3行で探せる本当に怖い本

ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 ★★★☆☆ 」 一覧

人は何に恐怖するのか〜「成城のコラム(113)」

「コラム113」 「恐怖の正体」という本を読みました。 恐怖についてのエッセイ。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜秋が来た?】 本格的な秋が来たようなかんじの寒さです。近所では衣替えしようかと準備中の …

続殺人鬼カエル男ふたたび (中山七里/宝島社文庫 )

前作の直後から始まる正当な続編 引き続き刑法39条を問う オチは一発勝負 おススメ度:★★★☆☆ 前作も紹介しているが、今回は核心的なネタバレをしないようにしたい。以下の公式紹介文も前作の既読者が対象 …

異能バトルはスティーヴン・キングのなかで〜「成城のコラム(111)」

「コラム111」 超能力をもつ子どもたちの反乱。 世界中に広がる謎の組織とは。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜季節の変わり目】 涼しくなったかと思ったら暑くなり、色々と調整(?)が難しいことがありま …

『かわうそ堀怪談見習い』(柴崎友香、角川文庫)〜「読書メモ(90)」

「読書メモ090」 怪談作家へと転身するわたしに起こる怪異。 怪談というより、奇妙な話。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜怪談】 この夏には、少し怪談を聴きました。怪奇小説も少し読みました。ホラー関係 …

ミスター・メルセデス 上・下 (スティーヴン・キング・著/白石 朗・約/文春文庫)※ネタバレをさほど気にしない

キング初の推理小説という宣伝 少なくとも推理小説ではないような 現代的なテーマの心理戦 おススメ度:★★★☆☆ 前回(ジョイランド)の紹介の時に、続けて読むと宣言した作品。宣言通りに読んだのだが、感想 …

君たちはどう生きるか(映画/宮崎駿監督) ~(注)ネタバレあり~原作レビュー付き

宮崎駿監督の別れの挨拶 にしては長すぎるし、別れてない 次の一作もある!? おススメ度:★★★☆☆ お久しぶりです。管理人のきうらです。この2ヵ月余、ホラーや色んな創作物を読んでいたが、感想を書くパッ …

『酷道大百科』(鹿取茂雄・編著、実業之日本社)〜「読書メモ(88)」

「読書メモ088」 ヒドい国道ゆえに愛おしい。 残る酷道、消える酷道。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況〜読書】 先週末からtwitterが全くといっていいほど見られなくなりました。なので、今までtwi …

最近読んだ小説【2023年6月】〜「読書メモ(87)」

「読書メモ087」 芥川賞作品を読みました。 震災後の世界。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 梅干し作りをはじめました。まずは塩漬けです。うちのところは紫蘇を多目にいれます。なので、しそ漬梅みたいに …

『狼の幸せ』(パオロ・コニェッティ、飯田亮介・訳/早川書房)〜「読書メモ(86)」

「読書メモ086」 山岳小説。 イタリアンアルプス近郊での出会いと別れ。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 どうやら梅雨入りしたようです。そして、梅の実を買いました。今年の梅干し作りに向けて私も何かを …

『日本幻獣図説』(湯本豪一、講談社学術文庫)〜「読書メモ(85)」

「読書メモ085」 幻獣とはなにか。 メディアにあらわれた幻獣たち。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 暑い、というのが近況です。今日は、日傘をさして歩いていても、軽い熱中症になりそうな暑さでした。と …

『うんこ文学』(頭木弘樹・編、ちくま文庫)〜「読書メモ(082)」

「読書メモ082」 うんこにまつわる文学作品。 人も動物も必ずする排泄。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 桜の盛りをすぎる前に、今年も桜の写真をスマホにて撮りました。タンポポも咲いているので、そのタ …

はじめの一歩(137) 〜ネタバレ感想

それでも読むか、読まないか ある意味完全に予想通り ウォーリーは負ける(予想) オススメ度:★★★☆☆ 【前説】 ホラー小説のレビューを読みに来たら、ボクシング漫画の感想が載っていた……と、いう気分だ …

最近読んだ本のことと、競馬のこと〜「成城のコラム(99)」

「コラム099」 シェイクスピアの新訳を読みました。 今週の競馬について。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 うちの近所の桜は、ようやく蕾があかく膨らんできております。今週末には開花するでしょう。あか …

2月の読書【2023年2月】〜「成城のコラム(95)」

「コラム095」 2月に買って読んだ本。 2月の競馬。 オススメ度:★★★☆☆ 【2月のこと】 今回の投稿は、2月最後の記事になるようですので、2月のまとめみたいなことを日常雑記風に書きます。 この2 …

亡者の家 新装版 (福澤 徹三/光文社文庫) 〜結末のネタバレあり・約1000記事突破の話

一昔前の消費者金融の話 業界モノとしても読める オチは賛否両論あるだろう おススメ度:★★★☆☆ 時は2005年付近。消費者金融の金利が年30%近くもあった時代の話。近いようで、もう結構昔の話なのかも …

今月買った本を紹介する【2023年1月】〜「成城のコラムー93」

「コラム093」 1月に買った本について。 12年前に読んでいた本。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 先週降り積もった雪は、今日になってもまだ白いまま、うちの家の裏に、うらみがましく残っております。 …

あの日読んだドストエフスキーを僕はまだおぼえている(成城のコラムー92)

「コラム092」 ドストエフスキーの新訳を読みました。 ステパンチコヴォ村での会話劇。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 雪降って、雪積もって、寒いなかウォーキングしました。そして、手が寒い。鍋焼きう …

今年の読書目標(成城のコラムー91)

「コラム091」 クトゥルー神話を読む。 その他の目標です。 オススメ度:★★★☆☆ 【近況】 年末に調子が悪くなったうちの家の洗濯機は、大丈夫でした。まだまだ働いてくれるでしょう。ありがとう。でも、 …

修羅の家(我孫子武丸/講談社) ※ネタバレあり・おまけ付き

テーマはマインドコントロール まずまず猟奇的だ 基本はラブストーリーなので注意? おススメ度:★★★☆☆ もしフツーの人が間違って何かの拍子にこの文章を読み始めたら、ここでストップしてほしい。以下、一 …

セイレーンの懺悔(中山七里/小学館文庫)※軽いネタバレあり

マスコミの存在意義を正面から問う 猟奇的描写はかなり少ない 社会派小説に近い感覚 おススメ度:★★★☆☆ (前説) 明けましておめでとう、とはいうものの、昨日と今日に何の境界も感じられない。年々季節感 …

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