々の葛藤 …

ザ・スタンド(3)(スティーヴン・キング/文春文庫) ※レビューとおススメ度、軽いネタバレあり

疫病による「崩壊後」の世界に現れる善と悪の組織が描かれる 初登場の人物が多い、宗教観が強く分かりにくい等の理由で前半はややダレる 中盤からは再びスリリングに。キング節全開のエピソード満載 おススメ度: …

ザ・スタンド(2)(スティーヴン・キング/文春文庫) ※レビューとおススメ度、軽いネタバレあり

「崩壊後」の世界が緻密に描かれる 魅力あふれるキャラクターが次々登場する 作品屈指の名シーンあり。必読 おススメ度:★★★★★ ほとんどの人間が<スーパーフルー>という強力なインフルエンザで死に絶えた …

ザ・スタンド(1) (スティーヴン・キング/文春文庫) ~あらすじとおススメ度

強力なインフルエンザの蔓延を描くパンデミック系 様々な登場人物が入り乱れる群像劇 全五巻中の一巻。導入は入り込み辛いが、この先は面白い おススメ度:★★★★☆ 強力なインフルエンザ・ウイルス<スーパー …

幸運の25セント硬貨(スティーヴン・キング/新潮文庫)

ジャンルが異なる7つの話を収録した短編集 SF、怪談、スプラッターから、表題作のようなホラー要素のないものも スティーブン・キングの作品を一つでも読んでいる方ならおススメ おススメ度:★★★☆☆ 本作 …

ランゴリアーズ (スティーヴン・キング/文春文庫)

11人を残し乗客が消失したジャンボジェットというイントロ 異世界に迷い込んだ人々の恐怖が精緻に描かれる キング作品好きなら、読んで損はない一冊 おススメ度:★★★☆☆ 飛行中のジャンボジェットの乗客が …

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