3行で探せる本当に怖い本

ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 古井由吉 」 一覧

私をトリコにした怪奇幻想小説10選(国内編)〜「成城のコラム(70)」

「コラム070」 怪奇幻想ものから文学まで。 ミステリ要素もあり。 オススメ度:特になし 【はじめに(近況)】 今日は少し暑くて、そういう時は買ってきたキュウリのぬか漬けをよく食べます。ぬか漬けの虜で …

とある読書家あるある(成城のコラムー62)

「コラム062」 読書家あるある。 というより、読書中毒者あるある。 オススメ度:特になし 【私の読書人生に影響を与えた本】 一度は聞かれたことのある質問は、「人生の中で、一番おもしろかった本は?」の …

無人島本(1)~古井由吉『楽天の日々』(キノブックス)

無人島本について(1) 古井由吉の落穂拾い もうすぐ没後1年 オススメ度:特になし 作家の古井由吉が亡くなってからもうすぐ1年になる。この1年は新型コロナウイルス騒動にあけくれ、今年もまだ続きそうな世 …

われもまた天に(古井由吉/新潮社)

著者の絶筆(たぶん) 天にかえりしいのち 「著者の生前の意向」により掲載された「遺稿」 オススメ度:特になし 2020年に世界を騒がせたものというと、もちろん数々の「厄災」、とりわけ新しい種類の感染症 …

詩への小路(古井由吉/講談社文芸文庫)

三行で まとめられることなど ありません オススメ度:特になし 『詩への小路』を久しぶりに再読しかけていた2020年2月28日の朝刊で、作家古井由吉の逝去(2/18)を知った。渡り鳥が定期の滞在を終え …

この道(古井由吉/講談社)

現代日本最高峰の散文の更新 現代日本最高峰の、老いの繰り言 現在と過去との交歓 おススメ度:特になし(もはや、お薦めする/しない、という次元の問題ではない) 古井由吉の新刊。これが小説なのかどうか分か …

古井由吉自撰作品(一)(古井由吉/河出書房新社)

初期作品では個人的に一番好きな小説である『行隠れ』を読む。 死者と生きる者が、一人の若者に重なりあう。 一つの死が家族のありようを浮かびあがらせる。 おススメ度:★★★★☆ 【はじめに】 近年出版され …

古井由吉「木曜日に」を読む

円陣を組む女たち(古井由吉/中公文庫) 古井由吉の処女作「木曜日に」を読んでみる。 はじめの頃から「古井由吉」は「古井由吉」だった。 分明と不分明をかきわけながら確かめる存在のありどころ。 おススメ度 …

ゆらぐ玉の緒(古井由吉/新潮社) ~感想というより、応答のような創作 

これといった話の筋はない。 現在から過去へ、時空を自在に往き来する随想。 私の感想というより、(応答のような)創作。 おススメ度:★★★☆☆ (編者追記・内容の概要(Amazonの紹介文の転記))陽炎 …

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