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夏が終わったのに、あえて夏アニソンを聴く(成城のコラム―21)

投稿日:2020年9月11日 更新日:

  • 「コラム21」
  • 夏が来たら聴きたいアニソン
  • 来年の夏に向けて
  • オススメ度:特になし

先日、「アニメソング総選挙」という番組を観た。感想はとくにないけど、ひとつ思ったのが、こういったランキングを10年後にとったら、鬼滅の刃は何位に入るだろうかということ。エヴァはまた上位だろが、鬼滅は残っているのか。まあ、化物語が入ってたからたぶん上位に入ってるかもしれん。

というわけで(どういうわけで?)、個人的に夏に聴きたいアニソンを適当に書きます。まあ、夏じゃなくても聴いてますが。あと、「鳥の詩」みたいな有名なのは、いれないでおきます。

・「イカアイス食べなイカ?」(『侵略!イカ娘』)
〔2010年代前半に、もっともイカして、イカれて、いい加減だった愛すべきキャラクター、それがイカ娘。今はほぼ忘れられたキャラの、そのキャラソン。「イカアイス」とは何なのかだけど、パピコみたいなやつを、イカ娘の形にしたらおもろいかも。海の家レモン、今年の夏は営業できてないかな〕

・「夏待ち」(『ARIA二期』)
〔この曲は、夏が来る前の5月あたりに聴いて、来るべき夏を想って聴くのが最高にイイ。来年の5月まであと8ヶ月くらいあるけど、それまでに新型コロナウィルス騒動が収まっていたらいいですね(そーですね)〕

・和田加奈子「ジェニーナ」(『きまぐれオレンジ☆ロード』)
〔1980年代のオシャレなJポップスの影響は、アニソン界にも及んでいた。とくに80年代後半のアニソンのオシャレさは異常。そのなかで、『きまオレ』関連の楽曲はその集大成。作品に寄りかかりすぎずに、作品の世界観を十二分に表現していた。現在のアニソンシーンにつながる、ひとつの雛型ではないかと思う。本当に『きまぐれオレンジロード』の歌は、どれもオシャレなうえに、今なお全く色褪せない。とくに、この「ジェニーナ」は、30年経ってもおそろしいほどに新鮮に聴くことができる。ほんで、聴くたびにいつも、曲調の切なさに胸が押しつぶされそうになる。ということは、30年間ずっと胸がえらいことになってるので、だいぶ寿命が削られただろう。でも、この歌に出会えなかった人生は考えられない。そういうアニソンは他にもあるけど、『きまオレ』楽曲ほどのものはなかなかない。現在のアニソンシンガーさんはみんな歌がうまいし声も出てるけど、和田加奈子のようにもうちょっと余裕のある歌いかたもしてほしいような〕

・「世界でいちばん熱い夏」(『八月のシンデレラナイン』)
〔30年経って新たに生まれ変わった夏の歌。声質がちょっと軽くなった感じだけど、アニメ本編での使われ方がとてもよかった。今までだと、プリプリが砂漠みたいなとこで歌う映像だけが頭に浮かんでたけど、これからはこのアニメのことも連想するでしょう〕

・「君にWoo・・・!」(『よろしくメカドック』)
〔エンディング映像の気だるさが夏の陽炎を思わせて、曲調はなんか夏の夕方って感じ。ほんとにオシャレ。どこかビリージョエルを思わせなくもない。カラオケで歌ってもアニソンとはばれないかも〕

・「SPLASH FREE」(『Free!』)
〔これまたカラオケで歌いたいと思いながら、機会を逸して歌わずじまい。何人かで、大熱唱できる時がくれば、えーですな(さいですな)〕

・「Can’t You Say」(『恋と嘘』)
〔これまたオシャレな曲で、それでいてボーカルにせつなさをひしひしと感じる。アニメの内容とりわけ主要キャラの心情を妄想しながら聴くと、さらにジーンとする。近年のアニソンでは、一番切なくなる。この曲は、「短い夏が終わってく」この時期に聴きたいですな。〕

・I-1 Club「リトル・チャレンジャー」(『WUG』)
〔登場人物がこれを歌っているのを、はじめて劇中でみたとき、なんとなくAKB48の夏の歌を連想したので、夏の歌になった。あと、なぜか酒井法子の「夢冒険」も連想した。この曲は、ふたりのトップアイドルの、新たなステージに向かう転機となった重要なもの。このふたりのチャレンジャーの精神は、『新章』において誕生した三人の少女たち(RGR)に受け継がれているはずきっとたぶん。そう考えると、つながっているはず(何が?)
この曲は、ライブで色んなグループが歌ってるけど、ほんと、ファン(ワグナー)の「好きだよ、好きなんだ」の叫びを聞くと、いつも感動する。〕

・安野希世乃「ぼくのヴィーナス」
〔これはアニソンではないけど、ブラスアレンジが秀逸なので挙げておきます。ブラスが入ったアニソンはあるけども、この曲ほどに、ボーカルを邪魔せずにそれでもボーカルに寄り添ってポップな感じに導いているものは近年のアニソンにはなかった。これくらい気の利いたアニソンを聴きたい。てか、この曲はアニソンじゃないけども〕

(成城比丘太郎)


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