3行で探せる本当に怖い本

ホラーを中心に様々な作品を紹介します

「 読書メモ 」 一覧

コンパス・ローズ(アーシュラ・K・ル=グウィン、越智道雄[訳]/ちくま文庫)~読書メモ(31)

読書メモ(031) 人生の指針となりうるかもしれない20の短篇 SFとファンタジーと文学の融合 おススメ度:★★★☆☆ 昨年亡くなったアーシュラ・K・ル=グウィン(Le-Guin、1929-2018) …

増補-死者の救済史(池上良正/ちくま学芸文庫)~読書メモ(29)

読書メモ(029) 「苦しむ死者、うかばれない死者」の対処法 「憑依」概念を捉えることの難しさ 個人的興味深さ:★★★★☆ 「供養と憑依の宗教学」という副題。2003年に角川選書より出されたものの増補 …

現代の地獄への旅(ディーノ・ブッツァーティ、長野徹[訳]/東宣出版)~読書メモ(28)

読書メモ(028) ブッツァーティ未邦訳短篇集第二弾 日常に潜む陥穽と幻想と おススメ度:★★★★☆ 【はじめに】 本作品は、一年ぶりのブッツァーティ短篇集。内容は、変身譚・復讐譚・昔話のようなノリな …

最近読んだ本【2019年1月】~読書メモ(27)

読書メモ(027) 1月に読んだ本 オカルティズムから、新書にSFまで おススメ度:それぞれ 【はじめに】 今年から、1ヵ月ごとに1回、まとめ記事を載せます。1ヶ月に読んだ本の中から感想を書けるものだ …

日本の幽霊(諏訪春雄/岩波新書)~読書メモ(26)

読書メモ(026) 日本文学にみる古代から近世までの「幽霊」観念 幽霊は死者というものの記憶装置 おススメ度:★★★☆☆ 本書は、日本において「幽霊」という観念がどのように生まれたのか、またそれがどの …

最近読んだ本などについて~読書メモ(024)

「読書メモ」~(24) 読んだ新書について ゾンビランドサガについて少し おススメ度:特になし 斉藤美奈子『日本の同時代小説』(岩波新書)を読んだ。だいたいにおいて、予想通りの内容だった。その内容とは …

日本美術とゾンビランドと化した佐賀~読書メモ(23)

『闇の日本美術』をちょこっと紹介 ゾンビランドサガについて 戦国武将・鍋島直茂について おススメ度:★★★☆☆ 【はじめに】 今回は、最近読んだ本の簡単な紹介と、現在放送中のアニメについて簡単な感想を …

とある10月の読書日録-その他~読書メモ(021)

読書メモ(21) 戦後日本の右翼に関する本を読む とあるブックガイド番組と、東京ジャズをみる おススメ度:特になし 【読書日録から】 (10/12・金曜日)『「右翼」の戦後史』(安田浩一・著、講談社現 …

楠瀬良『サラブレッドに「心」はあるのか』(中公新書ラクレ)  ~ 読書メモ(009)

読書メモ(9)です。 サラブレッドのことが少しは分かる。 競馬をはじめたばかりの人に。 オススメ度:★★★☆☆ 本書の著者は、「農学博士・獣医師」です。「JRA競走馬総合研究所」において、競走馬の心理 …

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