- 「コラム049」
- 蚊の話
- 競馬(ジャパンカップ)
- オススメ度:特になし
【登場人物】
K:高校生。来月ライブあります。
私:寒いのでテンションあがりがちの人。
【ムダ話からはじまる】
K:先日はどうもです。今回も短い時間ですけど、よろしくです。
私:いえいえ。こちらこそです。私にも何かと得るところがあるのでね。
K:売ること?
私:得るです。獲得の得です。
K:な~るです。それより寒くなりましたねー。お身体大丈夫っすか?
私:まあまあっすよ。鍋がうまい季節になってきたのでメシがうまいですね。鍋焼うどんとか、おでんもうまいし。
K:リンゴとかミカンの季節でもありますね。何かと食欲がはかどります。
私:食欲がはかどる? リンゴはともかくみかんはまだ食べてないな~。それはいいとして、今日はまた小論文ということで、何を題材にしました?
K:今月は、「蚊」について書こうかと。というか、もうすでに書きおえたのです。
私:何の本を読みましたか?
K:これです。『蚊学入門』(緑書房)というものです。
私:へぇー、蚊ですか。どれどれ。なかなか面白そうな本ですね。それで、蚊について書くのはかなり難解では?
K:そう思ったんですけど、それほどでもなかったです。蚊の生態とかについて書きました。
私:なるほど。で、私に「蚊」の何について語れとおっしゃるんで?
K:蚊の思い出とかについて訊きたいんですけど。
私:いいですよー。それにしても、冬はもう近くまで来てるっていうのに、蚊とはこれいかに?
K:冬眠しない蚊もいるようです。チカイエカという蚊だったかな? 場所によっては冬でも飛ぶそうです。
私:へぇー。そんな蚊がいるんですね。知らなかった。で、私の思い出ですよね。なんだろうか。たいしてないような。小学生の頃に、わざと蚊に刺されることをしましたかね。草っぱらで、素足を出して蚊を何匹も止まらせてましたね。
K:えっ、それって、肌に蚊を止まらせて血を吸わせるのを見たってことですか?
私:今考えるとヤバいですね。
K:うえっ、そんなことよくやりましたね。
私:ですね。今はやらない方がいいかも。というか、やったらアカンですね。デング熱とかありますから。
K:バカなことやってたんですね。
私:そうですねー。小学生の時はほんとバカでしたから。というか、アホですね。
K:昔はアホだったと?
私:うーん、そうですねー。でも、小学生の頃からあまり本質は変わっていませんよー。だいたい今も同じですね。
K:へぇー。ところで、昔の蚊取り線香はどんなのでした?
私:今も使われてるやつとか、ブタの形のやつとかもありましたかね?
K:蚊取り線香の香りってどうです? 僕、あの匂いはそれほどイヤじゃないんです。
私:蚊取り線香の煙は私けっこう好きですよ。今でも、蚊避けよりも、ちょっとした薫りを楽しむために少し煙らせることがあります。
K:へぇー。
私:でも、量が多いとくさくなるんで、たくさん煙らせないようにしないと。
K:腐っても蚊取り線香ですね?
私:それは、草も生えない。
【バカバカしい話】
K:この前、幽霊とかについて小論文を書いたのですけど、変な話になりますが、蚊の幽霊ってありえます?
私:それは聞いたことないですけど、蚊の幽霊ねぇ。もしかしたら私にまとわりついてるかも。
K:幽霊が?
私:蚊の幽霊、蚊の霊、蚊霊、加齢臭…
K:ギャグとしてはくさいですけど、あなた自身はそれほどにおいませんよ(社交辞令)。
私:そうですか。
K:では、蚊の妖怪とか、蚊のオバケはどうです?
私:それはあると思います。調べてみてはいかが?
K:蚊のゾンビは考えられます?
私:ありえるでしょう。
K:蚊のゾンビってたとえばどんなものでしょうか。生き返るわけでしょ。でも、すぐに倒されてしまうから、蚊のゾンビってはかない存在ですかねー。
私:ですね。もしくは、生き返るってことは、仮死状態だったのかもしれません。蚊の仮死。蚊仮死。カカシ。蚊のカカシ。蚊カカシ。蚊の幽霊を可視化したのが蚊カカシかしらん。ところで、蚊のカカシってありそうですね。
K:ありですね。というか、それは蚊のオブジェってことですから、それはこの本にも載ってますね。
私:まあ、蚊のゾンビって不死の存在になるわけでしょ。不死と蚊って相性が悪いかなぁ。むしろ、吸血鬼のほうかな。蚊の吸血鬼。
K:確かに、蚊のボウフラって主に水たまりで生まれるわけですからね。流れる水が苦手(?)ってことは、ヴァンパイアの苦手なものと同じですね。
私:ヴァンパイアが流れる水を苦手ってことは、『ゆゆ式』にも出てきますねー。
K:あー、確かそうですね。『ゆゆ式』というと、登場人物がハンカチで虫を潰しますよね。あれって、蚊ではないですよね?
私:蚊ではないと思います。
K:でしょうね。ところで本書には、外国人が日本で蚊に刺されたら、きつい反応が出るケースがあるみたいですね。
私:あー、蚊の種類が違うからですか?
K:そうですそうです。
私:ということは、『きんモザ』の人たちも日本で蚊に刺されたらきつい反応が出るのかなぁ。
K:あー、それはあるかもですね。何日も赤い痕が残ってるかも。
私:蚊の反応もきついでしょうが、私の場合、ダニのほうがきついですね。かゆみもものすごいですし。
K:ダニですか。かまれたことないですけど。
私:かゆすぎて泣けてくるくらいですよ。もうほんま、めっちゃかゆいしヒリヒリするしで。
K:蚊のなくような声になるくらいかゆいんですね。
【競馬です】
私:今回は時間がないので、これで終わります。
K:ありがとうございました。さいごに競馬について教えて下さい。
私:先週には、マイルチャンピオンシップがありましたね。グランアレグリアのマイルでの切れ味はやはり偉大でした。春の大阪杯を使わなかったらマイルG1完全制覇だったかもね。シュネルマイスターは、外枠ならグランに迫ってたかも。でも、グランを差すことはできなかったと思います。この二頭だけが強かったような気がします。
K:グランアレグリアは確かに強かったです。次世代はどの馬がマイル路線を引っ張っていくのでしょうか?
私:やはりシュネルマイスターかなぁ。でもマイラーなのかなぁ、シュネルマイスターは。あとは、ソダシがどの路線にいくかですね。ソングラインは、東京マイルは強そうです。いずれにせよ、現3歳世代がマイル路線を引っ張っていくでしょうか。
K:今週末は、ジャパンが出走予定のジャパンカップです。
私:コントレイルが1番人気でしょうけど、もちろん買います。それから、キセキも買います。個人的には、このレースを狙ってきたシャドウディーヴァを2番手3番手あたりに考えてます。それと、外国馬はそれほど人気にならないだろうからこれも買います。
K:上位人気の日本馬は消すと?
私:何頭かは消そうかなと。まあ、コントレイルのラストレースですからね。三冠馬に恥じないレースを見たいです。
K:それはそうですね。というわけで、これにて帰ります。来月にはライブがあるので、その練習があるもんで。
私:そうですか。ライブがんばってください! 心の中で応援しております。
K:ありがとうございました。がんばるます。ではさようなら。またお願いできますか?
私:いつでもどーぞ。来週でいいですか、来週よろしくっ! あっ、帰るの速いなー。
(成城比丘太郎)