追悼

野田知佑さんへ、短い追悼(2022年3月30日)※4/24一部修正追加

投稿日:2022年3月30日 更新日:

カヌーイスト・作家の野田知佑さんの著書を私はアイキャッチに使用した著書以外ほとんど読んでいない。それでも衝撃的だったのは椎名誠氏の盟友として著書で何度も読んで知っていたからだ。

人間の記憶は死んだ瞬間に霧散すると私は考えている。逆引きして死はそれに至る過程を除けば、恐れなくていい。ただ人間は他人に価値を付与できる。野田氏は私の中で椎名誠の永遠の友達としての大きな価値を持つ貴い記憶だった。

椎名誠もいい年齢だ。その著書は全ての作家の中で一番多く繰り返し読んだ。昭和軽薄体。そんな椎名氏も私より先に訃報を聞く可能性が高い。価値ある記憶が過去となる。それは痛みとは言えないが、かといって幸福とも程遠い。悲しくはない。ただ現在が過去に置き換わるだけだと知っている。

椎名誠の長男は野田知佑さんの愛犬から「岳」という名前になった(※実際は逆です。詳しくは文末参照)。著者の自伝的小悦「岳物語」シリーズに詳しい。一方、私は私のいない世界を想像する。誰の記憶に残ろうか。そんなことは全く心配はしていない。真の死の痛みはいつも生者の中にしか存在しないのだから。

野田さんが与えてくれた世界の幅に感謝を込めて。

(きうら)

※私の誤りで、実際は椎名誠氏の「岳」さんの方が先で『岳さんの「手足が太くて逞しい」「飯を食う前と食った後に糞をする」等が似ていると云うことで野田さんが名付けました(コメント/北海道のオッサンさんより)』とのご指摘を頂きました。大事なことを間違ってしまい申し訳ないです。

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執筆者:


  1. 北海道のオッサン より:

    残念です
    お歳もお歳ですから仕方がないですが

    因みに「ガク」の名前は岳さんが先です
    岳さんの「手足が太くて逞しい」「飯を食う前と食った後に糞をする」等が似ていると云うことで野田さんが名付けました

    • きうら より:

      ご指摘ありがとうございます。昨晩も返信を記したのですが、どうも酔っぱらって操作を間違えたようで……。

      元記事に修正文を掲載させて頂きました。大事なところを間違えて本当に色々申し訳ないです。

      こんな誤りばかりのサイトですが、今後もお付き合い頂ければ幸甚に存じます。

      (きうら)

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