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コラム

おはなしこんばんわっ-1 ~偽お便りコーナー

投稿日:2018年3月9日 更新日:

<前説>
みなさんこんばんは。いきなりこんな普通のブログが更新されたので、普段からの読者の方は、甚だ疑問を持たれたと思うが、私自身、なぜこんなコーナーを本編の感想の代わりとして書こうと思ったのかは良く分からないのだから、その疑問は正解だ。しかし、ブログらしいといえば、ブログらしいではないか。このコーナーでは、簡単なコラムと読者からのお便りという構成で進行したい。

因みにこのコーナーのタイトルの由来は30年ほど前に私が読んでいたマイナー雑誌「MSX FAN」の読者コーナー「おはなしこんにちわっ」に由来する。由来の詳細を説明すると面倒なので、簡単に言うと、今私が書いているような文体で、バボという女性編集者が1ページの原稿を書いていた。皮肉あり悪意あり、ダジャレありと手に負えない内容だったが、要するに私はそのコーナーが好きだったのだ。バボ初め、常連投稿者のスガワラや奈良の三冠王は今は何をしているのか? きっとまともな人生は歩んでないと思うが大きなお世話だな。因みに、調べても人生の何の役にもたたないので、ググる必要はないぞ。一応警告はしておく。

さて、コラムを書くといった以上、何か書いてみるが、やはりお題は際どい所で旬を逃した感のある「オリンピック」にしよう。すでに忘れたと言われてもびっくりしない。もう落ちは読めたと思うが、私自身、一切冬季オリンピックに興味がなかったので、娘たちに「オリンピックは見ない」と公言し、自宅では一切見なかった。ニュースでのカーリングにもフィギュアにも冷淡な態度を示し、大人としてのケジメを付けた形だが、白状すると2回見た。一回は営業中、車のワンセグで羽生選手の決勝の滑りを見た。仕事をさぼってまで見ていたのだが、さすがにオリンピックの方もそんな私の邪心を心得ていて、いざ、最後のジャンプというところで突如フリーズし、次に画像が回復したのは、採点が終わった後だった。ふざけるな。アメリにうその情報を教えた覚えはないぞ。結果はまあどうでもいいのだが、本当にいいタイミングでフリーズするなと感心した。因果応報という言葉を覚えておくといい。

もう一つは女子パシュートの決勝で、こちらは自宅で一杯やりながら見ていた。別に見たくもなかったのだが、娘たちが見ていたので仕方なく横で見ていた形だ。肝心の娘は先に寝たが、決勝だというので見てしまった。そして、不覚にも優勝した瞬間、感動して泣いてしまった。おい、嘘は書いてないぞ。羽生の時は別に何とも思わなかったが、やはり「3人で」というのが大きい。3人のパワーを合わせて、個々の能力では上の選手たちを撃破する様は痛快であった。よくやった、と思った。この辺の感覚は判官贔屓というやつで、私も日本人だな。因みに判官贔屓が正確に思い出せないで「弱者が勝つ 言葉」で、ググってしまったのは白状しておく。

では、カーリングも集団競技だから感動しただろうと思っただろうが、甘い、それは罠だ。ああいう明るく楽しくやっている様子は、好ましいとは思わないではないが、感動はしなかった。それよりも「そだねー」を連呼するマスコミ各社の低俗ぶりに辟易した。一社ぐらい軽くスルー出来なかったのか。だからマズゴミなどと揶揄されるのだぞ。一チャンネルくらい、日本人の出ない競技まで完全放送する気概はなかったのか(あったかもしれないが調べてない)。スケルトンとかゴールデンタイムに大々的に取り上げたら伝説になれたのにな。みすみす大魚を逃したな。惜しいぞ。

などと無駄にボヤいているうちに、だいぶ文字数が稼げたので、次のコーナーに移りたい。

<お便りコーナー>
Q 怖い話の感想コーナーなのに、こんなコラムを始めるなんて手抜きではないですか?(岡山・ヨシオ)
A いきなり核心を突いてきたな。そうだ、ネタ切れだ。と、答えれば満足か、ヨシオ。そもそもこれは自作自演なのでこういう事を書いているのも気持ち悪いぞ。まあそれはいいか。しかし、完全創作なので、本を読むというパートは飛ばせるが、書く分には感想以上にやりにくいので、ここは痛み分けということにしてもらえないか。

Q 管理人さんの最近あった本当に怖い話を聞かせて下さい(北海道・りんご大好き)
A これは知人の話だが、最近、嫁と喧嘩をし、朝に家を飛び出て、ダムを回って自宅に帰ってきたら、警察がやってきていて、生活安全課の刑事さんに「死んではいけません。あなたには娘もあるじゃないですか」と真顔で説教されたのは、本当にコワい話だ。魔が差すというか、一瞬本気で死ぬつもりだったらしいが、途中で萎えたらしい。あくまでも私の知人の話だからな。本気にするなよ、リンゴ大好き。

Q きうらさんの座右の銘を教えてください(静岡県・扉開けっ放し)
A 最近、つくづく「金が全て」と実感するが、さすがに40男の座右の銘がそれではご先祖様に顔向けできない。まあ「禍福は糾える縄のごとし」としておこうか。良いことと悪いことは交互にやってくるのだぞ。因みに「倒れるときは前のめりで」も好きな言葉だ。実際は余り立ち上がれないが。そうそう、今思い出したが、「どびびーんセレナーデ」は大人になって聞くと泣けるな。タイムボカンシリーズを終わらせた「戦犯」扱いのヤットデタマンのエンディング曲だが「サハラ砂漠のラクダなど、水も飲まずに旅をする/百や二百の躓きじゃあ望み捨てない諦めない」どうだ、前半後半の歌詞の飛躍がしみるだろう。まあこれも実際はリアルに諦めたことが何度もある。あと扉はちゃんと閉めろ。

<まとめ>
と、いうことで、一応シリーズ化するつもりで1としてみたが、これが最後かもしれないから、心して読んでくれ。みんな忘れてると思うが、公式Twitterがあって、コメントは可能なのだ。可能なのだが、怖くてコメントできないという気持ちは分からないでもない。全然関係ないが、いま「だめよだめだめ~」というネタが思い浮かんだ。一瞬、誰のネタか思い出せなかった。そう思うと世の中儚いものだ。来月にはきっとオリンピックの話など忘れて「東京で一番おいしいオムライス」などを堂々と放送して語り合っているに違いない。あと、自殺をほのめかすと、警察官の手を煩わせることになるので、気を付けろよ。では、今回はこれぐらいでいいだろう。書きたいことは書いた。フジワラ刑事、本当に悪かった。

(きうら)

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