- 「コラム070」
- 怪奇幻想ものから文学まで。
- ミステリ要素もあり。
- オススメ度:特になし
【はじめに(近況)】
今日は少し暑くて、そういう時は買ってきたキュウリのぬか漬けをよく食べます。ぬか漬けの虜です。あとは、すももの虜。そして、知り合いからもらったゴーヤと庭でできたトマトの虜です。トマトは切ってスープか味噌汁に入れてます。
さて、Twitterで、「私を虜にした怪奇幻想小説10選」のタグがあります。私も色々考えましたので、書きたいと思います。まずは、国内編です。ミステリ要素が強めな作品もあります。海外編も考えてますので、近日中には書きたいと思います。
【私を虜にした怪奇幻想小説〜国内編】
安部公房『砂の女』
古井由吉『眉雨』
埴谷雄高『死靈』
吉田知子『お供え』
竹本健治『匣の中の失楽』
奥泉光『ノヴァーリスの引用』
山尾悠子『ラピスラズリ』
多和田葉子『飛魂』
栗本薫『グイン・サーガ』
上田秋成『雨月物語』
(補欠)村上春樹『羊をめぐる冒険』
他にも、江戸川乱歩とか、夢野久作とか、小栗虫太郎とか、谷崎潤一郎とか、稲垣足穂とか、小泉八雲とか中井英夫などもいれたかった。京極夏彦はどうしようかなと思ったけど最近読んでませんので選外です。
【簡単な解説】
基本的に、暗めの小説ばかりです。
来年は確か安部公房の没後30年です。ということは、もうすぐ生誕100年にもなるのです。今でも公房作品が読まれているようなので嬉しい限りです。私もこれからもずっと公房作品とは長い付き合いになりそうです。
ほんで、古井由吉作品も長く読み続けるでしょう。世間一般でも、なるべく長く読み継がれてほしい。
グイン・サーガの、その初期のころの文体に、私は影響を受けました。
【余談】
さて、グイン・サーガのアニメ続編はあるのだろうか?(たぶんない)
この中でアニメ化するなら、やはり雨月物語でしょうか。(日本昔ばなしみたいなかんじ?)
(成城比丘太郎)