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ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 海外小説 」 一覧

読書の秋2023【光文社古典新訳文庫】〜「成城のコラム(115)」

「コラム115」 読書の秋〜光文社古典新訳文庫編。 ドラキュラの新訳でました。 オススメ度:★★★★☆ 【近況〜栗拾い】 最近、栗の採取のために崖を登り降りすることがあるためか、普段使わない足腰の筋肉 …

今月購入した本と、今週の競馬【2023年9月】〜「成城のコラム(112)」

「コラム112」 (海外)ホラー小説の案内書。 やっぱホラー小説が好き。 オススメ度:特になし 【近況〜お馬さん】 天高く馬肥ゆる秋というにはまだ早い今日この頃、日本というところでは秋競馬(残暑競馬) …

最近読んだ岩波書店の本〜「読書メモ(91)」

「読書メモ091」 チリの戯曲。 世界中に今でも起こること。 オススメ度:★★★★☆ 【近況〜〇〇の秋来る】 秋が近づいてきているようです。読書のはかどる秋。昨年は岩波文庫の100冊を取り上げましたけ …

ミスター・メルセデス 上・下 (スティーヴン・キング・著/白石 朗・約/文春文庫)※ネタバレをさほど気にしない

キング初の推理小説という宣伝 少なくとも推理小説ではないような 現代的なテーマの心理戦 おススメ度:★★★☆☆ 前回(ジョイランド)の紹介の時に、続けて読むと宣言した作品。宣言通りに読んだのだが、感想 …

『狼の幸せ』(パオロ・コニェッティ、飯田亮介・訳/早川書房)〜「読書メモ(86)」

「読書メモ086」 山岳小説。 イタリアンアルプス近郊での出会いと別れ。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 どうやら梅雨入りしたようです。そして、梅の実を買いました。今年の梅干し作りに向けて私も何かを …

第90回日本ダービー展望〜「成城のコラム(103)」

「コラム103」 今読んでる本。 今年のダービー馬を推理します。 オススメ度:特になし 【近況〜読んでる本】 ・『英国古典推理小説集』(佐々木徹・編訳、岩波文庫) 「英国最初の長篇推理小説」とされる『 …

ジョイランド (スティーヴン・キング/文春文庫)

ノスタルジックな遊園地を舞台にした青春ミステリ こんなに好感がもてるキングの作品は初めて 優しく、悲しく、残酷。そしてほろ苦い。 おススメ度:★★★★☆ お久しぶりになる。最近、もう投稿しないのではな …

春休みにオススメするホラー(2)〜「成城のコラム(97)」

「コラム097」 英国怪奇幻想作家の紹介。 イギリス怪奇幻想小説のオススメ。 オススメ度:★★★★☆ 【近況〜最近読んだ本】 ・南條竹則『怪奇三昧』(小学館) 上記の本を図書館で借りてきて読みました。 …

春休みにオススメするホラー「成城のコラムー96」

「コラム096」 春休みにオススメするホラー小説。 スティーヴン・キングを読むならまずこれでどうでしょ。 オススメ度:★★★★☆ 【近況】 3月に入る前から、暖かい日はあるものの、夕方になると、肌寒く …

2月の読書【2023年2月】〜「成城のコラム(95)」

「コラム095」 2月に買って読んだ本。 2月の競馬。 オススメ度:★★★☆☆ 【2月のこと】 今回の投稿は、2月最後の記事になるようですので、2月のまとめみたいなことを日常雑記風に書きます。 この2 …

『英国クリスマス幽霊譚傑作集』(夏来健次・編、創元推理文庫)〜「読書メモ(78)」

「読書メモ078」 クリスマスの時期に読みたいホラー。 イギリスとクリスマスと怪奇幻想の親和。 オススメ度:★★★★☆ 【近況〜クリスマスでなくても冬に食べるもの】 クリスマスが近づいてきて寒くなって …

個人的な、岩波文庫の100冊(仮)其のじゅうに〜「成城のコラム(87)」

「コラム087」 岩波文庫の100冊最終回。 海外文学のオススメ。 オススメ度:特になし 【近況】 先週、国内の競馬では、チャンピオンズカップが行われました。勝ち馬のジュンライトボルトが鮮やかな切れ味 …

『兎の島』(エルビラ・ナバロ/宮崎真紀・訳、国書刊行会)

スペイン語圏のホラー文芸。 心理的な不安からくる恐怖。 「存在の限界」を味わえる。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜食べたもの】 つい先日、チャーハンを作ろうと思ったのですが、ピーマンがなかったのでや …

個人的な、岩波文庫の100冊(仮)其のきゅう〜「成城のコラム(84)」

「コラム084」 世界にまつわる岩波文庫。 色んな世界のことです。 オススメ度:特になし 【近況〜アニメ】 最近は寒い日が続いておりまして、うちのところの最低気温が6度くらいの日があります。日中は秋晴 …

個人的な、岩波文庫の100冊(仮)其のご〜「成城のコラム(79)」

「コラム079」 少し不思議な物語。 ぜひとも読んでみてくださいませー。 オススメ度:特になし 【近況】 台風14号が日本列島を通過しました。とくに九州を中心に被害が大きかったようです。うちの地域では …

個人的な、岩波文庫の100冊(仮)其のさん〜「成城のコラム(77)」

「コラム077」 晩夏に読みたいもの。 晩夏に読んでたもの。 オススメ度:特になし 【競馬の近況】 先週末で、夏競馬が終わりました。小倉2歳Sと新潟記念の2レースが、日曜日の重賞レースでした。小倉2歳 …

夏の100冊を読みたい「成城のコラム(72)」

「コラム072」 今読んでる本のこと。 夏の100冊。 オススメ度:特になし 【近況〜読書とか】 読書の近況です。現在、モンティ・ライマン『皮膚、人間のすべてを語る』(塩崎香織・訳、みすず書房)を読ん …

私をトリコにした怪奇幻想小説10選(海外編)〜「成城のコラム(071)」

  「コラム071」 夢中で読んだ小説です。 基本的に昔のホラーが多め。 オススメ度:★★★★★ 【はじめに〜怖くない近況など】 今年の夏も日傘を持ち歩いてます。そんななか、先日日傘と普通の雨傘とを間 …

『雌犬』(ピラール・キンタナ、村岡直子〔訳〕/国書刊行会)~「読書メモ(74)」

「読書メモ074」 コロンビアの僻村が舞台。 不妊の黒人女性と飼い犬の相剋。 オススメ度:★★★★☆ 【著者について】 著者のピラール・キンタナはコロンビア生まれの作家です。『雌犬』(原題La per …

『メキシカン・ゴシック』(シルヴィア・モレノ=ガルシア、青木純子〔訳〕/早川書房)~「読書メモ(73)」

「読書メモ073」 古い屋敷に縛られた一族。 主人公の女性が危難を乗り越える。 オススメ度:★★★☆☆ 【作者について】 作者のシルヴィア・モレノ=ガルシアは、メキシコ生まれのカナダ人作家です。「無類 …

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