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★★★★☆ コラム

読書の秋2023【光文社古典新訳文庫】〜「成城のコラム(115)」

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  • 「コラム115」
  • 読書の秋〜光文社古典新訳文庫編。
  • ドラキュラの新訳でました。
  • オススメ度:★★★★☆

【近況〜栗拾い】

最近、栗の採取のために崖を登り降りすることがあるためか、普段使わない足腰の筋肉が少し凝るので、そこにロイヒつぼ膏とかを貼ってます。コリに効きそうです。コリほぐしのあとは、栗ご飯をほぐす。今年の栗はうまいです。栗ごはんに舌がよろこびます。というか、栗ごはん以外の栗の料理を知らない。

まあ、旬のものに感謝。

【どくしょのあき〜光文社古典新訳文庫より】

読書の秋ということで、今回は、「どくしょのあき」を光文社古典新訳文庫で行いたいと思います。

「ど」ドラキュラ/ブラム・ストーカー(唐戸信嘉・訳)

「く」クリスマス・キャロル/ディケンズ

「し」詩学/アリストテレス

「よ」幼年期の終わり/クラーク

「の」(該当書なし)

「あ」赤と黒/スタンダール

「き」菊と刀/ルース・ベネディクト

まずはじめに。光文社古典新訳文庫には、「の」からはじまるタイトルのものはないようです。個人的に調べた限りでは、見つけられませんでした。なので、読書の秋ではなくて、読書秋となります。どくしょあき。

さて、今月の新刊にて、『ドラキュラ』の新訳がでました。私はまだ読んでません。最初に読んだドラキュラ(平井呈一訳)の印象が強いので、この新訳の出来がどんなものか、多少不安です。まあ、そのうち読んで感想をどこかで言います。

『クリスマス・キャロル』はまあまあです。クリスマスにかけてのこの時期に読んでみてもよいかも。ページ数は少ないので。

アリストテレスの『詩学』は、創作をしている人には読んでもらいたいと思う秋の日。この光文社古典新訳文庫の解説はよいです。

『幼年期の終わり』は必読です。光文社古典新訳文庫版はよかったです。

『赤と黒』は面白かったですけど、この版を読む必要はないかも。

『菊と刀』はどの版でも読んだことはありません。一応、いつでも読めるように本棚には置いてます。でも、あまり食指が伸びないんだよなぁ。

余談。光文社古典新訳文庫に必要なタイトルは、「の」からはじまるものでしょう。ところが、「の」からはじまる古典(?)はそれほど多くありません。まあ、もし新訳を出すなら、『ノートルダム・ド・パリ』あたりかなと思います。

『野菊の墓』も「の」から始まる書名ですが、新訳する必要はないですなぁ。

【菊の季節に〇〇が満開】

先週の秋華賞は、リバティアイランドの完勝、というか楽勝でした。2着馬はよい追い込みをみせました。この2頭だけが強かった印象です。

そして、今週は菊花賞です。今回はクラシックの勝ち馬が出てくる予定です。ソールオリエンスは、前走で本番に向けての競馬ができたと思います。タスティエーラは菊花賞直行がどうでるか。タスティエーラはここを使って次(香港あたり)を狙ってるのかも。

菊花賞を本当の本当に本気で狙ってきてる有力馬は、サトノグランツとかハーツコンチェルトあたり。ファントムシーフもかな。サトノグランツは以前からの本命候補ではありますので、今のところ本命候補です。枠順によっては変わるかもですけど。菊花賞も秋華賞同様、京都の芝は内枠がまだよさそうか。

ひと昔前なら、長距離を使ってきた馬が菊花賞で好走するケースもあったんでさ。メジロマックイーンとか。そんなメジロマックイーンを母父にもつナイトインロンドン(父グレーターロンドン)が、何気に注目です。何が逃げるかにも注目ですね。

さて、菊花賞にも、アニメ・ウマ娘関連の産駒が出てくる予定です。種牡馬でいうと、キタサンブラック、サトノクラウン、ドゥラメンテ、サトノダイヤモンド。この中で、ドゥラメンテ産駒は菊花賞向きではないという印象です。とはいえ、ドゥレッツァは面白そうな馬だし、シーズンリッチは馬名の意味的に旬だし。シーズンリッチとは、うまそうな馬名です。

さて、ここまで書いてきて、ほとんどが関東馬だと気付きました。関東馬vs関西馬という構図にも注目です。登録馬十七頭のうち、九頭が関東馬です。こんな菊花賞は過去にあったのかなぁー。

さらなる余談。

関東と関西というと、おでんの違いがあります。そろそろおでんの季節です。昨日食べました。大根こんにゃくすじ肉ジャガイモサトイモさつま揚げ玉子。銀杏も入れるときがあります。

(成城比丘太郎)


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