- 「コラム114」
- 紫式部と藤原道長の絆?
- 大河ドラマについて。
- オススメ度:特になし
【近況〜読んだ本から】
・倉本一宏『紫式部と藤原道長』(講談社現代新書)
来年度2024年のNHK大河ドラマは、紫式部と藤原道長が生きた時代になるようです。どんなドラマになるのだろうか。戦闘シーンはそれほどないだろうから人間ドラマ(?)みたいになるのかなぁ。
本書によると、紫式部は当時、「紫式部」とは呼ばれてはいなかった。また、清少納言は、一次史料にはその名前が出てこないらしい。では、清少納言をどう描くのか。清少納言はそれなりにドラマに出てくるでしょう。そして、安倍晴明はどう描かれるのか。
個人的には、この時代のことには明るくないので、ツッコミはそこそこに観てみようかと。藤原道長は物怪(もののけ)をひどく怖がったたので、そこらあたりをどう描くのか楽しみにしときます。「そこらあたり」とは、(人間のうちにひそむ)物怪に対する恐れと、それへの対処についてです。
まあ、紫式部と藤原道長には、それなりに深い関係があったからこそ、あの源氏物語は生まれたのでしょう。両者がどちらかこの世にいなければ、もしくは同時代にいなければ、あの源氏物語はできなかったのでしょう。だからこそ、このふたりが主役なのでしょう。源氏物語誕生の運命的なキズナを感じます。
まあ、どんなドラマになるにせよ、華のあるドラマになりそうな予感です。テレビカメラに映えそうな衣装とかになるのかなぁー。あの時代にインスタとかあったらどうなるのか。パリピ孔明みたいなドラマになるのかも。
【近況再び〜競馬】
さて、華というと競馬です。今週にはキズナ産駒のコンクシェルが出走予定の秋華賞がおこなわれます。予想の肝は、リバティアイランドの相手探しをどうするか、ドゥーラするか。枠順がまだ決まらないのでマラキナイアなので、今のところ本命はシランケド、内枠の馬がよいかな。いずれにせよ、盛り上がってモリアーナってほしい。
そして、アニメウマ娘プリティーダービー新作も現在好評放送中です。新シリーズは、キタサンブラックとサトノダイヤモンド(とドゥラメンテ)が主役です。今週の秋華賞に出てくる予定の馬で、その3頭が父の競走馬たちは以下です。
・ヒップホップソウルとラヴェルとコナコースト(キタサンブラック)。
・シンリョクカ(サトノダイヤモンド)。
・リバティアイランドとドゥーラ(ドゥラメンテ)。
シンリョクカは秋華賞に出走したらもちろん買います。
未来の競馬界では、リバティアイランドは伝説級の競走馬として語り継がれているかもしれない。なので、ここは通過点かな。
それから、スクリーンヒーローが種牡馬引退となりました。銀幕のスターを連想させる、華のある馬名でした。お疲れさまー。
【余談〜今年の大河ドラマどうなった?】
さて、現在放送中の大河ドラマはそろそろ終盤に向かうにつれて、ダイジェストの様相を呈してきたような印象です。この前、家康一行の伊賀越えの回もありました。穴山梅雪と家康たちとの別れ(?)がどうしてなされたのかについては、ドラマ独自の解釈が示されていました。
(成城比丘太郎)