- 「コラム116」
- 読書の秋2023第二弾。
- 秋から冬に読みたい筑摩書房の文庫。
- オススメ度:★★★★☆
【2023秋アニメ】
秋なので食欲が増します。夏は冷たいものも食ってましたが、現在温かいものばかり。暴食しないようにしてます。暴食というと秋アニメで、暴食のベルセルクというのが放送してます。2023秋アニメは、60本以上あるようで、私はとりあえず今のところ50本はチェックしてますが、さすがに暴食すぎるので徐々に減らす予定です。それでも30〜40本になるでしょうか。これって、イケナイことでしょうかと、思わずひとりごとを言ってしまうほどの作品数。
天高くウマ娘を越える作品は現れそうもないなか、これだけの作品を制作するとはビックリメンです。右を見てもアニメ、左を見てもアニメなのは、コロナ禍のために延期していたのがこの度ゾンビラッシュしたためか。まあ、アニメのことが大大大好きなSランクのオタクなら週に100本でもミリオンでも観られるかもしれませんけど、それだけ観ようと思ったらひきこまらないといけないでしょうに、もうすでに需要を供給がオーバーテイクしてるので、アンデッドかゴーストにでもならない限りすべてをチェックできましぇん。アンデッドにならずにチェックするには、ポーションを使って体力を回復させつつ、必要ならタイムリープしないと。
そんな私が気になってる秋アニメは、タイムリープもの(?)らしき、16bitセンセーションです。懐かしい内容です。40代〜50代の古きオタクなら必見です。そして涙するかも。観ていて、胸がチクチク痛みます。
てなわけで、本題です。
【どくしょのあき〜筑摩書房】
今回の「どくしょのあき」は、ちくま文庫とちくま学芸文庫とで行います。今回、「し」と「よ」は、「しょ」でのエントリーとなります。
・「ど」ドン・キホーテ/セルバンテス
・「く」空間の詩学/ガストン・バシュラール(岩村行雄・訳)
・「しょ」象徴天皇という物語/赤坂憲雄
・「の」ノヴァーリス作品集
・「あ」アサイラム・ピース/アンナ・カヴァン
・「き」聴耳草紙/佐々木喜善
ちくま文庫(ちくま学芸文庫)には、「の」からはじまるタイトルの本はいくつかありますが、個人的に所有していて少しでも読んだことがあるのは、『ノヴァーリス作品集』のみでした。
ちくま文庫の『ドン・キホーテ』は、一昨年ようやく読み終えました。最初は面白かったものの、翻訳がイマイチのように感じてきてからの後半は流し読みになりました。他の翻訳でも読むつもりです。つまり、このちくま文庫版はあまりオススメしません。光文社古典新訳文庫で出ないかなぁ。
『空間の詩学』は、ほんま好きやねん。これは本当にオススメしたいです。孤独と夢想の幼年期(子ども時代)を送った人や、心に詩人を飼ってる人にはとくにオススメしたいです。私の子ども時代は、それほど孤独ではなかったですが、精神的には孤絶してました。
『象徴天皇という物語』は、現在岩波現代文庫として出ています。そちらはどうやら書き下ろし付いているようなので、読むならそちらを。
『アサイラム・ピース』は、幻想小説が好きな人なら。個人的にはよくわからないところもあったのでもう一度とりかかりたい。
『聴耳草紙』は、遠野物語のあとに読んでみてください。読みやすい昔話です。読んだら、遠野へと旅に行きとおなるけど、遠いのお。
えー、どの本も、秋から冬にかけてのこの時期に読んでみたい本です。
【今週の競馬〜天皇賞・秋】
先週の菊花賞は、ドゥレッァだけが強かったように思います。うまく乗ったのでしょうし、なにより直線は一頭だけ走りが違った印象です。タスティエーラは堅実に走ってましたが、本番は次なのでしょう。ソールオリエンスはもし内を回っていても勝てなかっただろうな。菊花賞はやはり少し長かったのでしょう。これまた次の走りに注目です。サトノグランツは、G1では能力的に通用しないか、もしくは馬ごみに入れて勝負根性を発揮させるような位置取りができれば。まあ、とりあえず次走がG1なら無印かなぁ、素質はありそうだけど。
で、今週は秋の天皇賞ですが、とくに予想しようがありません。イクイノックスにどの馬が迫れるか。スターズオンアースが回避したようなので、プログノーシスしか相手候補がいません。ドウデュースは消すかも。ここ一年で京都記念しか走ってないのでどれだけ強くなってるのかわかりませんゆえに。あとは、個人的に好きな馬から。アドマイヤハダルは前走も買ってたのでここでも買いますし、ダノンベルーガとガイアフォースあたりまで。ジャスティンパレスの取捨は最後まで悩むでしょう。とりあえず、今のところ言えるのは、ドウデュースが馬券圏内に来ても取れるような馬券を買うということ。スターズオンアースが回避したので予想に身が入らないです。むしろ、スワンステークスの予想に力を入れます。
(成城比丘太郎)